2009 SEG

新中1(現小6)英語多読 プレ春期講座受講生の声

「中1英語多聴多読入門」は、 易しい洋書絵本をCD付の発音に合わせて音読し、やさしい洋書絵本をCDを聞きながら読書をする2時間半×3日間の講習です。 春期から始まる「中1多読α」では、外人の先生による文法+会話が加わりますが、多読の指導は、どのクラスも個別指導が中心となりますので、英語が全く初めての人でにも、英語が既習の方でも、満足できるクラス運営となっています。中1のどのクラスも初期は、ORT(Oxford Reading Tree)を中心に読みますが、ORTだけでなく幅広い本を使って多読指導をするのがSEG多読クラスの特徴です。

2月23日に終了した「中1英語多聴多読入門」の受講生の生の声を紹介します。

アンケート集計総数15名(=最終日出席総数)

Q1 洋書の絵本の内容は良くわかりましたか?    良く分かった 71% 
Q2 洋書の絵本の読書は楽しかったですか?     楽しかった  64%
Q3 洋書の絵本の読書は難しかったですか?     難しかった  14%
Q4 思ったよりたくさん読めましたか?          読めた    57%
Q5 思ったよりたくさんよめませんでしたか?      読めなかった 0%
Q6 簡単すぎましたか?                  簡単すぎた   0%
Q7 もっと洋書の絵本を読みたいですか?       読みたい   79%
Q8 もう洋書の絵本は読みたくないですか?      読みたくない 0%
Q9 分かる英単語が増えたと思いますか?       増えた    79%
Q10 分かる英単語が増えなかったと思いますか?  そう思う    0%

と、言う結果でした。7割の人が良く分かったけれど、楽しいと答えた人が6割と低めだったのは、
英語が本当に初めてだった子に読める本は、内容的には幼稚だと思ったためだと思われます。
(ちなみ、本当の初心者が7名、すでに、YL0.5程度の絵本が読める既習者が8名でした)
でも、もっと読みたいといった方が、8割だったので、授業としては成功したと思っています。
読めば読むほどもっと読みたくなるのが多読の授業なのです。

読んだ洋書の冊数は、平均で95冊、読書語数は、12058語でした。
英語が初めての生徒さんで、5000語程度の読書、英語既習者の方の読書量は、15000語程度でした。

それでは、受講生の一押しの本を紹介します。

気に入った本の題名 シリーズ あらすじ 気に入った理由
Hickory,Dickory,Dock Cambridge Storybox ネズミが時計のまわりを回っている所をネコが見つける。 とてもリズムがとりやすく、面白かったから。
The Three Little Pigs Ladybird 三匹の子ブタたちがそれぞれ家を作るが、オオカミが現れ、三匹を食べようとする・・・・・・。 日本語で書いてある本を何回も読んだことがあるので、内容をしっかりとつかみながら読めたから。
Winnie at the Seaside Winnie the Witch (OUP) Winnieがいろいろなことをする。 面白かったから。
Jack and the Beanstalk PCR (Cengage) ジャックがマメの木を登って巨人の所へ行くお話です。 知っていた本が英語で読めたから。
The Gingerbread Man Ladybird The Gingerbread Manがどんどん逃げていき、結局オオカミに食べられる話。 歌が面白かったから。
Naughty Children Cambridge Storybox いたずら好きなこども達の話 Oh, no! の音の所
Sindbad the Sailor PCR (Cengage) シンドバッドが冒険する。しかし、様々な災難に会う。 もともと好きだった。アドベンチャーや冒険ものが好きだから。ほどほどに難しくて面白い。
Winnieシリーズ Winnie the Witch (OUP) 魔法を使いながら面白いことをするWinneが主人公の楽しい絵本です。 効果音がリアルで面白いし、絵もかわいいし、成り行きがわかりやすいのでなんとなく本の内容がわかって面白いから。
Winnieシリーズ Winnie the Witch (OUP) 魔女が魔法を使って様々なことをする。 内容も好きだけれど、効果音にもはまりました。
Kaori and the Lizard King Scholastic ELT Level 0 Lizard King の陰謀にかおりがたちあがる 文が長くてもマンガ系なので読みやすい!
■マンガ系で音声がついているものは少ないんです。
The Gingerbread Man Ladybird おばあさんの家を逃げ出してきたジンジャーブレッドマンがキツネに食われる。 ジンジャーブレッドマンの独特のあの「歌」がおおいにうけました。
The Three Little Pigs PCR (Cengage) 子ぶたがオオカミを家を壊したので殺し、その後リフォームした話。 前(日本語)で読んだ3匹の子ぶたと似ていたから。
The Gingerbread Man Ladybird Gingerbreadが逃げ出し、最後は食べられてしまうというお話。 歌が面白かったうえ、Gingerbreadがかわいかったから。
I Don't Wwant to Go to Bed Little Tiger Press トラの子どもが一人で出かけ、迷子になる。でも最後には(何かサルみたいなのに)連れられて、母トラに会える。 簡単すぎず、難しすぎないところ
Jack and the Beanstalk PCR (Cengage) 貧乏だったジャックが豆の種を植えたことで金持ちになる話。 日本語で読んだことのある話を、英語でも楽しく読めたから。

生徒さんのコメントとそれに対する回答を紹介します。

コメント
SEGには色々な本があり、最初は驚きました。また、気に入った本がたくさんありました。
久しぶりに英語をやってみたが、すごく楽しく本が読めた。進んで本をどんどん読めるようになったことが自分でもすごいと感じている。
たくさん英語の本を読みたい。
「めざせ100万語」とあるが、100万語も読めるか心配です。
■大丈夫ですよ。多読(辞書を使わない英語読書)に慣れれば、中1の後半から、毎週1万語は読めるようになります。
 そうすれば、100週間=2年間で100万語です。 実際、現在の中1生の1年間の平均読書量は、約30万語です。
 中1で一番たくさん読む子は、帰国生で1年間で200万語、海外経験の無い子で100万語位読みます。
自分の好きな本を読めるということはいいことだと思います。本の内容がなんとなくわかるようになりました。すごく楽しかったです。
私は今まで問題集みたいなのでしか英語を学んだことがなかったけれど、ここで絵本とCDで英語を学んだことで、本当の英語の楽しさがわかったと思う。
■全くそうですよね。読めるようになれば、さらに楽しくなりますよ。
英語を読むのは想像していたよりは楽。
楽しかったです。
英語の本の多読は、始める前は「難しいかも」とか思っていたけど、始めてみるととても楽しく、これからも続けられそうだと思った。
ただ読むだけでも、意味の分かる単語が増えるものだなと思った。
■それが、本来誰でも持っている言語の習得能力なのです。辞書を引きすぎると、この本来の能力が弱ってしまうのです。
いろいろな本が読め、楽しかったです。
もう少し本をたくさん貸してほしいと思います。
■一気に大量の本は貸せませんが、読み終わったら、追加で洋書を借りることができます。
この生徒さんには、読み終わった頃に本を追加で送ることになりました。
休み時間、5分くらい延ばしてくださいな(笑)。
■15分はあったんですけど、、1回の休みだと、ちょっと小6生にはきつかったかもしれませんね。