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Wives of Henry the Eighth and the parts they played in history, The | ||||||
Martin A. S. Hume | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 139,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Nonfiction:自伝・人物紹介 , 歴史, 総ページ/ページ, メディア/書籍:ISBN (), 言語/English, 価格/0 US$, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/その他, 主対象年齢/ , 初版発行年/1905, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
Project Gutenberg #32813
タイトル通りの内容で、キャサリン・オブ・アラゴンがヘンリー8世の兄のアーサーと結婚した時の国際事情から始まり、歴史を追いながらそれぞれが何をして、何が起きたのかを書いている。 最初の方では、通説(未だに通説かもしれない)と違い、キャサリンが敬虔で翻弄された哀れな人ではなく、充分に自分でも行動したり発言したりしていること、義理と実の父親二人の板挟みになりつつ、きちんと自分の意志を通したが、二人に劣らず良識はないこと(自分を苦しめているのでどんな人柄かわかっている義理の父を実の姉に再婚相手として推薦)など書いてある。 出来事の羅列ではなく、著者がどう解釈したか書いてあって面白い。今まで読んだ伝記は事実は書いておくので解釈は自分でという意味なのか、長々書いてある割りに著者がどう考えているかわからない(でも全部の資料を載せられない以上、資料を選んでいる時に確実に著者のバイアスはかかっているはず)という責任回避ではと疑うものだったが、この著者ははっきり書くらしい。【柊】 |