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Enfants d'Alexandrie, Les | ||||||
Françoise Chandernagor | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★ |
シリーズ名 | La Reine Oubliée 1 |
総語数 | 87,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:歴史, 総ページ/400ページ, メディア/書籍:ISBN 9782253177401(2253177407), 言語/French, 価格/7.6 Euro, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/ , 初版発行年/2011, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
「私」は悪夢を見ていた。流血、叫び声、騒動、赤い兵士。そのさなかにいるのは王女らしい一人の少女。叫び声を語学に詳しい友人に話すと、古代ギリシャ語とわかる。意味はReine des rois。それは、アントニウスがクレオパトラに与えた称号だった。では、少女はクレオパトラの娘なのだ。彼女は何を訴えたいのか?
クレオパトラには4人の子どもがいた。カエサルとの間のカエザリオン、アントニウスとの間に双子で、双子の太陽神と月の女神の名前のついたアレクサンドロス・ヘリオスとクレオパトラ・セレネ、その下にプトレマイオス。セレネが2歳半で話は始まる。幼い彼女は、あまり会わないためもあり、Reineが自分の母親だということは知らない。プトレマイオス王朝の慣例で、ヘリオスと結婚して統治することは知っている。しかしある日、カエザリオン(彼は自分は母親と結婚すると思っている)が年の離れた弟妹をからかいに来て、セレネを「クレオパトラ」と呼ぶ。幼いセレネに与えられた贈り物は三つ。「王冠」、それが来た土地の「マウレタニア(アフリカだが、現モーリタニアとは別)」という地名、彼女自身に「クレオパトラ」という称号。歴史を知っていると、非常に意味深。【柊】 |