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Barking up the wrong tree | ||||||
Eric Barker | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 73,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/Harper Collins USA,
種類/一般,
ジャンル/Nonfiction:自然科学 , 歴史,
総ページ/ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780062416049(0062416049),
言語/English,
価格/1.94 US$,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/その他,
主対象年齢/ , 初版発行年/2017, 備考/Kindle版ASIN: B01KT104RI |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する」 備考:エリック・バーカー、2017年、飛鳥新社 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
副題the surprising science behind why everything you know about success is (mostly) wrong
2009年、アメリカ横断自転車レース(何日もかかり、どこでどれぐらい休憩を取るかは選手の自由)で優勝した選手は、妄想のために休憩を拒否し、そのためにライバルに大きな差をつけた。グレン・グールドはクラシックのピアニストとして有名だが、ノイローゼのためにコンサートをやめた。 時により、エキセントリックと言うより、少し何かに取り憑かれた天才が、普通の人を大きく上回る成果を上げることがある。貧乏人ならどうかしていると言われることが、天才や大富豪においては独創性と呼ばれる。ただし、上手く行かないと犯罪者になったりもする。 また、大統領や首相もどこかおかしな人がなることがある。ヒトラーと戦った当時のイギリスの首相のチャーチルは、優等生的な政治家ではなく、イギリスが攻撃されることへの強迫的な妄想があり、そのために、当時の首相としては最適任者だった。このように、フィルターにかけられていない、裏口から入ってきた指導者が力を発揮する場合もある。もちろん、とんでもなくひどい失敗例にもなりうるが。 このように、極端な例を考察し、どれぐらいでバランスをとれば成功できるかということを考え、具体的なアドバイスまで持って行く本。【柊】 |