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Catherine II : Un âge d'or pour la Russie | ||||||
Hélène Carrère d'Encausse | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 120,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Nonfiction:自伝・人物紹介 , 歴史, 総ページ/656ページ, メディア/書籍:ISBN 9782818502136(2818502136), 言語/French, 価格/12.2 Euro, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/ , 初版発行年/2002, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「エカテリーナ二世 十八世紀、近代ロシアの大成者」 備考:エレーヌ・カレール・ダンコース、藤原書店、2004年、上下巻 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
ロシアのエカテリーナ2世の伝記。
ピョートル大帝の時代から説明してある。ピョートル大帝の死後、跡継ぎ問題はもめ、ピョートルの二番目の妻で平民だった女性がエカテリーナ1世として即位。その後ももめ、いったんはピョートルの異母兄の家系に王位が飛ぶ。その後、ピョートルの娘のエリザベータがクーデターで即位していったん落ち着く。この辺りの激動は、ヨーロッパの王位継承とはひと味違う趣がある。 エリザベータは、ドイツの甥、のちのピョートル3世をロシアに呼び寄せて跡継ぎにしようとしたが、ピョートル3世はロシアの仇のスウェーデン国王となるべく教育されており、生涯ロシア的なものを嫌った。 エカテリーナ2世はピョートルの従妹でロシアとは関係ないドイツ人だったが、ピョートルと結婚したのち、エリザベータにそっくりのクーデターでの即位を果たし、すぐに退位させられるとの大方の予想を覆し、30年以上も統治し、大帝と呼ばれるまでになった。その道筋をたどる。 著者はレーニンやスターリンの時代までを書くロシア専門の歴史家で、参考文献の多くはロシア語書籍。【柊】 |