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My Man Jeeves | ||||||
P. G. Wodehouse | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Jeeves |
総語数 | 62,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:古典 , 喜劇・風刺, 総ページ/ページ, メディア/書籍:ISBN (), 言語/English, 価格/0 YEN, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/その他, 主対象年齢/ , 初版発行年/1919, 備考/Project Gutenberg他で無料ダウンロード可 |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
語り手のBartie Woosterは何かイングランドに居づらい事情があり、一時的にアメリカで暮らしている。前の巻で何かあったらしい。友達の相談に乗るにも、服を決めるにも、従者のJeevesに聞けば解決だ。例えば、結婚したい人がいるのだけれど、その女性が自分が選んだ人でないというだけで怒る伯父がいる。どうしたら良いか? Jeevesはあっさりと、伯父の知り合いにして、伯父から勧めさせるという方策を考えてくれた。そのための具体的な手段もだ。
Jeevesがどういう人間かというと、駅にいる熟練の駅員で、「どこどこに行きたいんだけど」と言えば、立ち止まることすらなく即座に「何時にどの列車に乗って、どこでどう乗り換えです」と答え、しかも間違えることない、そういうタイプの人間がいるだろう、それと同じだ、と。 Reggie Pepperの作品がまざっている。これはJeevesのいない時のBartie(おお怖っ!)という感じ。友人が妻の誕生日を思い出さない限り、妻が帰ってきてくれない。しかし、友人は何もかも忘れるたちで、季節すら覚えていない。二人は前回の誕生日祝いの際に見に行ったものを、その劇場でやっていた日を調べると同時に、誕生日占いの本を12ヵ月分買い込む(ダメじゃん)。 読んでいるこちらが心の中で次々ツッコミを入れてしまう、ほのぼの喜劇の短編集。ただ、最後の最後に作品から特大のパンチがお見舞いされることがあります。【柊】 |