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Fire and Fury : Inside the Trump White House | ||||||
Michael Wolff | ||||||
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YL(平均) | 7.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 194,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Nonfiction:自伝・人物紹介, 総ページ/ページ, メディア/書籍:ISBN (), 言語/English, 価格/ , サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/その他, 主対象年齢/ , 初版発行年/2018, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「炎と怒り トランプ政権の内幕」 備考:マイケル・ウォルフ、早川書房、2018年 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 9.0 |
著者はホワイトハウスで、壁についたハエのように無視される存在になることに成功した。様々な会話を見聞きし、様々な人にインタビューした。
広報担当者は「大統領選が終わったら」自分はニュースキャスターになれると思っていた、いくつかの局の打診もしていた、というところから始まって、みんながみんな、負けたら顔を売って自分はキャリアの次の道に進めると思っている。トランプさえも商売の都合上有名になりたいと側近に相談したら「大統領選に出て負けるのが一番だ」と言われたからやっていた。これで「無事に負けたら」ヒラリーにいじめられたトランプですと、どこへ行っても言えると思っていた。「負けるに決まっている」というフレーズが何度も出てきて、普通は大統領選には身綺麗にしてから出る、とか、貧困や格差にあえぐサラリーマン層に億万長者が共感を得られるわけがないとか、本人か側近が国際政治に詳しくないといけない(逆に言うと、負けるつもりだったから誰も詳しい人を入れてない)とか、負ける理由がとにかく沢山並べ立ててあって、それが全部、陣営全体の共通認識みたいに書いてある。 でも、トランプ大統領が一番怒ったのは多分、トランプは頼りにならない看板で、バノンが総司令官で全部やっているみたいに書いてあったところでしょう。そして、大統領当選がわかった瞬間トランプは「幽霊を見たような顔をした」というところでKindle試し読みは終わりました。なんだか、無料の試し読みで、知りたいことは全部わかった気がします。私は買いましたが。【柊】 |