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Anatomy of Story, The : 22 Steps to Becoming a Master Storyteller | ||||||
John Truby | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 178,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Nonfiction:人文科学, 総ページ/445ページ, メディア/書籍:ISBN 9780865479937(0865479933), 言語/English, 価格/17 US$, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/ , 初版発行年/2007, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
ストーリーの作り方の本。基本的に脚本家用らしいが、フィクションなら何にでも使えそう。著者はハリウッドで相当にすごい人、らしい。
読みやすいが、「カサブランカ」や「ゴッドファザー」をscene by scene, line by lineでわかって、覚えていることが前提で書かれているので、その知識がないとわかりにくい部分も。 キャラクター達をそれぞれに関係性を持たせ、敵対するキャラクターにもそれぞれの役割を持たせる。この敵は主人公の弱みをこっちの方向から徹底的に攻撃する。こっちの別の方向から、というように。そして、敵のキャラクター同士も敵対させるのが重要。また、それぞれのキャラクターに体現するモラルや価値観を重層的に与え、物語に深みを出す。 細かな台詞などの書き方と言うよりは、世界観の作り方や、話のテーマの匂わせ方、価値観の対立のさせ方など、表面ではなくその下でうごめく力関係の作り方が大きい。ただ、そこができれば自然とストーリーは形を持ち始める、らしい。【柊】 |