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SSS英語学習法研究会

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SSS●Review
登録者:[ ] 更新者:[ ] 登録日時:17/12/02 09:23:14 /更新日時:17/12/02 15:29:59
cd_syuppan:0000024646/cd_syoseki:0000025211
Anatomy of Story, The : 22 Steps to Becoming a Master Storyteller
John Truby
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YL(平均) 7.0
お薦め度(平均) ★★★★★
シリーズ名
  
総語数 178,000語 (概算)
その他詳細項目
出版社/
, 種類/一般, ジャンル/Nonfiction:人文科学, 総ページ/445ページ, メディア/書籍:ISBN 9780865479937(0865479933), 言語/English, 価格/17  US$, サイズ/, 縦mm× 横mm    厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/
, 初版発行年/2007, 備考/
音源 [音源情報はありません]
邦訳 [邦訳出版物情報はありません]
映画・ビデオ化 [映画・ビデオ化情報はありません]


 書評委員のお薦め度★★★★★    読みやすさレベル(YL)6.0 ~ 8.0
ストーリーの作り方の本。基本的に脚本家用らしいが、フィクションなら何にでも使えそう。著者はハリウッドで相当にすごい人、らしい。

読みやすいが、「カサブランカ」や「ゴッドファザー」をscene by scene, line by lineでわかって、覚えていることが前提で書かれているので、その知識がないとわかりにくい部分も。

キャラクター達をそれぞれに関係性を持たせ、敵対するキャラクターにもそれぞれの役割を持たせる。この敵は主人公の弱みをこっちの方向から徹底的に攻撃する。こっちの別の方向から、というように。そして、敵のキャラクター同士も敵対させるのが重要。また、それぞれのキャラクターに体現するモラルや価値観を重層的に与え、物語に深みを出す。

細かな台詞などの書き方と言うよりは、世界観の作り方や、話のテーマの匂わせ方、価値観の対立のさせ方など、表面ではなくその下でうごめく力関係の作り方が大きい。ただ、そこができれば自然とストーリーは形を持ち始める、らしい。【柊】

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