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SSS英語学習法研究会

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SSS●Review
登録者:[ ] 更新者:[ ] 登録日時:17/11/02 18:42:09 /更新日時:19/05/17 14:49:47
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Il était une fois L'inspecteur Chen
Qiu Xiaolong
この本を購入する      
YL(平均) 7.0
お薦め度(平均) ★★★★
シリーズ名
  Une Enquête de L'Inspecteur Chen 10
総語数 61,000語 (概算)
その他詳細項目
出版社/
, 種類/一般, ジャンル/Fiction:社会派もの , 推理物, 総ページ/229ページ, メディア/書籍:ISBN 9782757869079(2757869078), 言語/French, 価格/6.8  Euro, サイズ/, 縦mm× 横mm    厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/
, 初版発行年/2015, 備考/
音源 [音源情報はありません]
邦訳 [邦訳出版物情報はありません]
映画・ビデオ化 [映画・ビデオ化情報はありません]


 書評委員のお薦め度★★★★    読みやすさレベル(YL)6.0 ~ 8.0
Becoming Inspector Chenのフランス語訳だが、英語の原書より先に刊行されている。その後にでたInspector Chen and Meよりも収録作が多い。

最初に10ページほどの著者の自伝風の文章、最後にも40ページほどの自伝風の文章が入っている。文化大革命の時の一家の没落のことだとか、どうしてチェンのシリーズを書き始めたとか、久しぶりに上海に戻って兄(文革の際に紅衛兵に叩きのめされ、体がかなり麻痺している)に会ったら「何で推理小説にしないんだ?」といわれてチェンの方向性を決めたとか。

間に挟まるのはチェンの幼少期の話(華僑だったのが帰国した父のことなど)や、最初の事件など、短編というより掌編に近いような短いもの。全体に、著者とチェンの境目がぼやけている。小説にはPoussière Rougeの人々も出てくるし、自伝風の方にはLu d'outre-merのモデルになった同名の友達の話も出てくる。【柊】

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