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I am a Cat | ||||||
Soseki Natsume | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 190,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/その他,
種類/一般,
ジャンル/和書:古典 , 喜劇・風刺,
総ページ/470ページ,
メディア/書籍:ISBN 9784805310977(4805310979),
言語/English,
価格/2,200 YEN,
サイズ/,
縦204mm×
横133mm
厚み35mm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/2002, 備考/出版社:Tuttle |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「吾輩は猫である」 備考:夏目漱石 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
和書扱いの、「吾輩は猫である」の訳。抄訳ではないらしい。
漱石本人とかぶるような教師の家に住む猫が、飼い主である教師とその友人たち(漱石の友人に似ているらしい)のやりとりを見聞きし、それについて気の利いたコメントをする風刺作品。 「吾輩は猫である。名前はまだない」という出だしが有名だが、この訳ではI am a cat. As yet I have no name.となっている。かなり偉そうな猫が可愛い。と、猫が好きな私は思う。 猫も人間も、名前が英訳されている。Rickshaw Blacky(車屋のクロ。時代からして、自動車販売ではなく、人力車屋), Tortoiseshell(確か、三毛子), Miss Blanche,以上猫。飼い主の友人が、Waverhouse, Coldmoon, Beauchamp Blowlampなど。 注はなく、近松の浄瑠璃に関しての笑い話がそのままただ訳されている。やり手と仲居の違いの笑いをとる箇所など、結構難しいように思われるが、そこも説明はない。ただ、猫の飼い主が煙に巻かれる話は結構、ローマ帝国時代の貴族の話だとか、ディケンズだとか、洋物の古典系統が多いので、注がほしいのは日本人の方だという場合も、結構ある。【柊】 |