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Moon and Sixpense, The | ||||||
W. Somerset Maugham | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 86,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:芸術, 総ページ/227ページ, メディア/書籍:ISBN 9781535236355(1535236353), 言語/English, 価格/ , サイズ/, 縦227mm× 横152mm 厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/ , 初版発行年/ , 備考/奥付のない不思議な版 |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「月と6ペンス」 備考:サマセット・モーム |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
今は亡くなったが、Charles Stricklandという人が著者の知り合いでいて、初めて会った時著者は普通でないところがあるとは思わなかったが、今では彼の偉大さを認めない人はいない。しかし、それは彼の絵の才能のことを言いたいわけではない。そこからくどくどした論じ方をして、しばらくしてようやく、彼の夫人と知り合いになった若い文学者だった頃の話になり、やっと本人が登場する。
若い文学者(の卵)を招いてパーティをするのが大好きな夫人と違い、チャールズは骨の髄まで芸術に関係ない、数字しか信じないタイプの味気ない実業家だった。その彼が突然家を出てパリに行ってしまい、浮気相手と駆け落ちしたに違いないから、連れ戻すようにと夫人から伝言を託され、著者はパリに行く。チャールズは、突然に天啓を得て、画家になっていた。浮気相手というのはいなかった。 素晴らしい文体と、機知に富んだ文章なのかもしれないが、英米文学初心者には、何が何だかわからない。何が言いたいのかもよくわからない文章だ。【柊】 |