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¿Hay alguien ahí? | ||||||
Jostein Gaarder Gabriella Giandelli |
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YL(平均) | 4.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 20,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/児童書/Teens向, ジャンル/Fiction:SF , 空想小説, 総ページ/132ページ, メディア/書籍:ISBN 9788478446476(8478446478), 言語/Spanish, 価格/11.42 Euro, サイズ/, 縦216mm× 横141mm 厚み9mm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/小学校低学年, 初版発行年/2008, 備考/出版社 : Siruela |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「ハロー?」 備考:ヨースタイン・ゴルデル、NHK出版、絶版 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):3.0 ~ 5.0 |
ドイツ語版のHallo, ist da jemand?に、ゴルデル版「星の王子様」というキャッチコピーがついている。スペイン語版のカバーによると、対象年齢「8歳から88歳まで」。
JoakimがCamillaという女の子に手紙を書くという体裁。「お話を書いてほしいというので、書きます」と始まる。 その時、Joakimは8歳で、弟か妹が生まれる日だった。Joakimは勝手に弟だと決めていたが、弟は何も知らずに生まれてきて、ピューマとジャガーの違いどころか、犬と猫の違いも知らないわけだ。「おーい、誰かいるのかー?」って、違う星にたどり着いた宇宙飛行士みたいに地球にたどり着いて、その瞬間に、地球を丸ごとプレゼントされたようなものだ。 夜、1人で留守番をしていると、Mikaという地球外生命体が現れる。本文では人間のような姿のはずだが、挿絵はウサギが多用されている。まず互いに「わっ、宇宙人だ!」と驚くという、何となくコミカルな出会い。Mikaは遠くまで旅をしてきて、初めて異星人に会ったようだ。2人は、ゴルデルらしく哲学的な話をする。 Mikaは「どこにでもあるつまらないもの」なんてないとか、深いことを言っているけれど、最後にその不思議な行動のわけが明かされる。そして最後に、なぜJoakimがこの時Camillaにこの話を書かなければならなかったかも明かされ、SFなようで、推理小説なようで、不思議な話だった。【柊】 |