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Nursery Crimes | ||||||
Ayelet Waldman | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | A Mommy-track Mystery 1 |
総語数 | 58,454語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/Berkley,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:推理物,
総ページ/234ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780425180006(042518000X),
言語/English,
価格/6.99 US$,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/大人,
初版発行年/2000,
備考/ |
|
音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:マタニティ・ママは名探偵 備考:アイアレット・ウォルドマン著 那波かおり訳 ソニー・マガジンズ 2006 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.5 ~ 7.5 |
Juliet Applebaumはハーバード・ロースクールを出た弁護士。夫が脚本家として成功したので、ニューヨークからハリウッド近郊に転居して公選弁護人になったが、子どもと仕事の板挟みになるよりも幼い子どもと過ごす時間を楽しみたいと専業主婦になる。
さて娘も3歳になり、名門幼稚園の入園試験を受けさせてみたがどうも場違いのようだった。しかしショックだったのは、娘が不合格だったことよりもその日の晩、園長がひき逃げをされて亡くなったこと。直感的に事故ではなく殺人を確信したJulietは、弁護士時代の人脈を利用して事件の調査を始める... なんとも優雅で人格者に見えた園長には、数回の離婚歴があり現在の夫はいかがわしげ、と事件はコージーミステリーのお約束どおりの展開ですが、ミーハーな好奇心をそそるビバリーヒルズのセレブ達の「お受験」事情ばかりでなく、野心的な黒人青年の人生設計やアメリカ人と結婚したユダヤ人Julietの教育観など、通常娯楽小説では避けられてしまう微妙な問題が織り交ぜられているところが異色です。(まりあ) |