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Count of Monte Cristo, the | ||||||
Arexandre Dumas | ||||||
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YL(平均) | 7.3 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Wordsworth Classics |
総語数 | 463,958語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:冒険 , 歴史, 総ページ/894ページ, メディア/書籍:ISBN 9781853267338(1853267333), 言語/English, 価格/3.99 US$, サイズ/, 縦196mm× 横124mm 厚み50mm 重さ550g, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/大人, 初版発行年/1997, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「モンテ・クリスト伯」 備考:アレクサンドル・デュマ(父)、岩波文庫から7巻のセットが出ており、これが最も長い。岩波少年文庫の3巻セットは省略あり。 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):5.0 ~ 8.0 |
1815年2月24日、フランスはマルセイユの船乗りエドモン・ダンテスは船長の遺言に従い、一通の手紙を島流しにされているナポレオンに届ける。3月1日、ナポレオンは武力でフランスの皇帝に返り咲こうとするが失敗する。亡き船長の後任として、ダンテスは二十歳で船長を任されることになり、前々から婚約していたメルセデスとも結婚しようとする。その直前、ダンテスは逮捕されてしまう。
船長になりたかった船の会計係ダングラール、メルセデスと結婚したかったフェルナン、ダンテスの持っていたナポレオンからの手紙が自分の父親宛であることに気づいた検事ヴィルフォール、酔っ払って共犯になったカドルッスの4人によって、ダンテスは死ぬまでイフの城塞から出られない、重罪犯にされてしまう。 獄中でファリア司祭に自分がここにいるわけを推理してもらい、語学や先進科学、教養を教わり、別人になって脱獄したダンテスは、モンテ・クリスト伯爵を名乗り、復讐を誓う。 古くは「巌窟王」、今は「モンテ・クリスト伯」として翻訳されている有名なフランスの小説です。この本は省略なしの完全版らしいです。最初に、Keith Wrenの解説が15ページ、最後に注が20ページも付いています。王制が共和制になり、ナポレオンが皇帝になり、また王制に戻りとややこしい時代ですが、歴史解説もあります。 普通の大人用の小説と比べてもさらに字が小さいです。章が変わってもページが変わらず続くので、改ページがありません。それと長いのさえ乗り越えれば、文章自体はさほど難しくないと思います。また、元が新聞小説で小刻みに山場が来るので、簡単にひきこまれます。【柊】 |