| ヘルプ |
| When He Was Wicked | ||||||
| Julia Quinn | ||||||
| この本を購入する |  |
|||||
| YL（平均） | 6.5 |
|---|---|
| お薦め度（平均） | ★★★ |
| シリーズ名 | Bridgerton series 6 |
| 総語数 | 90,951語 （出版社提供） |
| その他詳細項目 | |
|
出版社/Avon，
種類/一般，
ジャンル/Fiction：歴史 , 恋愛，
総ページ/374ページ，
メディア/書籍：ISBN 9780060531232(0060531231)，
言語/English，
価格/6.99 US$，
サイズ/，
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg，
装丁/ペーパーバック，
主対象年齢/大人，
初版発行年/2004，
備考/ |
|
| 音源 | [音源情報はありません] |
| 邦訳 |
タイトル：「青い瞳にひそやかに恋を」 備考：ジュリア・クイン、竹書房ラズベリー・ブックス、2009年 |
| 映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
| 書評委員のお薦め度：★★★ 読みやすさレベル(YL)：6.0 ～ 7.0 |
| Bridgerton 子爵家の８人の子供たちそれぞれのロマンスを描く Bridgerton series の第六作。
８人の子供は上から Anthony、Benedict、Coline、Daphne、Eloise、Francesca、Gregory、Hyacinth とABC順に名付けられています。登場人物の間で交わされる ユーモア溢れる会話を楽しむシリーズで Sensuality は高くありません。 この本は、三女の Francesca のロマンスです。 Francesca は、Scotland の伯爵家に嫁ぎますが、結婚して２年ほどで夫に先立たれます。 子供が居なかった彼女は、夫の後を継いだ新しい伯爵が独身だったこともあり そのまま伯爵家の 家政を取り仕切って４年が経ちました。John 以外の人は愛せないと思う彼女ですが、子供が 欲しいという気持ちから、自身の年齢を考えそろそろ再婚しようと決心しました。 Michealは、従兄弟である Scotland の伯爵 John の結婚式の前の晩餐で、一人の女性に心を 奪われます。でも、彼女は John の花嫁と決まった人 絶対に手が届かない花と諦め、表面上は 親しい友人として接していました。John の突然の病死により 爵位を継いだ Micheal は、John の 全てを自分が継承したことへの罪悪感と Francesca への気持ちを隠すためインドへと旅だちます。 ４年後インドから戻ってきた彼は再婚を決意した彼女とロンドンで再会します。 愛してはいけない女性を、密かに思い続ける男性の気持ちを読む本です。 【久子】 |
この本は、４巻 Romancing Mister Bridgerton と ５巻 To Sir Phillip, With Love とほぼ同じ
時間のお話なので、この本にかかれていない前２作の内容を知っていた方が楽しめます。
また、これまでの巻でヒロインの Francesca についての描写があまり無いため、どんな女性かよく
わかりません。また、この本の中でもあまり上手に描けていないのか、私が読めていないのか
彼女の行動がかなり唐突に感じられます。親友だった John への思いと、愛する女性への気持ちで
揺れるヒーローの切ない気持ちは十分に感じられるだけに余計にそのあたりが残念です。