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SSS英語学習法研究会

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SSS●Review
登録者:[ Kian ] 更新者:[ 699分の1 ] 登録日時:04/07/19 03:08:47 /更新日時:07/06/21 22:14:34
cd_syuppan:0000005941/cd_syoseki:0000006652
No Pretty Pictures : a child of war
Anita Lobel
この本を購入する      
YL(平均) 7.0
お薦め度(平均) ★★★★★
シリーズ名
  
総語数 50,041語 (出版社提供)
その他詳細項目
出版社/Harper Collins USA, 種類/児童書/Teens向, ジャンル/Nonfiction:自伝・人物紹介 , Non Fiction, 総ページ/193ページ, メディア/書籍:ISBN 9780380732852(0380732858), 言語/English, 価格/5.99  US$, サイズ/, 縦mm× 横mm    厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/中学生, 初版発行年/1998, 備考/
音源 [音源情報はありません]
邦訳 タイトル:きれいな絵なんかなかった
備考:アニタ・ローベル作 小島希里訳 ポプラ社 2002
映画・ビデオ化 [映画・ビデオ化情報はありません]


 書評委員のお薦め度★★★★★    読みやすさレベル(YL)6.5 ~ 7.5
美しい絵本を描くAnita Lobelの自伝です。Anitaは1934年にポーランドでユダヤ人の家庭に生まれました。第二次世界大戦中、ナチスによるユダヤ人迫害のため、子どもらしい日々を送ることができませんでした。逃亡、潜伏、収容所の日々・・・。美しい絵はAnitaの子ども時代にはなかったものでした。
Anitaは、覚えているありったけのことを、率直な文章にしています。子どもの記憶力に驚かされると共に、これらの記憶が、決して忘れられることのない、癒されることのない、心の傷として残っているという事実に胸がつまり、言葉もありません。
この本では触れられていませんが、Anita LobelはFrog and ToadシリーズのArnold Lobelの奥さんです。過酷な日々を生き抜いた彼女が、Arnold Lobelのほのぼのとした絵本を、きっと第一の読者として読んだのだろう・・・と思うと、読みながら何度も涙があふれました。【Kian】

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