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Rabbit-Proof Fence | ||||||
Doris Pilkington | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 40,196語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/Hyperion,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:歴史,
総ページ/133ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780786887842(0786887842),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/ , 備考/Videoは英語版 |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:裸足の1500マイル 備考:ドリス・ピルキングトン著 中江昌彦訳 メディアファクトリー 2003 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):7.0 ~ 7.0 |
実話です。
舞台は1931年のオーストラリア。 当時、オーストラリアでは"隔離同化政策"が行なわれていました。白人とアボリジニとの間の混血の子どもを家族から引き離し、白人化、キリスト教化のための集団教育が行なわれていました。 物語の主人公であるMolly, Grace, Daisyの三人は家族のもとへ戻るため、わずかな食料を持って施設を抜け出し、rabbit-proof fence(オーストラリアを縦断しているウサギよけのフェンス)を頼りに裸足で歩き続け、遠く1500マイル(2400km)先の故郷へたどり着きました。季節は冬。食料を調達し、痕跡を消し、必死に我が家を目指すたくましさには心を打たれます。 この本はMollyの娘である著者がおばの語りをもとに書いたものです。 そのせいか、あまりドラマティックな演出ではありません。 なじみの無い地名が頻出するので始めについている地図を見つつ読みすすめました。Mardujaraの言葉もちょくちょく使われるため、ちょっとYL高めに設定しました。 前半がその地方の歴史が記述され、巻末に中に頻出する彼女たちの母語MardujaraのGrossaryがついています。電報のコピーなどの画像もついています。 オーストラリア出身のフィリップ・ノイ |