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Kit Learns a Lesson: A School Story | ||||||
Valerie Tripp | ||||||
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YL(平均) | 3.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | American Girls Collection |
総語数 | 9,384語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/その他,
種類/児童書/Teens向,
ジャンル/Fiction:人間もの,
総ページ/67ページ,
メディア/書籍:ISBN 9781584850182(1584850183),
言語/English,
価格/5.95 US$,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/2000, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):3.5 ~ 3.5 |
The American Girls Collection の中の、Kitシリーズの2巻目です。
Kitは、大恐慌に苦しむ1933年頃のシンシナチに住む、新聞作りが趣味の活発な少女です。不況で事業をたたんだ父にはまだ職が見つかりません。兄は新聞配達を始めましたし、母は家計の足しにと賄い付き下宿を始めました。父はシカゴに職探しに行くことも考え始めましたが、Kitは父が家にいてくれることを願っています。 感謝祭が近づいたので、みなが乏しい中からも少しずつ持ち寄った食べ物を、貧困者のための給食施設に届けたりの活動をして、Kitはとうとう父の秘密を知ってしまいます...落胆と不安の中で、Kitには素晴らしいアイディアが浮かんだのでした。 巻末の資料特集では、当時の学校や通信簿、学校に行かれず綿摘みをする少女の写真などが載っています。不況は学校予算も直撃し、教師は給料を4分の1から無給にまで下げられたり、あるいは休校に追い込まれたそうです。深刻な大恐慌の様子と、そんな困難な状況の中で助け合った人々の様子が理解できますが、1巻目を先に読んでいた方がKitの家庭の事情が分かりやすいでしょう。(まりあ) |