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| Year of Miss Agnes, The | ||||||
| Kirkpatrick Hill | ||||||
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| YL(平均) | 4.5 |
|---|---|
| お薦め度(平均) | ★★★★★ |
| シリーズ名 | |
| 総語数 | 19,000語 (概算) |
| その他詳細項目 | |
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出版社/Simon & Schuster,
種類/児童書/Teens向,
ジャンル/Fiction:Fiction,
総ページ/115ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780689851247(0689851243),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/2002, 備考/ |
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| 音源 | [音源情報はありません] |
| 邦訳 |
タイトル:こんにちはアグネス先生 備考:アラスカの小さな学校で K.ヒル作 宮木陽子訳 朝倉めぐみ絵 あかね書房 2005 |
| 映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
| 書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):4.5 ~ 4.5 |
| 1948年アラスカ。10才のフレデリカの通う学校は教室が1つしかなく、ここに着任する先生は皆、魚臭い辺鄙な町の生活に馴染めずに、すぐに辞めてしまっていた。生徒の中には自分の名前も書けない子供もいるが、先住民の暮らしでは、狩に出る間、学校に通えない子供も多いのだ。そんな町に新しい先生がやってくる。先生は皆の持っている古い教科書をしまわせて、ロビンフッドを読み始めたり、教室に大きな地図をはり、アラスカがどこにあるか教えたり、今までの先生とは何もかも違っている。そして一人一人に得意なことがあり、勉強すれば医者にも科学者にもなれることを教えてくれた。子供達は先生が大好きになるが、先生もやがては町を離れてしまうと思うとたまらなく悲しい気持ちになるのだった。 生まれてはじめて、学ぶことの楽しさを知る子供達の様子が愛おしい。 良い先生を持つことがいかに幸福なことか改めて知った。先住民の暮らしや文化を伝えていて、こちらも興味深い。(ss) |