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Girl Who Loved Tom Gordon, The | ||||||
Stephen King | ||||||
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YL(平均) | 9.2 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | 「トム・ゴードンに恋した少女」 |
総語数 | 64,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/Simon & Schuster,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:歴史,
総ページ/259ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780671042851(0671042858),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/1999, 備考/YL8.0-9.0 |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:トム・ゴードンに恋した少女 備考:スティーヴン・キング著 池田真紀子訳 新潮社 2002.8 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):9.5 ~ 9.5 |
Trishaは今、9歳、もうじき10歳になる。野球チームRed SocksのTom Gordonの大ファ ン。両親は離婚し、今は母と兄と、引越しした先で暮らしている。最近は母と兄は口 論が絶えず、母に連れられてやってきた山でも、口論。うんざりしたTrishaは、トイレに行きたくなり、ちょっと道を離れました。道の声が聞こえる範囲で、すぐに道に戻れるはずだったのに、すっかり森に迷い込んでしまい、数日のあいだ、自分で食べ物を確保し、憔悴しながらも助かる道を探し続けます。
自分の中の冷たい、絶望をささやく声と戦いながら進んで行くTrishaでしたが、やがて、ウォークマンのラジオでRed Socksの試合を聞いて心の支えにしながらがんばります。 物語はほとんどTrishaとともに進み、周囲の人々の様子は最小限ですが、しっかりどんな人か想像できます。 彼女を取り巻く森の様子、心のゆれ、変化。そんなことが見事に描かれています。 状況、情景描写、心理描写が多く、少女一人なので会話は少ないです。 前半、徐々に状況が深まっていき、後半は一気に読ませます。(sumisumi) |