中1数学(本科)コース授業案内

6年間一貫のカリキュラム

SEG数学(本科)コースでは、中1~高2の秋で、「中学・高校数学全範囲+α」の内容について独自に配置し、大学入学後にも役立つ数学の知識・技術・考え方を習得します。さらに高2の冬期からは、受験に必要な技術を習得し、志望大学合格を目指します。

中1数学コースの特徴

文部科学省の学習指導要領の中学1・2年生の内容+αを講義・演習します。

  1. (1)代数の計算技術の習得を重視し、1年間を通じて演習します。
  2. (2)幾何の証明を重視し、自分で補助線を発見し、証明が書けるようになることを目指します。
  3. (3)大学入試で多くの人が苦手とする確率・整数論について中1から基礎を学びます。

授業は春期講習からスタート

  1. (1)授業は、春期講習からスタートして3学期で終了し、中2数学(本科)コースに接続します。まずは春期講習を受講し、講座最終日の入会試験の結果に従って、1学期の受講手続きを行ってください。
  2. (2)2学期から受講開始の場合、必ず夏期講習から受講してください。
  3. (3)3学期から受講開始の場合、必ず冬期講習から受講してください。未習分野を冬期・3学期で速修する「中1数学Zコース」も開講されます。

数学の楽しみを伝えるカリキュラム

代数・幾何・確率・整数論の各分野の学習を通じて、数学の楽しみをみなさんに伝えることが私達の使命です。そのために生徒のみなさんには例えば、次のようなことに挑戦してもらいます。

  1. (1)春期講習では、文字式の応用として、平方数の和の公式の証明に挑みます。
  2. (2)1学期では、陣取りゲームでできる三角形の総数の謎に挑みます。
  3. (3)夏期講習では、面積の等しい多角形の分割合同の証明に挑みます。
  4. (4)冬期講習では、円周角の定理を利用した垂心の存在証明に挑みます。
  5. (5)3学期では、サイコロを実際に振って、偶然の中にも法則性があることを発見します。

クラスレベル

基礎から標準問題まで、類題演習を豊富に行うAクラスと、基礎から発展問題まで、類題演習よりも幅広い話題について講義・演習するBクラスがあります(1クラス20名程度)。Aクラスは月曜から土曜日まで全曜日に開講されます。
なお、冬期・3学期には、編入生のためのZコース(1クラス20名程度)が開講されます。

年間授業時間数・授業内容

学期 春期 4-6月学期 夏期
(前期・後期)
9-11月期 冬期 1-2月期
授業時間 (3時間×5日) (3時間×12週) (3時間×5日×2) (3時間×12週) (3時間×4日) (3時間×7週)
中1数学
AB
文字式と数列 正負の数、数直線、
文字式、1次方程式
連立方程式
座標平面
1次関数
幾何の公理
図形の計量
図形問題の証明
合同、平行四辺形
平行線による
比の移動、相似
n進法
幾何総合演習 確率、整数
幾何総合演習
中1数学
Z
連立方程式
1次関数
幾何の公理
比の移動、合同
相似

中1数学の授業の流れについて

授業本体

講義と個別演習、対話型演習の組み合わせです。先生のスタイルにより、また、授業の内容により異なりますが、おおむね次のような形で授業が行われます。

  • ・復習テスト
    授業の冒頭の15分から30分は、前回までの授業の内容を理解しているかどうかの復習テストに当てられます。
  • ・新出事項の講義
    たとえば、「円周角」の初回であれば、「円とは何か、中心角とは何か、円周角とは何か」を約1時間で講義します。多くの場合、講義は、生徒と対話しながら行われます。
  • ・個別演習
    生徒が自分自身で解く時間を用意しています。講師は机間巡視をし、間違いを指摘したり、褒めたり、ヒントを出したりします。
  • ・対話型演習
    重要な問題や複雑な問題については、一定時間解く時間を与えた後に解説します。その際、適宜生徒に質問し、方針や使うべき性質について確認します。

授業の詳しい様子を授業レポートで公開!
教えたいのは式変形じゃない。数学の「かっこよさ」だ。

家庭学習

授業では、白紙の状態から新出事項を解説するので、予習の必要はありません。ただし、チャレンジ問題などを事前に予習してきていただく場合もあります。復習は必須です。

  • ・宿題
    毎週、30分~1時間程度で解ける宿題を課します。この宿題を解くことが復習となります。部活動や学校で忙しい方でも十分にこなせるよう、適度な量となっています。これをこなせていれば、中学生の間は、その他に特に問題集等を無理にする必要はありません(逆に解けない場合には、しっかりとノートを見返して復習してください)。宿題は毎回提出していただき、採点・添削し、返却します。
  • ・発展課題
    余裕のある方、意欲的な方のために、毎回、発展課題(チャレンジ問題)を2~3題用意しています。原則として、授業を理解していれば必ず解ける問題が1題、相当な難問が1題含まれています。SEGで力をつけ、東大理系や難関医学部に合格した生徒のほとんどが、中学時代に、チャレンジ問題に取り組んでいます。中1の間は、チャレンジ問題を解いて多数正解した人には、賞品が用意されています。なお、さらに多数の難問に挑戦したい方は数学Extremeコースを併行受講してください。
クラス分け試験
学期毎に、達成度確認を兼ねたクラス分け試験があります。中1数学では、毎学期の初回のクラス分け試験は授業内に行います。初回のクラス分け試験が受験できなかった場合や結果が不本意だった場合には、別途、クラス分け試験を受験してください。

受講生の声

中1代数ダイジェスト

  • ・説明がとてもわかりやすかったです。結果に基づいて、どうしてそうなるのかの説明が徹底的ですごいなと思いました。(桜蔭)

平面幾何入門A/B

  • ・論証の基礎や公理、それに定理を今までもっていた知識(公理・定理)で証明したことが良かった。また証明の書き方を教えていただき幾何に対しての苦手意識がなくなり、とても楽しいものだというように思えました。5日間短い間でしたけれどもありがとうございました。(筑附)
  • ・何かを証明するのに、今まで用いた知識をフルに使うので、覚えやすい! あくまでも外角に注目していくと解けるのでやる気になる! 初めての問題ばかりなので、一問一問解けるととても嬉しい。今までは考えるのが嫌だったけど、考えることが好きになったし、幾何も好きになった。(桜蔭)

合同とその応用A/B

  • ・分かりやすい解説で、とっても成長できた気がした。少し見ただけでは分からなかったものも、ガイドがあって分かるようになりました。という訳で、幾何も頑張れそうな気がしました。(海城)
  • ・合同を使ってピタゴラスの定理の証明や分解合同をあざやかに説明できてとてもすごいなと思いました。合同を使った証明は奥深いなと思いました。(筑附)

どうしても通常授業に出席できないとき

振替
登録クラスに出席できなくなった時は、同レベルの他日程のクラスへの登録変更、あるいは、一時的に振替受講をすることができます。ご希望の際は、事前にお電話または受付窓口にてお申し出ください。
※次の点を、あらかじめご了承ください。
・クラスによって進度や授業構成が若干異なることがあるため、クラス変更や振替受講により、授業で扱う問題に抜けや重複が生じる場合があります。
・変更希望先または振替希望先の申込人数の状況等により、ご希望に沿えない場合があります。
本問解答
学校行事・病気等やむを得ない事情で登録クラスに出席できず、振替受講もできない方のために、Webにテキスト本問の簡単な解答等を用意しています。閲覧方法については、授業内で配布されるプリントをご覧ください。 

保護者面談

年2回、1学期終了後、2学期終了後に担当講師と保護者の面談会があります。学校の試験が不振な場合、学校の試験問題・採点方法に納得できない場合には、問題と答案をご持参ください。
なお、学校の成績不振、留学、新規科目受講等の場合には、随時、相談を受け付けています。

編入について

夏期入会
1次関数、連立1次方程式が既習の方は、「夏期(前期/後期)・中1数学AB」の講座を受講のうえ、入会試験を受験してください。 1次関数、連立1次方程式が未習の方は、「代数ダイジェスト」、「幾何ダイジェスト」を受講してください。幾何ダイジェストの最終日の試験が入会試験を兼ねています。 ※日程に余裕のある方は、「代数ダイジェスト」を受講した後、「幾何ダイジェスト」を受講する代わりに、「夏期(前期/後期)・中1数学AB」の講習の受講もお勧めです。
冬期入会
1次関数・連立方程式・三角形の合同条件・平行四辺形の性質が既習の方は、「冬期・中1数学AB」の講座を受講のうえ、入会試験を受験してください。
1次関数・連立方程式・三角形の合同条件・平行四辺形の性質が未習の方は、「冬期・中1数学Z」の講座を受講してください。講座最終日の試験が「中1数学Z」の入会試験を兼ねています。
※日程の都合で春期講習が受講できない方、2学期、3学期から受講希望の方は、受付にご相談ください。

進級について

中2進級
「中1数学AB」受講の方は、「中2数学BC」に進級します。進級のためには、クラス分け試験で基準をクリアする必要があります。最初の試験で基準点に達しない場合には、再試験を受けてください。
「中1数学Z」受講者の方は、「中2数学B」に全員が進級します。「中1数学Z」受講者で、「中2数学C」の受講を希望される場合には、別途、クラス分け試験を受験してください。