高2数学(本科)コース授業案内

受験までの一貫カリキュラム

SEG数学(本科)コースでは、高2の2学期までに、高校数学全分野の内容を、入学後にも役立つような視点から習得します。高2の冬からは、大学入試対策に重点を移し、得点力を上げるのに必要な技術を習得し、志望大学合格を目指します。

学習進度に合わせた多彩なコース

学習進度・志望にあわせて、次の3つのコースを開講しています。いずれのコースも、冬期からは、本格的な受験演習が中心となります。

(1)高2数学EFGコース(理系)
数Ⅱの微分・数Bのベクトルが既習で、数Ⅲが必要な理系・医系志望者を対象とします。クラスは、E(基礎)、F(標準)、G(上級)に分かれています。EFGコースの方で、数Ⅰ・Ⅱを強化したい方には、LMコースとの併行受講がお勧めです。
(2)高2数学RSコース(理文混合)
数Ⅱの微分・数Bのベクトルが未習の方を対象とします。春期から夏期前期は、数Ⅱの微分・積分、ベクトルを中心に学習します。クラスはR(基礎)とS(上級)に分かれています。夏期後期から11月までで、理系の方は数Ⅲの微積分を学び、高校数学のほぼ全範囲を修了します。数Ⅲを必要としない文系・薬系の方は、夏期後期から、LMコースに合流します。
(3)高2数学LMコース(東大文系・文系薬系)
数Ⅱの微分・数Bのベクトルが既習で、受験で数Ⅲを必要としない文系・薬系志望の方を対象とし、「受験勉強は高2から」を合言葉に、数Ⅰ・A・Ⅱ・Bの入試対策演習を高2から行うコースです。L(文系薬系クラス)、M(東大文系クラス)の2レベルです。

新年度は春期講習からスタート

  1. (1)授業は春期講習からスタートし、2学期までに入試に必要な高校数学の全範囲を終了し、高2の冬期から受験数学コースに接続します。まず春期講習を受講し、SEGの授業方式を理解のうえ、入会試験を受験し、その結果に従って、4-6月期の受講手続きを行ってください。
  2. (2)9-11月期・1-2月期からの受講も可能です。その場合は、できるだけ季節講習から受講してください。詳しくは「編入について」をご覧ください。
  3. (3)授業時間は、4-6月期は3時間、9-11月期は3時間15分、1-2月期は3時間30分です。また、授業の形式も冬期からは、より受験にシフトした演習形式の授業となります。

「分かる」から「解ける」へ

各コースでは、数学が分かる楽しさを伝えています。数学は、大学に入ってからさらに深める学問です。せっかく、労力をかけて学ぶのですから、近視眼的に解法の暗記に走るのではなく、原理を理解した方が得です。原理を理解し、それを応用して難問にチャレンジする楽しさをみなさんに伝えることが、私達の使命です。 (1) 数学EFG (2)数学RS (3) 数学LM の各コースで、例えば、次のようなことを重視して教えています。

  1. (1)EFGコースおよび、RSコース(8月以降)では、
    高2数学_数式
    の式の意味の理解を重視し、「微小変化同士は正比例すること」「微小変化を足しあわせて、変化の総量を求めること」を徹底的に習得します。これにより、大学入試に頻出な複雑な曲線の囲む面積や立体の求積ができるようになるだけでなく、物理や化学を微積分を通じて理解することもできるようになるのです。
  2. (2)RSコース(1学期)では、ベクトルの内積の幾何的意味を学び、内積2つの計算方法を組み合わせることで、正射影の長さ、平行四辺形の面積、点と直線の距離、円の接線、コーシー・シュワルツの不等式などを統一的に見ることができるようにします。
  3. (3)LMコースでは、今まで習ってきた知識から解法を発見するプロセスを重視し、未知の問題に対して、自分で解法を発見する技術を習得してもらいます。

高2数学各コース年間授業時間数・授業内容

学期 春期 4-6月期 夏期前期 夏期後期 9-11月期 冬期 1-2月期
授業時間 (3時間×5日) (3時間×12週) (3時間×5日) (3時間×5日) (3時間15分×12週) (3時間×4日) (3時間30分×7週)
高2数学
EFG
場合の数と確率 微分(数III) 複素数と図形 EF:2次曲線
G:2次曲線と
空間図形
積分(数III) 受験数学
(数列・確率)
受験数学
(写像・整数・多項式)
高2数学
RS
微分(数II) 平面と空間の
ベクトル
積分(数II) 極限と微分
(数III)
微分・積分
(数III)
高2数学
LM
方程式・不等式の論証 多項式関数の
計算と論証
数列 場合の数と確率 ベクトル
三角関数
有名不等式
受験数学
(整数)
受験数学
(写像・数列・
場合の数・確率)

*RSコースは、夏期後期より理系コースとなります。
 RSコースで数IIIを必要としない文系・薬系の方は、夏期後期以降、LMコースに合流します。
*RSコース(理系)向けのオプション講習として、夏期に「複素数と図形」、冬期に「2次曲線」「数III積分の探求」を開講します。

高2数学の授業の流れについて

授業本体
  • ・新出事項の講義
    たとえば「微分」の初回であれば、「グラフを無限に拡大するとどうなるのか。1次近似とは何か」を1時間半程度で講義します。多くの場合、講義は生徒への質疑応答を交えて行われます。
  • ・基本問題の解説
    多くの塾では計算式のみの板書ですが、計算式のみでなく、重要ポイントや着眼点を必ず板書します。
  • ・演習
    生徒が自分で問題を解く時間を用意しています。講師は机間巡視し、ヒントを出したり、褒めたり、間違いを指摘したりします。
家庭学習
  • ・予習・復習
    白紙の状態から新出事項を講義するので、予習の必要はありません。復習は必須です。
  • ・宿題
    毎週、1~2時間程度で解ける宿題を課します。高1・2の間は、授業ノートの見直しと、補充問題・宿題をこなしていれば十分です。高2の冬期講習以降は受験演習となるので、自分が予習で解けなかった問題は、必ずノートを見ずに解き直して、自力で解けるようにしておきましょう。
  • ・発展課題
    余裕のある方、意欲的な方のために、テキストに発展課題(チャレンジ問題)を用意しています。SEGで力をつけ、東大理系や難関医学部に合格した生徒のほとんどが、チャレンジ問題にも取り組んでいます。
クラス分け試験
学期毎に、達成度確認を兼ねたクラス分け試験があります。初回のクラス分け試験が受験できなかった場合や結果が不本意だった場合には、別途、再試験を受験してください。

受講生の声

2次曲線と空間図形F/G

  • ・実際に式などを使って双曲線や楕円を使えて面白かった。空間内でのいろいろな図形の表し方も学べて良かった。(筑駒)
  • ・幾何学的な視点で2次曲線を見てみると、実は非常に身近なものなのだなと思った。一つの図形に対して様々な考え方を使い分けるのが面白かった。解説がとても分かりやすく、何をやろうとしているかがとても明確だった。(開成)

複素数と図形F/G

  • ・図形が複素数に、複素数が図形に応用できるというのが驚きでした。複素数の性質が視覚的に理解できたり、幾何の性質に複素数に関連した意味があったりして、とても楽しかったです。(私)芝)
  • ・数学的な厳密さについて配慮が深くかつ明快な説明で理解がより深まったと感じられました。(筑駒)

数III微分入門R/S

  • ・初めての学習分野が多かったですが、しっかりと基礎の証明をやり、作った公式の練習をしてから演習に入るので、理解がしやすかったです。(桜蔭)

数列トレーニングL/M

  • ・一つの漸化式も見方を変えることで色々な解き方ができると分かり、面白かったです。問題の解き方が一通りではないということが実感できました。(晃華学園)

どうしても通常授業に出席できないとき

振替
登録クラスに出席できなくなった時は、同レベルの他日程のクラスへの登録変更、あるいは、一時的に振替受講をすることができます。ご希望の際は、事前にお電話または受付窓口にてお申し出ください。
※次の点を、あらかじめご了承ください。
・クラスによって進度や授業構成が若干異なることがあるため、クラス変更や振替受講により、授業で扱う問題に抜けや重複が生じる場合があります。
・変更希望先または振替希望先の申込人数の状況等により、ご希望に沿えない場合があります。
ノートコピー
高校の数学・理科・世界史では、授業ノートのコピーを借りることもできます。受講票を持って、講師室に直接お越しください。原則、15:00~授業終了まで開室しています(土曜日は12:30~、講習時は授業開始1時間前から開室、日曜日は休み)。
※ノートコピーのないクラスもあります。ご了承ください。

編入について

夏期入会

[大学入試で数IIIが必要な方(理系・医系・国立薬系など)]


 ・数IIIの微分が既習:EFGコースが適切です。
  夏期講習でEFGコースの指定講習を受講したうえで、EFGコースの入会試験を受験してください。
 ・数IIIの微分が未習:RSコースが適切です。
  夏期講習で「数III微分入門R/S」を受講したうえで、RSコースの入会試験を受験してください。
  なお、数IIの微分・積分が未習の場合は、「数III微分入門R/S」の前に未習分野を学習する講座(「微分入門(数II)」「積分入門(数II)R/S」)を受講してください。

[大学入試で数IIIが不要な方(文系・私立薬系など)]

 ・数IIの微分・積分、数Bのベクトルが既習:LMコースが適切です。
  夏期講習でLMコースの指定講習を受講したうえで、LMコースの入会試験を受験してください。
 ・数IIの微分・積分、数Bのベクトルのいずれかが未習:上記の中の未習分野を学習する講座(「微分入門(数II)」「積分入門(数II)R/S」「ベクトル入門」)を受講したうえで、LMコースの入会試験を受験してください。
  LMコースの2学期の授業では主にベクトルを扱うので、ベクトルの基本の理解は必須です。

2学期入会

[大学入試で数IIIが必要な方(理系・医系・国立薬系など)]

 ・数IIIの微分が既習:EFGコースが適切です。EFGコースの入会試験を受験してください。
 ・数IIIの微分の初歩のみ既習:RSコースが適切です。RSコースの入会試験を受験してください。
 ・数IIの微分・積分・数Bのベクトルは既習で、数IIIの微分が未習:各自で数III微分の初歩を学習し、RSコースの入会試験を受験してください。これが厳しい場合は、冬期からのご受講をお勧めします。

[大学入試で数IIIが不要な方(文系・私立薬系など)]

 ・数IIの微分・数Bのベクトルが既習:LMコースが適切です。LMコースの入会試験を受験してください。

冬期入会

[大学入試で数IIIが必要な方(理系・医系・国立薬系など)]

 ・EFGコースの指定講習を受講し、EFGコースの入会試験を受験してください。
  なお、
   数IIIの微分が未習の場合は、「数III微積分講義I」も受講してください。
   数IIIの積分が未習の場合は、高3春期に「数III微積分講義II」も受講してください。

[大学入試で数IIIが不要な方(文系・私立薬系など)]

 ・LMコースの指定講習を受講し、LMコースの入会試験を受験してください。

進級について

高3進級
翌年3月より「受験数学」に進級します。進級のためには、クラス分け試験で基準をクリアする必要があります。最初の試験で基準点に達しない場合には、再試験を受けてください。