いろんな不思議を語ってくれるシリーズ。- Marvin Redpost -

[掲示板: 〈過去ログ〉ときどき投稿したい方の広場 -- 最新メッセージID: 2031 // 時刻: 2024/5/20(09:02)]

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[♪] 249. いろんな不思議を語ってくれるシリーズ。- Marvin Redpost -

お名前: 成雄
投稿日: 2003/5/25(00:06)

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こんばんは。成雄です。
「今日から100万語」本で紹介されており、掲示板でも評判の高い
Marvin Redpost シリーズ(レベル2)8冊を読み終えたので、ちょっと書きます。

○ #1, Kidnapped at Birth? (7000語)
見た目の条件が似ているから、実は、自分が王子ではないかと考える話。
とにかく笑いました。

○ #2, Why Pick on Me? (7000語)
クラス1番の悪童の一言がきっかけで、自分がクラス中からからかわれ(いじめ)
落ち込んでいく話。量から質への転換を考えさせられました。

○ #3, Is He a Girl? (8000語)
ひょんなことから、自分が女の子に変わってしまったと思いこんでいく話。
男と女の違いに気づく頃を思い出しました。

○ #4, Alone in His Teacher's House (8800語)
大切な話。
ジ〜ンときました。表紙で判断しないでね。

○ #5, Class President (8000語)
突然、教室にテレビカメラが入ってくる話。
先生達がユニークです。

○ #6, A Flying Birthday Cake? (8000語)
不可解な転校生の話。
まじめっぽい話。

○ #7, Super Fast, Out of Control! (8000語)
勇気についての話、人生を左右しかねない決断の話。
Officer の冗談、チョットねぇ。

○ #8, A Magic Crystal? (8000語)
彼女の話。
甘酸っぱい、ってやつです。

たわいもないことがきっかけで始まる、「気になること」がどんどん拡大していく、
どんどん重大化していく。力強くもあり、傷つきやすい。
そんな、少年の微妙な輪郭を中学校英語のようなわかりやすい文体で表現しています。

しかも、面白おかしく話が展開していきます。
落語のように、面白いけどせつない。つらいけどおかしい。そんな世界を見せてくれます。

ただ、ひとつ気になったのは、さし絵の作者が複数であったことです。
タッチも違いますが、父親にヒゲがあったりなかったりもします。
#1 : Neal Hughes (カバーのイラストは全てこの人です。)
#2,3,4 : Barbara Sullivan
#5,6,7,8 : Amy Wummer

レビューにも書きましたが、#4 いいですよ。
ではまた。


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