私の100万語:GRにコリン・デクスターがあるなんて!!!

[掲示板: 〈過去ログ〉ときどき投稿したい方の広場 -- 最新メッセージID: 2031 // 時刻: 2024/4/29(07:38)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1770. 私の100万語:GRにコリン・デクスターがあるなんて!!!

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:21)

------------------------------

わ〜い! GRにコリン・デクスター発見! 私、「主任警部モース」のファンです。

イギリスに留学中、よくビデオ屋さんで借りて見ました。で、最近ではNHKで放映されたり、ケーブル・テレビでもやるので、すっごくうれしい!

PBでも何冊か手を出したけど、読破したのは1〜2冊。あとは途中で挫折してる。デクスターのものって、翻訳で読んでも途中で話の流れを見失うことがあったりするので、英語力だけの問題ではないのかもしれない。英語力というのは所詮その比との「日本語能力」を越えることはないそうだから…。

デクスターのものは、オクスフォードが舞台ですが、舞台になってるパブやらなにやらがすべて実名なんです。あと、TVのシリーズだと、クラッシック好きの人には「今日は何の音楽がかかるかな?」というのがこたえられないらしい。私はクラッシックは好きですが、聴いてすぐに曲名が分かるようなマニアじゃないので、だめなんですが。

で、TVのシリーズで主演しているジョン・ソウは、イギリスでは「最もセクシーな男優」に選ばれたこともあるとか…。イギリス女性って渋いのが好みなのね。英会話学校の先生が「いやぁ、日本人女性には理解出来ないかもしれないんだけど…」と教えてくれました。

ソウは労働者階級出身の俳優で、彼についてのドキュメンタリーを見たことがあるんですが、結局生涯自分の人生に満足することなく死んで行ったみたい。俳優としてすごい成功しているのになぁ…。でも、その渇望感がかれを良い俳優にしていたのだろうか。

死期をさとったデクスターがちゃんと小説の上でモースを殺し、そしてTVのシリーズもちゃんとソウが死ぬ前に最後の話を放映できるようにした(>ソウの死期も分かってたのかな?)…というのも何だかすさまじく(>ソウはその最後の話が放映されて間もなく亡くなりました)、私は、モースの最後の話は未だに読めずにおります。(>別れたくない)

77.3月14日(日):The Dead of Jerico(OBW5):1800語:23000語:649932語:☆☆☆☆:モースのシリーズって、日本語で読んでもけっこう頭がゴチャゴチャすることがあって(>特に最後の方)、これも最後のところでちょっと頭がゴチャゴチャしちゃいました。でも、このシリーズは、推理小説の「謎解き」というよりは、「モース」っていう「人物」を「面白がる」ところに真髄があると思う。そしてオクスフォードという「街」を楽しみ、教養あるモースの引用する「文学」を楽しみ、彼の聴く「音楽」を楽しむ。ま、モースに会うためにデクスターを読むって感じでしょうか…。

77.3月15日(月):Grace Darling(OBW2):700語:7700語:650632語:☆☆☆☆:OBWの書き手の中でも、このTim Vicaryは傑出していると思います。彼の書いた物はみな面白いです。The Coldest Place しかり、White Deathしかり。

78.3月16日(火):Carnival(PGR0):200語:880語:651512語:☆☆☆:マンチェスターから初めてロンドンに遊びにきた少年の話。ノッティング・ヒルカーニバルに行き、キャラバン(?)の上に乗った女性に一目ぼれ。必死で彼女を追いかけるんですが…。


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.