Re: 読書手帳では、確かにYL1.0-1.4 となっています…

[掲示板: 〈過去ログ〉YL・語数・書評システム情報 -- 最新メッセージID: 1253 // 時刻: 2024/5/10(15:06)]

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456. Re: 読書手帳では、確かにYL1.0-1.4 となっています…

お名前: Julie
投稿日: 2004/10/4(16:25)

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成雄さん、こんにちは。Julie です。

古川さんが、読みやすさレベルについての解説をしてくださって、
タイムリーですね。(^.^)

いろいろ考えたのですが、
レベルを下につけて初心者の人に手にとってもらうより、
読んでショックを受けないために上につけたほうがいいかもしれない
と思うようになりました。

これムズカシイよーっていう正直な声がいっぱいあるほうが
いいですよね。

〉読書手帳の後ろの方に資料が載っていて、私の持っているものだと、
〉『SSS推薦・多読用基本洋書のご紹介』(古川さん、2004.3.15 Ver. 3.18)という版で
〉レベル1のなかに、YL1.0-1.4として、「レベル2以上の人がパンダ読みするのに適している」と
〉案内されています。

〉この資料は、以前に読んでいました。(表そのものはコピーしていつも持っています。)
〉その記憶があったから、1冊適当に選んで、読んでみました。
〉CER1がYL1.4-1.6なので、気軽に楽しく読めると思ったら、大間違いでした(笑)

私も多読はじめたばかりの頃読んだときは、
あんまり気軽じゃなくつっかえる感じで後回しにしました。(笑)
もともとノンフィクションは読みにくく感じるほうなんです。
(でもねー、ノンフィクションのほうがすっと入れたって声もあるんです・爆)

〉その時以来、このYL評価を忘れてしまいました。後回し原則の採用です。

おなじく〜。

〉最近読んで、
〉「親子で100万語」本のYL2〜3を見て、「そうだよなぁ〜」と思った次第です。
〉そうしたら、書評システムに、酒井先生の名前で大量に書籍登録がされだして、
〉YLがすべて0.8(とりあえずの評価だと教えてもらいましたけれど)となっていたので、
〉影響力を考え、質問投稿へと…。

そうそう、酒井先生があんなに大量に登録するなんて
影武者(学生さん)を使ってるに違いない(笑)。
影響力があるというのは、よくわかります。

最初から全部自分で登録するより気軽になったので、
影武者の方、たくさん登録してくれてありがとうございます。
修正を入れたりするけど、お互い協力していきましょうね〜。

〉必ずしも、総語数だけを参考にして、ぴったり区分けできないのですが、
〉大まかな感覚がわかればいいかなぁと。

同感です。

〉YL2.5としたのは、PGR2が、YL2.2-2.6とされているからです。
〉本を読んでいて、ポイントとなる文は固有の難しい言葉や、専門用語みたいなものが
〉出てきて、しかもその言葉の理解を前提としてさらに次の文が続くみたいな感じがするんです。
〉総語数が少ないので、流れで理解できにくい。写真で理解できる場合とできない場合がある。

そうそう! 短いからかえって一語がわからないときのダメージが大きい。
写真もなにがいいたいのかわからない場合がある。

〉ただ、何冊も読んでいると、同じ難しい言葉に出会うことがあり、それで理解できるという
〉こともありました。どの程度、適当に読むのかにもよるでしょうね。
〉YL1.5としたのは、飛ばし読みということで、2.5-1=1.5。

なるほどー。

〉〉Let's-Read-And-Find-Outシリーズより読みやすいと思うのです。
〉〉ああ、でも微妙かも(大汗)。

〉う〜ん(冷汗)
〉私の場合、単に事実経過・説明の本が読みにくいと言えるからなぁ。

同じですー。
事実経過・説明の本は、プラス1くらいに感じます。
そのレベルを通りすぎて後から振りかえると、
妥当なレベルだったか、と思うのですが。

〉Let's-Read-And-Find-Outシリーズも、幅があると思いました。

同感。

〉書評システムで検索したら、
〉現在、ノンフィクションの登録は619件(うち、マグカップの件が1件入ってます)でした。
〉Let'S-Read-And-Find-Out Science のStage1は、YL0.5というのが多そうですが、
〉6冊読んだ感覚は、YL0.5ではきついんじゃないかなぁって思いました。

旧書評システムだと、レベル0、レベル1 に評価されていたのが、
新システムに移行する際に、レベル0.5、レベル1.5 になってしまったようです。
レベル0でも、レベル0の後半だと思います。
気がついたときに、幅を持たせた値にどんどん修正しないといけないですねえ。
(ああ、気が遠くなってきた・・)

〉akoさんに紹介した、"Animals in Winter" が読みやすくて、YL1くらいではないかと、感覚です。
〉この手の内容と話は、絵本でたくさんあるので、読み慣れているというのもあったし。
〉"Is There Life In Outer Space?"(書評ではYL2.5) は、手書きの文字が読みにくくて、
〉太陽系の説明などもあり、YL2.5-3.0 Stage1ですけどね (>_<)

〉あと、
〉DK ELT Graded Readers Elementary A シリーズ。
〉これは、Rookie と同じような科学系で、4〜5冊読んでいますが、YL2くらいだと思いました。
〉文章が多い方が、飛ばしても読めるので、Rookie より、とっつきやすかった。
〉というか、Rookie シリーズを読んでいたから、すんなり読めたのかも。

〉DK ELT Graded Readers Elementary B シリーズ。
〉"Dangerous Plants" は、Rookieのなかにある1冊、"Plants that Eat Animals" の
〉内容を詳しく説明したもの。YL2.6くらい。
〉(OBW2, CER2が、YL2.6-2.8となっていたから。)
〉と、思っていたら、なんと!
〉DKG3としてGR一覧表に含まれていて、YL2.6-2.8になっているじゃないですか!
〉おおぉ。私の感覚もまんざらでもないじゃないかと、大喜びの瞬間でした(笑)
〉ちなみに
〉DK ELT Graded Readers Elementary A も
〉DKG2として、YL2.0-2.2になってる。やったぁ〜!

やったぁ〜!
このシリーズは読んでないのです。すみません。

〉まぁ、冷静に考えれば、GRだから、
〉そもそもイギリスの出版社だって、そういう風に意識して編集しているんでしょうけれど。

〉OBW1くらいと考えれば、YL2.0-2.2ですし、OFF1くらいと考えれば、YL1.8-2.0です。
〉なので、OFF1と比べるてみるというのが、この会話を深めそうです。
〉OFF1くらいなのか、それより難しいか。
〉語数的には、OFF1は(3,000-3,400)です。

たしかに。GR と比較するのがいいですね。
私は OFF1 も読みにくくて、OBW2 くらいになってから
おそるおそる読んだんですよー。

〉Julieさんも、4-500語の本であっても、3,000語の本と同等な感じであると。
〉この情報を知っているだけで、
〉『単に「総語数が少ないからやさしい本」ということではなさそうだ』という
〉シグナルにはなりますよね。

〉あと、
〉ジャンルのわけ方なんですが、
〉ノンフィクション、フィクションとわけていても、
〉歴史・伝記なんかだと、お話の場合もあります。
〉最近読んだSIR4 (旧3)YL1.4-1.8の
〉"Helen Keller : Courage in the Dark" は、とっても読みやすかったです。
〉なので、
〉ノンフィクションだから読みにくいというわけではないと思うんです。

はい。お話じたてかどうか、ということだと思います。
OFF1 のダイアナは、週刊誌じたてで、楽しめましたもん。

〉#Julieさん、他にもあったら、または心のオアシス派の方のお薦めの本を教えて下さいね。

Rookie の中では、
Rookie-Read-About Health (Hearing, Listening,..)
が一番よみやすかったです。
Rookie-Read-About Holidays
も読みやすい。
Rookie-Read-About Science の中でも、
Round and Round とか、Back and Forth とか、
日常生活と理科をむすびつけるような話は読みやすかった。

〉とてもうまい表現だと思うのですが、
〉「説明全体が同等の情報である」という感じ。
〉しおさんも、飛ばし読みではもったいない、向かないといわれているようなポイント。
〉情報が欠けることによって、理解度がかなり低下していく。
〉そういう読みにくさと言えるかもしれません。

ちょっきんしましたが、これは、本当ですね。

〉〉〉水戸黄門の印籠ではありませんが、
〉〉〉『親子で100万語』本によれば(p.188)、YLは2〜3となっています。

〉〉そうだったんですか…。
〉〉子供がいきなり読むには高い、かもしれませんね。

〉大人が読んでもきつかったです (>_<)

正直だー。(^.^)
こういう正直な意見をあつめたのが読みやすさレベルだと思うから、
こういう意見こそ大切にしないといけないですよね。

〉でも、もうひとつの印籠(御触書)では、YL1.0-1.4というのですから、面白いです。

〉それと、
〉『親子で100万語』本は、タイトルこそ親子となっていますが、
〉多読初心者が最初に読むなら、この本だと思います。
〉レベル0〜3、このあたりの本の紹介が丁寧で、インターネット情報も含まれており、
〉どういうGR本、子供向けGR本、児童書がいいのか、そのシリーズを書評しています。
〉そういうわかりやすさから、子ども向けだけではなく、初心者向けにピッタリだと思います。

編集はたいへんだったと思いますが、
おかげでいい指南書ができましたよね。

さて、成雄さんがおっしゃっていた、

1冊300語以下だと、かなりやさしい(YL0.8〜1.0ぐらい)、
1冊400語あたりだと、ちょっと固い(YL1.0〜2.0ぐらい)、
1冊500語以上あると、かなり固い(YL1.5〜2.5ぐらい)、

この目安に加えて、かなり固く見慣れない語が多いものは、

1冊300語以下 (YL0.8〜1.5ぐらい)、
1冊400語あたり(YL1.0〜2.5ぐらい)、
1冊500語以上 (YL1.5〜3.0ぐらい)、

と幅を広げてしまうのはどうでしょう?

長文になりました。おつきあいありがとうございました。


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