Re: 読書手帳では、確かにYL1.0-1.4 となっています…

[掲示板: 〈過去ログ〉YL・語数・書評システム情報 -- 最新メッセージID: 1253 // 時刻: 2024/5/10(17:30)]

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448. Re: 読書手帳では、確かにYL1.0-1.4 となっています…

お名前: 成雄
投稿日: 2004/10/2(13:30)

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こんにちは、Julieさん。成雄です。

〉遅いレスになりましたが、Julieです。

快諾していただき、ありがとうございます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-bookclub&c=e&id=685]

〉成雄さんもしおさんも私が多読をはじめたころに、
〉こんなふうになれたらいいなーってあこがれてた先輩なので、
〉一緒にYLの話をしちゃうだなんて、
〉私もタドキストになったもんだわ〜とドキドキしてますー。(*^.^*)

予想外の、身に余るお言葉をいただき恐縮しています。
こちらこそ、お手柔らかにお願いしますね。

〉私は、このシリーズ、レベル1だとずっと思ってました。
〉(読書手帳がそうなっていたため)

そうですねぇ〜。確かに、書いてありますねぇ〜 (^_^;)
読書手帳の後ろの方に資料が載っていて、私の持っているものだと、
『SSS推薦・多読用基本洋書のご紹介』(古川さん、2004.3.15 Ver. 3.18)という版で
レベル1のなかに、YL1.0-1.4として、「レベル2以上の人がパンダ読みするのに適している」と
案内されています。

この資料は、以前に読んでいました。(表そのものはコピーしていつも持っています。)
その記憶があったから、1冊適当に選んで、読んでみました。
CER1がYL1.4-1.6なので、気軽に楽しく読めると思ったら、大間違いでした(笑)

その時以来、このYL評価を忘れてしまいました。後回し原則の採用です。
最近読んで、
「親子で100万語」本のYL2〜3を見て、「そうだよなぁ〜」と思った次第です。
そうしたら、書評システムに、酒井先生の名前で大量に書籍登録がされだして、
YLがすべて0.8(とりあえずの評価だと教えてもらいましたけれど)となっていたので、
影響力を考え、質問投稿へと…。

〉でも、読んでいて、読みやすいのと読みにくいのがあるなーとは思ってました。
〉ですから、成雄さんの

〉〉私自身感覚では、
〉〉1冊300語以下だと、かなりやさしい(YL0.8〜1.0ぐらい)、
〉〉1冊400語あたりだと、ちょっと固い(YL1.0〜2.0ぐらい)、
〉〉1冊500語以上あると、かなり固い(YL1.5〜2.5ぐらい)、
〉〉というような主観をもっています。

〉総語数を目安にするのは、ものすごく納得です。
〉確かに500語以上のやつは、語彙レベルが高めで飛ばすのです。
〉ただ、2.5は上げすぎのような気もします(汗)。

総語数を目安にできたのは、Julieさんをはじめ、裏表紙に総語数を記入された方々のおかげです。
ありがとうございます。

必ずしも、総語数だけを参考にして、ぴったり区分けできないのですが、
大まかな感覚がわかればいいかなぁと。

YL2.5としたのは、PGR2が、YL2.2-2.6とされているからです。
本を読んでいて、ポイントとなる文は固有の難しい言葉や、専門用語みたいなものが
出てきて、しかもその言葉の理解を前提としてさらに次の文が続くみたいな感じがするんです。
総語数が少ないので、流れで理解できにくい。写真で理解できる場合とできない場合がある。
ただ、何冊も読んでいると、同じ難しい言葉に出会うことがあり、それで理解できるという
こともありました。どの程度、適当に読むのかにもよるでしょうね。
YL1.5としたのは、飛ばし読みということで、2.5-1=1.5。

〉Let's-Read-And-Find-Outシリーズより読みやすいと思うのです。
〉ああ、でも微妙かも(大汗)。

う〜ん(冷汗)
私の場合、単に事実経過・説明の本が読みにくいと言えるからなぁ。
Let's-Read-And-Find-Outシリーズも、幅があると思いました。

書評システムで検索したら、
現在、ノンフィクションの登録は619件(うち、マグカップの件が1件入ってます)でした。
Let'S-Read-And-Find-Out Science のStage1は、YL0.5というのが多そうですが、
6冊読んだ感覚は、YL0.5ではきついんじゃないかなぁって思いました。
akoさんに紹介した、"Animals in Winter" が読みやすくて、YL1くらいではないかと、感覚です。
この手の内容と話は、絵本でたくさんあるので、読み慣れているというのもあったし。
"Is There Life In Outer Space?"(書評ではYL2.5) は、手書きの文字が読みにくくて、
太陽系の説明などもあり、YL2.5-3.0 Stage1ですけどね (>_<)

あと、
DK ELT Graded Readers Elementary A シリーズ。
これは、Rookie と同じような科学系で、4〜5冊読んでいますが、YL2くらいだと思いました。
文章が多い方が、飛ばしても読めるので、Rookie より、とっつきやすかった。
というか、Rookie シリーズを読んでいたから、すんなり読めたのかも。

DK ELT Graded Readers Elementary B シリーズ。
"Dangerous Plants" は、Rookieのなかにある1冊、"Plants that Eat Animals" の
内容を詳しく説明したもの。YL2.6くらい。
(OBW2, CER2が、YL2.6-2.8となっていたから。)
と、思っていたら、なんと!
DKG3としてGR一覧表に含まれていて、YL2.6-2.8になっているじゃないですか!
おおぉ。私の感覚もまんざらでもないじゃないかと、大喜びの瞬間でした(笑)
ちなみに
DK ELT Graded Readers Elementary A も
DKG2として、YL2.0-2.2になってる。やったぁ〜!

まぁ、冷静に考えれば、GRだから、
そもそもイギリスの出版社だって、そういう風に意識して編集しているんでしょうけれど。

〉社会人で話をきいていると、
〉このシリーズは多読をはじめて上のレベルに挑戦中の頃の
〉心のオアシスだったという人と、
〉その頃はつまらなかったけど(内容的に大人なら知ってることなので)、
〉パンダ読みで読んだら英語で改めて知識を得る楽しみがあって面白い
〉という人と、二通り分かれるようです。

私は、文章の書き方、単語の使い方で、とてもためになっているし、
内容的に知らないことも結構ありましたよ。
逆にそれで、知らない・見たことない → 難しいということかも。

〉私は最近になって読み始めたので、
〉余計にやさしめに評価してしまうのかもしれません。
〉私の主観では、こんな感じです。

〉1冊300語以下だと、かなりやさしい(YL0.8〜1.0ぐらい)、←同感
〉1冊400語あたりだと、ちょっと固い(YL1.0〜1.8ぐらい)、
〉1冊500語以上あると、かなり固い(YL1.5〜2.0ぐらい)、

〉レベルをあげすぎちゃって、心のオアシス派の人が
〉遠のいてしまうと、ちょっと残念。
〉お話よりもノンフィクションが好きな人には
〉すっごく好かれている印象があります。

ふむふむ。なるほど。
OBW1くらいと考えれば、YL2.0-2.2ですし、OFF1くらいと考えれば、YL1.8-2.0です。
なので、OFF1と比べるてみるというのが、この会話を深めそうです。
OFF1くらいなのか、それより難しいか。
語数的には、OFF1は(3,000-3,400)です。

Julieさんも、4-500語の本であっても、3,000語の本と同等な感じであると。
この情報を知っているだけで、
『単に「総語数が少ないからやさしい本」ということではなさそうだ』という
シグナルにはなりますよね。

あと、
ジャンルのわけ方なんですが、
ノンフィクション、フィクションとわけていても、
歴史・伝記なんかだと、お話の場合もあります。
最近読んだSIR4 (旧3)YL1.4-1.8の
"Helen Keller : Courage in the Dark" は、とっても読みやすかったです。
なので、
ノンフィクションだから読みにくいというわけではないと思うんです。

akoさんが言われていますけれど、[url:kb:445]

成雄 〉〉『誰と誰が朝食をとって、ピクニックに行こうとしています。母親が…』
成雄 〉〉というような物語系の流れと違う、と私は思います。

ako 〉間違いなく違いますね。
ako 〉物語は、幹の部分と、枝の部分で、軽重がありますが、
ako 〉ノンフィクションは、説明全体が同等の情報であるように思います。

成雄 〉〉すでに書いたように、科学系や文化(宗教)系の絵本であっても、
成雄 〉〉物語のように書かれている本も多いです。
成雄 〉〉対象分野で文体が変化するのではなく、編集方針で違ってくるのだと思います。

ako 〉ロッキー…じゃなくてルーキーリーダーは、これじゃないんですね?
ako 〉だとしたら他は知りません。今後、開拓されたら教えてくださいね。

#Julieさん、他にもあったら、または心のオアシス派の方のお薦めの本を教えて下さいね。

とてもうまい表現だと思うのですが、
「説明全体が同等の情報である」という感じ。
しおさんも、飛ばし読みではもったいない、向かないといわれているようなポイント。
情報が欠けることによって、理解度がかなり低下していく。
そういう読みにくさと言えるかもしれません。

〉〉水戸黄門の印籠ではありませんが、
〉〉『親子で100万語』本によれば(p.188)、YLは2〜3となっています。

〉そうだったんですか…。
〉子供がいきなり読むには高い、かもしれませんね。

大人が読んでもきつかったです (>_<)
でも、もうひとつの印籠(御触書)では、YL1.0-1.4というのですから、面白いです。

それと、
『親子で100万語』本は、タイトルこそ親子となっていますが、
多読初心者が最初に読むなら、この本だと思います。
レベル0〜3、このあたりの本の紹介が丁寧で、インターネット情報も含まれており、
どういうGR本、子供向けGR本、児童書がいいのか、そのシリーズを書評しています。
そういうわかりやすさから、子ども向けだけではなく、初心者向けにピッタリだと思います。

〉いろんな方の意見をおききしたいです。
〉(akoさんもがんばらずにがんばってね〜)
〉成雄さん、呼んで頂いてありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。


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