まりあさんへ Re: 横レス から更に脱線 音遊びの本

[掲示板: 〈過去ログ〉YL・語数・書評システム情報 -- 最新メッセージID: 1253 // 時刻: 2024/5/8(11:21)]

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230. まりあさんへ Re: 横レス から更に脱線 音遊びの本

お名前: ひまぞ
投稿日: 2003/12/6(17:48)

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まりあさん、こんにちはです〜。
雪が降っていて、超らんらんモードのひまぞです。

〉Dahlレベルの本筋とは離れますが、レベル0の本達の
〉レベル分けについて、問題点をとても分かりやすくまとめて
〉下さってありがとう!

まりあさんと、メールで話してもいいのですが
きっと、他の人も読みたい内容だと思うので
ダールのスレッドとは別にして書かせていただきます〜。

〉〉ストーリーを楽しむ本と、
〉〉言葉遊びや何かをもじって楽しむ本とは
〉〉ちょっと分けて考えた方がいいのではと思っています。

〉〉ネイティブの子供には、音遊びやもじりは生活に密接してて
〉〉当然、ストーリーより先に楽しめるものなので
〉〉そこから本に入っていくことができます。
〉〉だから、ネイティブにとってのYLと
〉〉外国人にとってのYLは、大きく食い違うと思います。

〉   まさにそうですね。ネイティブの小学校1年の国語
〉(英語だけども)って、そういうところから始まっている様子です。

日本国内の英会話学校でも、
生徒に英会話を使う早急なニーズがない場合
発音の取得のために、音遊びをどんどん取り入れています。
日本人講師の場合は、自分が海外の大学で経験(失敗)したことを
日本語の音や言葉あそびと比較しながら話してくれます。
外国人講師の場合は、月1位のフリーレッスン形式が多く
外国の幼稚園か小学校レベルの遊びを、教えてくれます。
最初はちょっと恥ずかしいのですが、
フリーレッスンは全レベルの生徒がまじるので、
レベルが上の人達ほど音遊びの意味を理解していることが多く
慣れもあって、次第にやれるようになります。

でも、これを日常のレッスンに積極的に導入しようとすると
教室に遊びに来ているんじゃないんだ!と
怒ってしまう人、落胆する人が多くいるみたいです。
海外校でも、やっぱりそういう傾向がありました。
1音ずつの発音練習は、biginner〜middle intermediate levelで
tongue twister や nursary rhyme は少し上のレベルからですが
南米からの生徒は比較的簡単にできてしまうし、
アジア圏はなかなかできなくそれで苛立ってるしで
なかなか時間を多くはさけなかったようです。

〉〉でも、多読をする人達は、おそらくネイティブの子供より
〉〉ずっと歳上の人達になるので、経験則から
〉〉多少単語がわからなくても、ストーリーがしっかりしている本は
〉〉たとえ長くても、かなり楽しむことができると思うのです。

〉   多読を始めたばかりの人、とくに学校英語以外の勉強を
〉していなかった人には、PGR0の方が、ICRやSIRのStage 1より
〉読みやすいと感じる人も多いですが、だからといってPGRの
〉レベルをしたにするわけにもいきませんよね。そこが悩み
〉なのです。今みたいに、数値で下から表示する方法以外に、
〉別系統にしてフローチャートで示せば?という案もでましたが、
〉あんまり入り口が分かりにくくなっても困るし...とにかく
〉これから始めようとする人には、単純明快でありたいし。

でも、SSSの書評を利用して、読書をしようとする層って
圧倒的に「文字から言葉を習得」しようとする
比較的初心者か、他方法挫折者が多いと思うんです。
今までの掲示板の流れからしてみると、
 まず、いろいろ読んでみる
 少し慣れたら、音にも興味をもってくる
のパターンだと思うんです。 

はまこさんのように、最初から音を使っている人は少ないし
オフ会でちらった聞いたところでは、以前に音については
別方法でやっていたとのこと。
そのような人は、独自にアレンジする能力も十分あるはずなので
書評のレベルを気にせず、内容紹介で本を選べると思います。

なので、SSSでは、思いきって
この順番で読んでいったら、英語を読書から習得できるという
独自のレベル付けが存在していいと思うんです。
普通に、学校英語だけでやってきた人にとって
ICR や SIR の Stage 1 なんて、寝耳に水状態の英語で
なのに幼児向けなんて書かれて、非常に傷つくジャンルじゃないでしょうか。
でも、SSSでは、これらはレベルが上になっているとなれば
安心して、余裕をもって取りかかれると思います。
あ、それだと、書評のどこかに、この本は音遊びとかいう記載が必要ですね。

〉〉じゃあ、音遊び系の本は、永遠に楽しめないのかというと
〉〉そうでもなくって、
〉〉マザーグースや子供向けビデオで音をたくさん聞いてからとか
〉〉ストーリーを楽しむ、簡単めの本を先にたくさん読んで
〉〉レベルをぐーんと下げる位になってから、また手に取ると
〉〉おおーと生き生きと楽しく読めるんだと思います。
〉〉音や言葉遊びの本は、わからない単語に引きづられながら読むには
〉〉もったいなさすぎると思うんです。

〉   是非テープやCDで音と一緒に楽しんで欲しいですが、
〉そうするとただでさえ1単語単価の高い絵本系は、購入派には
〉辛くなりますね。ブッククラブを全国展開した〜い!

欲を言えば、誰かわかる人がそばにいる状態で
数少ない、音と文字とを併用させて始められるのがいいのですが
一人では、その楽しみを理解するのは、なかなか資質がいると思います。
もちろん、購入費も膨大です。

でも、GRをレベル3、4までいって、
GR併用でストーリー系児童書レベル1、2、3と読んでから
簡単な音系を併用するようになれば、
その頃には児童書1冊の厚さもあるので
1月あたりの費用としては、あまりひびかないのでは?
絵本を読み始める人達も、ある程度上のレベルを読んで
自分の英語レベルに自信を持ち始めた頃で
絵本以外の本の語数あたり単価に余裕ができた頃なのでは・・・。
大きな声では言えませんが、そこまで読み進める間に
掲示板やオフ会でお友達もできますから、貸し借りもできるでしょうし。

なーんて思うのですが、どうでしょう?


▼返答


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