寝太郎さん、みなさんへ

寝太郎さん、みなさん、こんばんは！
酒井＠快読１００万語！です。

〉akoさん、ロックフェラー綾さん、こんにちは。寝太郎です。

〉今回の件、非常に反省しております。
〉かなり悪ふざけが過ぎました。
〉どうか、お許しください。

いや、いや、寝太郎さん、寝太郎さんはふざけただけです。
それを「悪ふざけ」のように拡大してしまったきっかけは
ぼくが作ってしまったものです。謝罪というのはちょっと
大げさじゃないかな？　

少し後で、どうしてぼくが「悪ふざけ」に拡大させてしまったか、
掲示板の歴史を振り返りながら振り返ってみようと思います。

〉ロックフェラー綾さん、あなたの人権を無視した発言、非常に反省しております。
〉ごめんなさい。

これも寝太郎さん、そんなに重大な話ではないですよ。
「旅費を出す」なんていうのは冗談だって、だれでも分かるんだから。

「自粛してください」だって、「ロ」さんの口調を考えれば
思わず出てしまっても仕方がない。聖人君子ならぬ私たちは
時折踏み外して口に出してしまう程度のことです。もちろん
職人さんや成雄さんの言う通りなので、「あ、しまった！」と
謝ればすむことだと思います。「人権の無視」だなんて、
それはまた考えすぎ！

〉いつかどこかでお会いできたら、土下座して誤らしていただきますので、
〉どこかのオフ会でお会いできれば幸いです。

〉本当に申し訳ありませんでした。

残念ながらぼくたちが「ロ」さんに会うことはまずないだろうと
思われます。それがぼくの「悪ふざけ」の原因でもあります・・・

と、ここからぼく自身の「ごめんなさい」です。

ぼくが寝太郎さんの提案に対して、「すばらしい、半額持ちます」と
書いたのは「ロ」さんが決してのこのこ出てくることはないと
確信していたからなのです。その理由はすぐに書きますが、
ぼくの「半額持ちます」は考えてみると非常によくなかった！

場所が大会の掲示板であることを分かっていなかった！！
大会の掲示板にSSSの顧問であるぼくが「すばらしい提案です！
半額持ちます」などと書いたものだから、古川さんまで本気に
してしまって、実行委員をそっちのけで討論会の時間まで
考え始めてしまった！！　（どうもぼくのやることといったら、
悪ふざけばかり・・・　小学校の頃からそうだったのです。
何度先生に叱られ、立たされ、親が呼び出されたことか！）

さて、「ロ」さんが寝太郎さんの呼びかけに応じることはないと
判断した理由ですが、「ロ」さんの発言は「匿名性」に全面的に
よりかかったものです。（この掲示板のほかのみなさんの発言は
「ロ」さんの発言とはちがいます。必要があれば、あるいは気持ちや
財布や機会が許せば、いつでも出てきて対面でお話ししようと
思っている方々です。）

「匿名性」に全面的によりかかっていること自体を悪いこと
だというのではありませんが（無記名投票みたいな面も良さも
ある場合がありえる・・・）「ロ」さんのような発言の場合は
人前に出てくることは考えられません。

根拠を挙げましょう。

「ロ」さんは（本人は当然否定するでしょうが）昔の（たった
３年半前！）「駿台生」さんだと思われます。「通りすがりの
人」も「駿台生」さんでしょう。主張がまったく「駿台生」さん
と同じだから。なつかしい３年半前にぼくにいろいろ文句を
つけていた（つまりたむさんご明察の「私怨」を抱いた）
「駿台生」さんは、三省堂でやったはじめての講演会を目前に、
掲示板に「いろいろ質問したいから答えを用意しておくように」
という「脅し」をかけて来ました。心配した人たちにぼくは
「大丈夫出てきませんよ。出てきたとしても名乗らないでしょう。
名乗ったとしても本当に「駿台生」さんがどうかはわかりません。」
といいました。

もちろん「駿台生」さんは現れなかった（と思う）。現れたと
しても名乗らなかった・・・

「駿台生」さんも、「ロ」さんも、実在はしないのです。
インターネット上にしか存在しない。だから討論会に出てくる
わけがない。（出てきたとしても本人だという確証はない・・・）

そこで、ぼくの悪ふざけとなったわけです。「半額持ちます」
というのは「出てこられない」ことが前提だった。

ぼくの間違いはぼくの返信が「大会用掲示板」だということを
分からずに、本当の提案のように書いてしまったことでした。
古川さん、akoさん、成雄さん、ごめんなさい！

寝太郎さん、そういうわけなので、心配しないでください。
ぼくは「ロ」さんが「駿台生」さんであり、いつか混乱を
巻き起こすつもりだろうということは最初の登場から
察していました。けれどもいままで一度もみなさんに注意を
促したりしなかったのは、掲示板のみなさんがその程度のことで
動揺することはないと確信していたからです。

ぼくの確信通り、みなさんは実に冷静かつ公平に「ロ」さんの
発言に対して、職人さんたちのように投稿する人の権利を擁護しました。
「ロ」さん（＝「駿台生」さん）もこの掲示板がちょっとや
そっとでは揺さぶれないしっかりした場所だと言うことがわかったと
思います。

ぼくの予想ではもう「ロ」さんは現れないでしょう。
たとえ次にはまた別のハンドル・ネームで登場するとしても・・・
けれども「ロ」さんが巻き起こした「コップの中の
嵐」のために、「ロ」さんの名前が知れ渡りすぎました。
次回はよっぽど巧妙に策を練らないと、「コップの中の嵐」さえ
起こせないと思われます。さて、どんな工夫が見られるのか、
楽しみですね！

いづこさんの「仲良しクラブ」のこと、こんな風に考えては
どうでしょう。つまり、「仲良しクラブ」にはよい面と
わるい面があって、寝太郎さんがちょっと心配したのは
「馴れ合い」というわるい面ではなかったか？

ぼくもその心配は分かりますが、どんなに厳しい議論が
あっても仲良しでいられる「仲良しクラブ」もあると
思います。いままでも、ぼくたちは多読のネガティブな
面から目を背けては来なかったと思っています。
その意味ではこれまで通りの「仲良しクラブ」でいてよいのでは
ないかな？

考えてみれば、こうして３年半前のことが話題になること、
タドキスト大会で「多読の発展」が話題になること、
これはすべて、多読が一つの段階を超えたことを示しているような
気がします。多読三原則を元にした多読クラスが始まってから
５年、ＳＳＳのウェブサイトができてからちょうど４年、
最初の掲示板ができてから３年１１ヶ月しか経っていませんが、
その間の広がりと伸びはまさに beyond our wildest dream
（夢にも思わなかったほど）で、もう歴史を振り返る段階に
来てしまったのですね！

なお、「駿台生」さんとの掲示板上のやりとりはとても
おもしろいものでした。今でも読むことができるはずです。
管理人によって削除された投稿は二つか三つくらいのものだったと
思います。（投稿番号のつながり具合でわかるのではないかな？）
「ロ」さんが「中学生並み」と書いたぼくの英文も読むことが
できます。ぜひ読んでみてください。

最後に・・・

掲示板の堅牢さを示すことになったとはいえ、「ロ」さんの投稿で
寝太郎さんが傷つく結果になった原因は「ロ」さんの「私怨」で、
その「私怨」の原因はぼくにあることをお詫びしておかなければ
なりません。

いまでもああいう風に書くしかなかったと思っていますが、
日本の学校英語は本当にひどいものです。それをストレートに
書いて、特に伊藤和夫さんを槍玉に挙げたことが「ロ」さんの
恨みを買ったのだと思います。

伊藤さんに個人的な感情はありませんでした。ただ、「受験英語の
神様」と呼ばれていることを知って、頂門の一針になればと
取り上げたのでした。

しかし具合の悪いことに、世の中には伊藤和夫さんを本当に
神のように思っている人がたくさんいた！　ぼくが世間知らず
だったとはいえ、余計な夾雑物をこの掲示板にもたらして
しまいましたね。反省します。

（ただし、ぼくの指摘はまちがっていないし、日本の英語教育の
一番痛いところを衝いたからこそ「駿台生」さんたちの反発を
招いたのですね。これは致し方なかったと思われますが・・・）

では、みなさん、Happy reading！