Re: 日本語も最初はいい加減に読んでいた Re: 日本語のように読む

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/5/21(11:11)]

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[賛成] 1756. Re: 日本語も最初はいい加減に読んでいた Re: 日本語のように読む

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/3/28(01:03)

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fionaさん、ひさしぶりです!
杏樹さん、こんばんは!!

〉杏樹様、fionaと申します。

〉「英語を日本語のように読む」ということについて、思うところを書いてみました。

〉私は、昔、まだ十台の前半の頃、大人用の文庫本を、ところどころわからないところがあっても、適当にとばして読んでいました。
〉その上、筋書きにあまり関係ないようなところもとばしていたような…。今から考えると、とてもいい加減で大ざっぱな読み方をしていました。

〉細かな描写なんかは飛ばして、筋書きだけを追うような読み方でした。
〉主人公の服がどんなだとか、部屋の中の細かな描写なんかどうでも良くて、誰がどうなったかと言った所を、ザッザッザッと適当に読み飛ばしていたと思います。

〉多分、内容の2割や3割近くは飛ばしたり、斜め読みで何となく雰囲気をつかむだけで終わっていたように思います。理解度は、8割かそれ以下だったのではないでしょうか。
〉今、同じ本を読んでみると、こんなことも書いてあったのかとか、こんな描写があったのかと思うことが多々ありますから。

〉英語も、最初のうちは、大ざっぱに、何となく読んでしまえば良いのではと思っています。
〉日本語だって、たくさん読んでいるうちに細かく読めるようになったてきたのだし、英語を初めから細かく読めと言うのは難しいのでは?

〉とりあえず、英語の本についても、初めのうちは、ざっと筋書きがわかる程度読めれば良いのではないかと思っていますが、どうでしょうか?
〉ただし、それなりに面白く読めなければダメだとは思いますが。

杏樹さんがいいだしたこの話題は
(たかぽんスレッドに対抗するという意味だけでなく)
とても大事だと思うので、またまた反応。

英語の本を読みはじめるときに、いいですか「はじめる」ときにですよ、
二つの心構えが闘うと思うのですよ。

一つは学校で教えられたとおりに100%理解をめざして、
「飛ばさずに読みたい」気持ち、もう一つは
「ただ楽しく読みたい」気持ち。

この二つのあいだで揺れながら次第に「ただ楽しく読む」ことが
「飛ばさずに読む」ことにつながることが納得できていくのでしょう。
それが「多読的精読」ですね。

最初はいい加減に読む
次にはすこし細かいところまで分かった気になる
そのうち全部わかった気になる

これが多読的精読ですね。
杏樹さんがいっていることも、fionaさんがいっていることも
おなじだと思われます。

「辞書を忘れたら辞書を引いてもいい」というのは、
ぼくがいつもいっている標語ですが、
辞書が外国語学習の中核でなくなったら、
そして読書のじゃまをしない「引き方」ができるようになったら、
あとはどうぞご自由に!

いつまでも、いい加減は大事!!


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