ドードーは飛べない

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1628. ドードーは飛べない

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/15(01:20)

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たかぽん、ぽぽんぽんぽん…
ひとーつ、人の世の生き血をすすり
ふたーつ、不埒な悪行三昧…

(通じなかったら自爆だなあ)

〉ウィ〜!サヴァビヤ〜ン!(「フランスどき」とは、フランスときいて、胸はずむ気持ちです。動悸?)

ときどき、どきどき。

〉〉フランス革命が画期的なのは、民衆が国王を倒して共和制を作ったからです。それまではヨーロッパでは民衆が暴動を起こそうと、革命を起こそうと、国王の首をすげ替えることはあっても、国王そのものをなくしてしまう、ということはなかったのです。それが「賞賛」に値するものかどうかは置いといて。ただ、王制よりも共和制の方が良いと考える人にとってはフランス革命はまさしく「革命」的な偉業だということになります。

〉おそれおおいのですが、ここちょっと違うと思います。
〉共和制が良いと考える人だからって、フランス革命を肯定するとは限らないと思います。
〉たとえば、アメリカ合衆国憲法では、フランス革命的な考えは注意深く排除されています。
〉自然権、人権、「生まれながらにして平等」、国民主権、人民主権、といったものが、
〉合衆国憲法には一切出てきません。(独立宣言では一部方便的に使われていますが。)

おお、それは失礼しました。「共和制が良いと考える人の一部」ってことになりますか。
ただ、アメリカ独立はフランス革命の前なんですよね。フランス革命はアメリカ独立に触発されたという説もありますし、アメリカ独立宣言を見て、それをさらに過激にしたものが人権宣言につながったといえるのでは。
 
〉日本でもフランス革命を起こしたい、という人が、戦後日本の憲法学の権威であった、
〉ということのようです、中川八洋先生によると。

ふむ、ふむ。

〉今でも、フランス革命を理想とする憲法学者が主流に存在するとのこと。
〉それが「考え方」にとどまればいいのですが、その秘めたる「目的」によって、
〉学問内容が歪められて、ウソが教えられていたりするらしいです。(私は知りませんよ。。)
〉なので、フランス革命とか憲法について書かれたものについては、現在も、
〉そのイデオロギー性に注意したり、何かのプロパガンダなんじゃないかと疑いながら、
〉読んだほうがよい、ということになりそうです。めんどくさいですね。。

やっぱりフランス革命礼賛は日本で独特の発展を遂げたようですね。しかも単なる礼賛ではなく、意図的に学問をゆがめてしまうまでになっていたとは。

〉〉でも、中にはバスティーユ「攻撃」はなかった、あっさり明け渡された、と書いてある本もあったりします。でもそれではオスカル様の死がウソになってしまうので(架空の人物には違いありませんけど…バスティーユで華々しく最期を遂げたと思っていたいじゃありませんか)、あんまり認めたくはありませんが…。

〉私がつい最近読んだ本でも、そんなことが書いてありましたね。攻撃はなかったって・・・

たかぽんは何を読んだのでしょう。…なんか、その説が広まると淋しい…。

〉〉それではこのへんで。

〉ありがとうございます! ぽこぽん!

それではぽんぽこ!


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