Re: LRによる混乱は、認知システム同士の「干渉」ではないかと・・・

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/6/2(14:30)]

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2205. Re: LRによる混乱は、認知システム同士の「干渉」ではないかと・・・

お名前: marin
投稿日: 2005/7/15(00:20)

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慈幻さん、こんばんは。

頭がクラクラ(笑)しているmarinです。

〉>>「記憶/演算装置」 → 「出力装置」
〉>>
〉>>の間の「リンク」が上手く繋がってないみたいですけれども。

〉>全くもってその通りです。

〉優位感覚は違いますが、「同志!」とお呼びしたいです(笑)

是非、呼んで下さい(笑) 多分、私の場合、「記憶/演算装置」が常に
OUT OF ORDER なんです(笑)


〉>だから、「シャドウイング」がスピーキングに有効なのはすご〜くよく
〉>わかったけど、私がして本当に効果ある????
〉>
〉>その疑念が全くもって消えません(笑)

〉同意します!(笑)

〉そうです。私が言いたかったのは、正にそういうことです!

そう思いますよね!! 「同志!」です(笑)

〉多分、「シャドウイング」ができる人は、元々「スピーキング」も得意
〉なのではないかという気が(笑)

私もそんな気がしてきました(笑)

〉>「発音できなければ聞き取れない」、あれ??そうなんですか??

〉私も違うと思います(笑)

100万語多読入門で、「言えなければ聞こえない!」という逆説的な標語を
ぼくはよくいいます、と酒井先生は書かれてますが、逆説的とおっしゃている
くらいなので、一応、逆が正かと。


〉ただ、「シャドウイングができる」人たちがそういう風に主張してる
〉ことから考えると、多分、「発音できるようになることで、聞き取り
〉の質/レベルが上がる」という意味ではないかと推測しています。

う〜ん。「シャドウイング」って、ある意味、リスニングより、集中して
聞くと思うんですよね。 だから聞こえてくるだけじゃないのかしら??

まあ、私は「シャドウイングができる」人ではありませんので。。。

ついでに、私のシャドウイング歴を書きますと、始めたのはいつ頃かよく
覚えてませんが(多読を知る前です)、私には、聞き取りができないものは
「シャドウイング」ができるはずがないと思っていたので(笑)、聞き倒した
(笑)素材で行っていました。(個人的に、慈幻さんはチャレンジャー(笑)
だと思います。)

それで、始めはうまくできなかったのですが、やっているうちになんとか形に
なってきました。(慈幻さん、落ち込まないで下さいよ。もちろん、オチ(笑)
がありますので。。)

でも、なんか違う気がするんです。。どう考えても私がやっているのは
暗誦もどき(爆)。 音声聞いて行っているというか、音声をちょっと聞いて
(笑)、自分の記憶から発音するというか(笑)。

余談になりますが、うちの子供の宿題で音読というのがあって、親が聞いて
用紙に丸とサインをするというのがあるのですが、うちの子は「音読して」と
いうと暗誦を始めます(笑)。詰まると、教科書を見てまた、暗誦します
(笑)(長いものはやはり無理っぽく、そのときだけは音読になりますが)
「音読」と「暗誦」は違うよな。。。と思いつつ、サインをする私(^^;)

おそらく、この「音読」と「暗誦」の違いくらい、「シャドウイング」と私の
「暗誦もどき」は違うと思います(笑)

それで、100万語多読入門で、酒井先生が、「頭で理解しないで口に出す」
のが「シャドウイング」というのがあり、そういえば、ぺらぺらの知人も
理解なんかしなくていのよ、と言ってたな、というので、簡単だと理解して
しまうので、その時、「多聴」&「精聴」に聞き始めた(あまりまだ聞いて
いないところが多い)ヒラリーのLiving Historyでやってみました。
。。。。。。。。。。。。

慈幻さん、お察しのとおり、口が回りません(笑)!それどころか、息継ぎ
さえうまくできなくて苦しいです(爆)

だめだ、こりゃ(^^;)

ちなみに、聞き取りはよくできました(爆)。

〉私は「意識的に聴く」ことによる「多聴」は厳しかったです(苦笑)

〉それで、「意識的に聴く」ことをせずに済ませる「ながら聞き」という
〉のを考案して、「大量に聞く」ことで、ようやく、多少とも「聞き取り」
〉ができるようになりました。

慈幻さん、勘違いされてるようですが、意識的に聴かないのが「多聴」ですよ。
意識的に聴くのが「精聴」。

私の「多聴」は「ながら聞き」より聞いてないですよ。全然聞いてないことも
多い(笑)。 それでも不思議なことに効果あるんですよ。聞いてないようで、
人間は聞いているものなのです。

早く聞きとれるようになるには、「精聴」をたくさんした方が良いのですが、
慈幻さんは、わからないものを聞くのが苦痛ということで(偉そうに言って
いますが私もすっごい苦痛でした。だから人に薦めずらい。。)、「多聴」の
みをしていって、「多聴」を聞く中でたまに「精聴」(意識的に聞く)を
すればいいかと思います。


〉>はまこさんの「音素判別能力」のような普通ではあり得ないものでは全然
〉>ないです(笑) 私は一般人?なので(笑)

〉そうですか?(笑)

え〜と(^^;)。 一応、私がしてることは、いわゆる英語ができる人は
してるんじゃないかと推測されるし、少なくともネイティブの人はそうです
よね??
久子さんもしてるんで、2人(少な!)はいますし。。

一連の書き込みを見ると、私にとって、はまこさんは天才ではなく超人です
から(笑)。 人間って能力の2〜3%くらいしか(数字にはちょっと自信
なし)、使用してないそうですが、はまこさんは5%くらい使用していると
推測されます(笑)

杏樹さんも書いてましたが、「sの形を作るときの空気の動き」がわかるって
。。。。。

〉別の方への返信でも書きましたが、私も含めた普通の日本人は、

〉「子音+母音」/「母音」

〉という「形式」に「変換」しないと「認識」できません(苦笑)

〉ですから、「girl」という「音声」を聞いても、

〉「gir」 → 「ガー」
〉「l」 → 「ル」

〉に「脳内カタカナ変換」してしまうんです。

〉ところが、久子さんやmarinさんのように「耳が良い」人たちは、
〉そういう「脳内カタカナ変換」をせずに、

〉「gi」 → 「グゥ」
〉「rl」 → 「オゥ」

〉と「聞き取る」ことが可能です。

〉既に、この「聴覚像」の「入力」時点で、「違う処理」をしてい
〉るという「自覚」はおありですか?(笑)

何度も何度も読んでしまいました(^^;)
だって、音声は「グゥオゥ」ですよ!!!!

。。。。。。。。。。。。

久子さ〜ん、「ガール」にはならないですよね!
wheelは「ホイール」じゃないですよね〜。
(自分達の世界(笑)へ逃避(笑))


〉これは、仮に「girl」を「辞書」で引いて、「発音記号」を確認した
〉としても同じ事です。

〉私も含めた普通の日本人は、「発音記号」も「脳内カタカナ変換」し
〉てしまうからです(苦笑)

〉いみじくもmarinさんご本人が仰っているように、

〉>普通は発音記号見てもわからないと言われるのかな。

〉ということなんです(笑)

「発音記号」はね、中学の時から、ほとんどの人が参照してなさそうなのには
気付いてました。 教科書とかにカタカナがふってあったから。。

あの変な記号を覚えるのがたいへんなのかなあ、と。
(ええ、違うというのはもう、わかりましたよ(笑))

でも、私には発音記号が一番わかりやすかったのです。カタカナにはうまく
できないから。。。

ちなみに、その時、皆の書いているカタカナは「girl」なら「グゥオゥ」と
書いてると思ってました。。。。(でも、書いてた人もいますよね??)

「発音記号」は参照してなかったからわからない、と言われるとは思って
ましたが、「発音記号」も「脳内カタカナ変換」してしまうからわからない、
と言われるとは思いもよりませんでした(^^;)


〉ですから、「目で聞く」=「文字音声化能力」と書いたのは、そう
〉いうことは「普通の人にはできない」と示したつもりだったのです
〉が、私の説明が足りなかったようですね(苦笑)


「普通の人にはできない」なんて、思ってもみませんでした(^^;)


〉さて、上記のことを踏まえますと、

〉1 「Girl」という「文字」を読む。
〉2 「Girl」を「グゥオゥ」という「ほぼ聞いたままの音」で
〉「音声再生」する。

〉というのが、marinさんの情報処理だと推測されます。

ええ、あたりです。自分が発音するとなると日本語訛りになりますが、
脳内では、ネイティブの発音通りです。

〉ですから、marinさんにとっては、

〉「目で聞く」=「文字音声化能力」

〉というのは、「通常能力」なのでしょうが、私から見たら、「すごい
〉能力」なんです。

〉ご理解頂けるでしょうか?(笑)

「通常能力」どころか、皆、そうしているものだと信じてました(^^;)

でもですね、一応、自分1人ではないと確認?してそう思ってたのですよ。
「文字音声化能力」があるか(笑)と聞いたわけではなく、私が勝手にそう
思ったとも言えますが、私と似てるなーっていうところでね、しおさんも、
「文字」や「発音記号」みて、「ほぼ聞いたままの音」を「脳内音読」
してる(できる)んじゃないかってね。 

だから、ちょっと(笑)、自信あったんですけど(笑)。


〉それと、marinさんは、

〉1 「音声」      → 「ほぼ聞いたままの音声」 → 「理解」
〉( 「Girlという音声」 → 「グゥオゥという音声」  → 「少女の映像」 )

〉2 「文字」      → 「脳内字幕」      → 「理解」
〉( 「Girlという文字」 → 「Girlという脳内字幕」 → 「少女の映像」 )

〉という2種類の「情報処理」を、全く「別系統の認知システム」として確立
〉していまっていると推測されます。

〉恐らく、marinさんは「優位イメージ」が「視覚」であるため、

〉「LR」=「音声入力」と「文字入力」の「並列処理」

〉をすると、

〉「Girlという脳内字幕」 > 「グゥオゥという音声」

〉となり、両者が「干渉」してしまうので、上手く行かないと予想されます。

さすが! 慈幻さん! そうだと思います。


〉これに対して、普通は、

〉 「音声」      → 「カタカナ」       → 「理解」
〉(「Girlという音声」 → 「ガールというカタカナ」 → 「少女の映像」 )

〉 「文字」      → 「カタカナ」       → 「理解」  
〉(「Girlという文字」 → 「ガールというカタカナ」 → 「少女の映像」 )

〉という「情報処理」をします。

〉ですから、「音声」も「文字」も「脳内カタカナ変換」されるのは「同じカタカナ」
〉であるため、

〉「ガールというカタカナ」

〉に「集約」されてしまうので、特に混乱しないのです。

LRの謎(私だけか(笑))がようやくわかりました。

〉「シャドウイング」や「LR」ができなくても、別の方法が必ずあります!

〉今後とも、方法論の模索や「理論モデル」の形成にお付き合い頂ければ
〉幸いです。

はい、それは喜んで(笑)おつきあいします。

それでは。


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