脳内音読の速度について(笑)

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/5/19(06:41)]

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2132. 脳内音読の速度について(笑)

お名前: 慈幻 http://mayavin.txt-nifty.com/labotadoku/
投稿日: 2005/7/6(00:59)

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どうも慈幻です。

"はまこ"さんは[url:kb:2119]で書きました:
〉はまこです。

〉〉〉〉「音」と「文字」を対応させるLRを導入させるに辺り、「脳内
〉〉〉〉音読」の速度がある程度高速になってないと、逆効果になり得
〉〉〉〉るということですから。
〉〉〉あ、これ全く逆です。
〉〉〉LRをすると、オーディオブックの音が遅すぎるのです。
〉〉遅すぎる、って…(絶句)

〉え、だって本で読んだ瞬間に音がわからない文字でもオーディオブッ
〉クがあるからそのまま読めるでしょ?

はい。それはその通りです。

〉瞬間でわからない文字ってそんなにないですよね。
〉(えっとこれは慈幻さんが見たらだいたいわかるって言ってたから)
〉ということは音を推測する時間が要らないということですよね。

はい。ここまででも異論はありません。

〉分速150語ぐらいのものを聴いてたら、どんどん自分の目が先に
〉行きませんか?
〉私は児童書ではずっとそうでした。

ただ、ここで理解の齟齬が生じてます。

確かに、私は英語なら既に400万語読んでますので、

1 瞬間で分からない文字はほとんどありません。
2 音を推測する時間もほとんど要りません。

しかし、私ははまこさんのように「聴覚」が優位でないため、「脳
内音読」しただけで「理解」することはできません。さらに、「身体
感覚」への変換という余分な処理が必要です。

従って、分速150語くらいでは、かなり気を張ってないとついて
いくのは大変ですし、分速200語くらいの音声ニュースとなると、
意識を集中し、予備知識を総動員して、聞き落とした部分を補正し
ないとついていけません(笑)

ですから、児童書だからといって、分速150語が「遅い」とは
感じません。

ただ、久子さんもはまこさんと同じように、児童書のように易しい
ものであれば、分速150語では「遅い」と感じるようですので、
「聴覚」優位な方にとってみれば、「脳内音読」は分速200語以
上は当然で、児童書なら分速250〜300語で快適ということな
のでしょう。

けれども、そこまで「脳内音読」の速度を上げることは、他の感覚
が優位な人間にはかなり厳しいということはご理解ください(笑)

〉あ、絵本はいいんですよ。むしろゆっくり、ゆったり読んで欲しい。

はい。これは、ジャンルによる快適な速度・リズムが違うということ
でしょう。

〉レベルの高い本では理解ができない部分が多いと楽しめないので、
〉目が先走ってしまうということはなかったんですけど、逆に消化し切れ
〉ないのに先先いかないで〜〜〜とイライラしてました。(笑)

はい。これが、私にとっての分速150語の児童書と同じだと言えば、
何となく感覚が分かるでしょうか?(笑)

〉だけどこの間ハリポタの6巻をLRで読んだんですね、これを読み始め
〉たときキリンじゃなくなってたので、もんの凄く興奮したんです(^^)v

はい。おめでとう御座います(笑)

〉3巻ぐらいからほんとに楽しめ始めたんですが、5巻でも入り込める
〉場面も多くて楽しいけどめちゃキリン読み、でしたから。
〉だけど、6巻を読んでいるうちにボケーっとしていたら、右側のペー
〉ジの4分の1ぐらいの箇所を聞きながら目だけで左のページまで読ん
〉でしまってて。それが3回ほど。

え〜と、多分、英語の理解力が向上すれば、レベルの高い本でも「脳内
音読」の速度向上は起こると思います。

〉ハリポタは1巻からLRだったので、慣れているからでしょうけど。
〉まさかレベルの高い本でもこれが始まるのか!?と不安になり、
〉話の内容を理解しながらオーディオブックを聞きつつ、目だけで10
〉行前後戻ったり先に行ったりしてみると、耳で聞いてる内容を理解し
〉ながら、目で読んでる内容も理解してました。
〉複数箇所で試してみたんですけど。
〉ハリポタに慣れているだけ、大人向けのPBではこうはいかないはず、と
〉祈っているのですが。(でないといつまでたっても聞き読みができ
〉ない。)

あの〜、それは「聞き読み」ができないのではなくて、はまこさんに
とって、そのオーディオブックの朗読速度が「不快なくらい遅い」と
いうだけです…

私が言う「聞き読み」ができないというのは、「脳内音読」の速度が
遅すぎて、そもそも「聞き読み」が成立しない、ということです。

例えば、普通の多読をしていない日本人の読速は、大体、分速100
語から120語と言われています。

そして、残念ながら、聴覚が優位でない人は、私のように、例え、
数百万語読んだとしても、音声を大量に聴くなどの別の訓練も加え
ない限り、分速150語に達すれば良い方なんです。

これに対して、はまこさんや久子さんのように、聴覚が優位な人は、
児童書のような易しいものだと、分速150語では「遅い」と感じる
ということです。

多分、素で分速250〜300語は越えてるんじゃないでしょうか?

ですから、そのような状態だと、分速150語では遅すぎて楽しめな
いだろうと想像はできます。

ただ、それを「聞き読み」ができない、というのはちょっと違うと
思うのですが、どう思われるでしょうか?(笑)

〉それに長いから集中力が落ちる時もあった、というだけのはず。
〉ほとんどの部分ははブックの声にあわせて物語りの中に入り込み楽し
〉めたもの。

〉途中から独り言のようになってしまいました。すみません。

いえ、非常に貴重な報告です。

「聴覚優位な人は、『脳内音読』の速度向上は容易」という私の
「作業仮説」を実証する例をはまこさん・久子さんのお二人が報
告して頂きましたので(笑)

〉もう少し書くつもりでしたが、力尽きました(笑)
〉続きは明日か、あさってに。

はい。こちらは最後まで付き合うつもりですので、ゆっくりで結構
です(笑)

〉(いったいこのスレッドはどこまで伸びるんでしょうねー。)

さあ?(笑)

以上、要件のみですが、今回はこれで失礼します。


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