秋男さんへ

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/5/17(05:23)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1787. 秋男さんへ

お名前: バナナ
投稿日: 2005/2/17(23:52)

------------------------------

"秋男"さんは[url:kb:1786]で書きました:
〉 バナナさん、みなさん、こんにちは。秋男です。

おひさしぶりです。バナナです。

〉・『英語は絶対、勉強するな!』という本の考え方がいいなあと思っています。
〉 このごろますます、その感を強くしてます。よかったら読んでみてください。

おお、読んで見ますね。

〉・いまは、映画がおもしろくて、よく見ています。
〉 むしろ、意味を考えないようにして聴いています。
〉 なるべく「音」として聴くようにしています。
〉・いろんな映画を見ますが、基本的には、同じ映画を繰り返し見ます。
〉 つまりは、「どういうことを言ってるんだろう」と意味を考えず、
〉 ただただ聴く、ということに尽きるのですが・・・
〉・繰り返し聴いてると、わからない部分はもちろん残るものの、
〉 いやでもわかってしまうところも増えてくる。このへんがとても快感です。

なるほど。そういうのは理想ですよね。
日本語もそうですもんね。日本語を聞くときは、
「リスニング」してるわけではないですもんね。

こういうふうになりたいなと思いますねー。

「僕は、目で英語を理解することはできるようになった
けど、耳では理解できない」「これってどうすればいいんだろ」
「どうやったら,耳で理解できるようになるんだろ」というのが
ここ1年くらい、なんとかしたいなと思っていることなのですね。

それがあって、LRやったり、シャドウイングやったりしてるのです。
(もちろん、きっかけはそうなのですが、それとは別に、
 LRとかシャドウイングというのは、それ自体かなり快感なの
 だな、ということに気がついて、実はその楽しみを味わうほうが
 いまや主目的となっているのですが、それはまた別の話)

ところで、ところで、秋男さんのやってる方法ってとても興味が
あるのです。
以前、秋男さんがね、「miffyちゃんのビデオを見てる」という
投稿をしてるのをみて、これがずーっと気になっていたのですね。

たぶん、その延長で、「映画繰り返し見る」というのをやってらっしゃる
んじゃないかと。

「Miffy」->「xx」->「ダイヤルM」といくのがいいのか?
それとも
「ダイヤルM」(好きな映画)でいいのか?

このへん、興味あるのです。まあ、むりにレベルにこだわる必要は
ないと思うのですが。「おもしろければいい」というのはそうですが
やっぱり初期はわかりやすい方がおもしろいのかなと。

どうなんでしょうね?

あと興味あるのは、「繰り返しって何回?」ってことです。
僕も好きな映画は何度か見返すのですが、なんだかそんなレベルの
回数でもないようなので。

〉・英語が聞こえる→なんて言ったのかなと考える→意味を考える
〉 そういう方法では、いつまで経ったって聞こえるようになる気がしない。なんとなく。
〉 すごく勉強すれば聞こえるようになるのかもしれないけれど、なぁ・・・。

ここは、そう思います。ほんとに。
テープを聞いていると、ときどき、
・話に引き込まれる
・頭が耳になる
・考えないでわかる
という状態になるときがあります。ほんとうにまれですが。

〉 やっぱり、もっと生理的にというか肉体的にというか無意識的にというか、
〉 そういうふうにわかるようになりたい。

〉・LRをやったことがない。字を見てしまったら、なんらかの「意味を考える」が
〉 入ってきてしまうと思うから。

ここはですね、LR60ミチルの人間としていうとですね、
ちょい違うのです。

LRって、僕にとっては、Listeningではなく、
Readingなのです。

Readingって、普通は一人で読みますよね。
「本vs自分」の世界。

でもですね、LRっていうのは、「読み聞かせられ」
「本vs自分&朗読者」の世界。

朗読する人の表現力とか声の魅力とかに助けられて、
自分一人で読んでたら、感じられなかったような、
楽しみを味わえるのですね。

ただ、Listeningとして考えると「意味を考えるが
入ってきてしまう」というのは、わかります。

僕がLをやり始めて、かつ同時にReadingとLRを
ちょい中断しているのも、「字を介しないで理解する」世界に
入って見たいなと思ってるためですし。

〉・映画見てても、映像とか前後のこととかで「類推して」意味がわかってしまったりするんだけど、
〉 そういう頭でっかちな分かり方(日本語で考えた分かり方)はよくないと思って、
〉 あえて、「分かってない自分」に戻る。(むずかしいんだけど・・・)
〉 音に集中する。まったく知らない言語を聴くような気持ちで聴く。

うーん、むつかしそう。
たぶん、本当に単純な映画だとそれができるような気はしますが。

〉・言葉で表現するとこういうふうにむずかしくなるんだけど、
〉 なんとなく音に気をつけて、ただ好きな映画を楽しんでるというにすぎません。

なるほど。
今度やって見ようかな。

〉・やさしいものから段階的に聴いていく、というのは、わからなくてイライラするのを防ぐ、
〉 わからなくて寝てしまうのを防ぐ、飽きてやめてしまうのを防ぐ、
〉 という限りにおいて良いと思います。
〉 けどまあ、聴きたいものを聴けばいいんだと思います。
〉 このへんは、多読とは違うところです。
〉 こどもはなんでも聞けるけど、なんでもは読めない。ということです。

このへんは、ぼくもいろいろ疑問があるところ。
実はですね、今日レベル4のGRのテープを聞いたら、
レベル1のGRのテープと同じなのですね、分かる度合いが。
なんなんだろうなと思っているのです。
あとね、ヒアリングマラソンのCDはわからん度合いがGRより
高いのですが、「集中しないでわかる度合い」は高いのです。
(うまく表現できませんが)

まあ、結論を出すのはあせらず、いろんなものを聞きつづけよう
かと思っていますが。

あ、あと、関係するようなしないような話なのですが、
実は僕、多読をやって、
「英語が英語のまま分かるようになる」そういう風に
自分が変わる、っていうのを感じたがとても新鮮だったのですね。
たぶん、子供のころ、こうやって「ことば」を使えるように
なっていったんだろうなと。
「そういう経験を、大人の今、できた」というのが
なんだかうれしいのですね。
だから、実は、「今は耳で英語が分からないけど、
そのうち、耳でも分かるようになる。その瞬間の経験を
これからできるのだ」というのが、ひそかな楽しみなのです。

〉・なんかややこしいことをごちゃごちゃと書きましたけど・・・ 
〉 なにかの御参考になれば幸いです。

いえいえ、とても参考になります。
ぼーっと見るのにいい映画、他にもあったら
今度教えて下さい。

〉・Playscripts の紹介、ありがとうございました。
〉 Sherlock Holmes Two Plays は、多読のいちばん最初、初めて買ったGRで、
〉 京都河原町の丸善で買って、河原町三条のカレー屋「スパイシー」で
〉 カレーを待つあいだも惜しく読み始め、「おー!英語が読める!」と感動した
〉 忘れられない本です。(っていうか、いま思い出しました。)
〉 ぜひテープを手に入れて聴いてみたいと思います。

これ、御薦めですよ。ほんとに。
でもですね、このシリーズの「ロミオとジュリエット」も
いいのですよ。とても。

〉 では〜

ではでは


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.