Re: カタカナ英語から身を守るには

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/5/19(09:35)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1005. Re: カタカナ英語から身を守るには

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/1/17(23:09)

------------------------------

KYOさん、こんにちは。

〉杏樹さん、レスをありがとうございます!

〉杏樹さんが書いてくださったことで、私はホントに大事なことに気づくことができました。杏樹さんは私の大恩人です。ありがとう、ほんとうにありがとう!

こんなに言われると恐縮してしまって恐れ多いです。今読み返してみると、なんかエラそうで失礼だったかなーと反省しております。下のリスニングの大変化も読みました。こんなすごい方だったんだと驚きました。

多読と言うのは、英語学習に挫折した人、英語が苦手な人がたどり着いた最後の砦のようなものです。今までも「多読」を勧める先生はいましたが、その薦める本と言うのが英語難民にはとても読めないものでした。英語ができる人にはそんな本はきっと本当に簡単でやさしいんでしょう。そのあたりからも、英語の先生と英語ができない人の間には深い溝があることがわかります。ですから多読を始めてからは特に今までの英語教育ってまずかったなあと思いますし、変わっていって欲しいと思うんです。

〉それはとってもうらやましいことです。発音記号をちゃんと教えられる人、
〉つまり英語の母音子音の作り方がわかっていて自分でも発音し分けられる人は、
〉英語教師でもそんなに多くないように思います。

そうなんですか。発音記号といっても、私もそれほど勉強が熱心だったわけではなくて完璧に覚えたわけではありません。ただ、日本語はかなで表記しますので、子音+母音という組み合わせがあるとか、子音のみの音があることがわかりません。それを知るだけでも発音に対する理解が大きく深まったと思います。その後フランス語と中国語を習った時も、カタカナに頼らないで発音を習得しようと言う心がけを作るのに役立ったと思います。中国語はローマ字による表記法が定まっていますし、フランス語もつづりと発音が対応しますので、英語よりもずっと発音の仕組みがわかりやすかったです。

それで、KYOさんにはとても比べ物にはなりませんが、私も英語の発音がある程度わかって、通じる程度には発音できると思っていました。かなり低レベルの「通じる」ですけれど。(そもそもたいした内容がしゃべれない)。しかし英語が聞き取れるようになりたいと思ってヒアリングの教材を集めてヒアリングをしてみると、どれだけできていなかったかが良くわかりました。英語の発音は本当に難しいと思います。

ところで、私はちんげん斎さんが「カタカナ英語の壁その3.(中級編)」で書いていることと逆現象です。ちゃんとした英語を組み立てることができないので、フォーマルな会話はできません。そのかわり知ってる言葉を寄せ集めてムチャクチャしゃべって無理矢理通じさせる、のなら少々。海外旅行でそういうことをやってきました。ムチャクチャしゃべっているので、自分でも何を言ったのか、なぜ通じたのかわからないままだったり。フォーマルな会話ができるのにくだけた会話ができないということは、日本人はしゃべろうとする意志にも問題があるのではないでしょうか。


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.