[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/12/10(12:05)]
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どうでも良いことかもしれませんが、MP3って何、と言うことを一応書いておきますね。(前回は説明なしで書いたので)
MP3は、簡単に言えば、CDなどの音(音楽)の情報を1/10くらいに圧縮して保存し、それをまた元の音楽に戻す方法です。
小さなスペースに音楽をたくさん保存できるので、ポータブルプレーヤーでよく使われています。
同じような圧縮の方法はたくさんあって、MDではATRAC3、iPodで有名なiTunesではAAC、Windows Media PlayerではWMAという方式が使われています。
ポータブルプレーヤーは、勿論CDをそのまま聴くものもあるのですが、うんと小型のプレーヤ−は、大抵、音楽を圧縮して保存し、それを聴くプレーヤーです。
iPodだったら、中にハードディスクがあり、そこに音楽を記録し、その音楽を再生して聴いています。ハードディスクの容量が5GBだったら、CD7〜8枚分のスペースしかないはずなのですが、音楽を1/10に圧縮すれば、同じスペースに、CD70〜80枚分の音楽が記録できるようになります。
他に、中にフラッシュメモリというメモリが入っていて、そこへ記録しておくプレーヤーや、SDカードなどのデジカメ用の記録カードに記録した音楽を聴くプレーヤーなどもあります。
圧縮率を上げれば上げるほど、同じスペースにたくさんの音楽が入るのですが、音は悪くなってしまいます。
それは、音楽の中の音を間引きして(できるだけうまく、人間の耳をごまかせるように間引いていきます)圧縮するので、圧縮すればするほど元の音の情報が無くなってしまうためです。
MP3の場合、1/10圧縮(128kbps)でFM放送レベル、1/20圧縮(64kbps)でAMラジオレベルくらいの音質になります。CDに近い音質にしたければ、1/6か1/7くらい(192kbps)かそれより圧縮率を下げる必要があります。
できるだけ、簡単に書いたつもりなのですが、それでもややこしいですね。
実際は、MP3では、いろいろ複雑な処理(フーリエ変換とか心理聴覚評価、ハフマン圧縮等)をしているようです。
それから、MP3は、「MPEG-1 オーディオ LayerIII」を略したものです。MPEGと言うのは、映像圧縮の標準規格で、MPEG-1は「ビデオCD」、MPEG-2が「DVD」の規格です。MP3は、ビデオCD用の映像圧縮規格内の、音声圧縮方法の(3つある内の)3番目のもの、という事だそうです。
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