600万語通過しました。(長文です。)

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/4/26(17:42)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[報告] 9327. 600万語通過しました。(長文です。)

お名前: さやか http://appletree.penne.jp/
投稿日: 2007/2/27(21:26)

------------------------------

こんばんは。さやかです。
2月20日に、600万語通過しました。
通過本は「Dorothy and the Wizard in Oz」です。

実は500万語から600万語まで、環境が変わり
思うように読めない時期もありました。
体調を崩し、定期的に治療が必要になってしまったのです。
治療をしている割には元気なのですが、
そんな訳でオフ会も、タドキスト大会以降参加できず。。。

少し、寂しい思いをしています。

500万語から600万語までの変化ですが、
何かが劇的に変わったという事はないのですが、
少し整理してみようと思います。

・読めるけれど不調の波

読めても分からないところが気になってしまい、
何度も読み直していました。
当然、本の世界にどっぷり浸かる事ができず。

しかも、英語で理解したところを
また日本語に訳してしまうようになり
なんとかしないと、焦った時期です。

この頃、なぜか1日2万語ペースで読んでいました。

・レベル3の児童書を試してみた。

日本語にしてしまうのなら、易しい児童書。
という事で、A to ZやNancy Drew Notebook、
それにCam Jansenを試してみました。

結果、気になるところは気になるけれど、
話に乗れるようになっていました。
でも、今一自信が持てず。。。
(まだ、読み返す事も多かったのです。)

このまま、レベル3の児童書でいいのだろうか?
少し物足りないような気がすると、思っていました。

・GRを試してみた。

児童書で物足りないのならと、GRを試してみました。
使ったのは、PGR3"Royal Family"。
この本は、イギリスの王室の事なので、
ある程度背景を知っているので、難しくないだろうと思って選びました。

結果、前半やはり話に乗れず、
分からないところも気になったのですが、
後半は一気に読む事ができました。

なによりも理解度も高かったし、自信が持てるようになりました。

その後、GRを何冊か立て続けに読み、
間に児童書を挟んで読む事で、調子を取り戻しました。

今回、GRのよさが分かったので、
時々読んでみようと思いました。

やはり、理解度が高いし、
徐々にレベル4のGRも楽しめるようになってきているので、
PBを読むのはしんどいけれど大人向けの物を読みたいと思ったときに、
ちょうどいいような気がするからです。

500〜600万語の経過と内訳

2005.06.16ー多読開始
2005.12.16ー100万語通過
2006.04.20ー200万語通過
2006.07.10ー300万語通過
2006.09.16ー400万語通過
2006.11.26ー500万語通過
2007.02.20ー600万語通過

500万語〜600万語まで
合計48冊

YL0-0 YL1-5 YL2-11 YL3-15
YL4-7 YL5-6 YL6-3 YL7-0 YL8-1

GR-11 LR-0 絵本-2 児童書-25
YA-6 Manga-2 PB-2

では、500万語から600万語までの
印象に残った本の紹介です。

レベル8

Chocolat by Joanne Harris

映画「ショコラ」の原作です。
思ったよりも、読み応えがあり楽しく読めました。
が、この話1人称で進んでいき、語り手が2人。
それに気づかず、何かおかしいと思いながら
読んだのはご愛嬌です。

ストーリーは、フランスのある田舎町に幼い娘と訪れた
Vianne。彼女は、チョコレートのお店を開く事にするが、
教会から反感を買います。理由は、日曜にオープンしたから。
さて、どうなるのでしょう?お店は?町の人たちの反応は?

レベル6

Death at Buckingham Palace by C. C. Benison

邦訳が出たときに読んでいた、このシリーズ。
今回、原作に挑戦してみました。
読んだ感じ、原作の方がリズミカルで読みやすいように思ったので
こちらをお薦めします。

ストーリーは、Janeはカナダ人の学生。
ある時、ヨーロッパ旅行を思いつきますがお金がつきてしまいます。
頼ったのは、イギリスに住む大叔母さん。
でも、働かないでいるのもと思ったJaneは、
新聞広告に出ていたメイドの募集に応募しますが、
なんと働き先はバッキンガム宮殿。
さて、そこで同僚のフットマンRobinが不審な死をとげ。。。

Gossip Girl#2 by Cecily Von Ziegesar

今回も、ハチャメチャなのですが
やはり楽しいこのシリーズ。
今回受験シーズンを控え、それぞれ面接に行きますが。。。

受験校がやはりセレブだけあって、イエールやブラウンという
一流大学。
ほんとに大丈夫なの?と思いながら読んでいました。

ストーリーは、Bは母親から再婚の話を聞かされ
気が気でない。一方Nはまた悪い癖が出て、
Bの事はほったらかし。
そんなとき、受験のシーズンになり。。。

Alice in Wonderland by Lewis Carroll

子どもの頃、楽しんでいたこの本。
原作で読む事ができましたが、やはり詩は分からず。。。
そう言えば、邦訳を読んでいた時も飛ばした事を、
思い出しました。

ストーリーは、あるうららかな日。
Aliceは時計を持ったウサギが
独り言を言いながら、洞穴へ入っていくのを見かける。
不思議に思い、着いていくとその穴は思いのほか深く、
どんどん落ちていってしまう。

レベル5

Walk Two Moons by Sharon Creech

邦訳で読んだときに、感動したこの本。
今回、原作で読む機会があったので読んでみました。
途中まで、話の流れを覚えていなかったので、
素直に楽しむ事ができた1冊です。

ストーリーは、先住民の血を引くSalamanca。
自分と父親を置いて出て行ってしまった母親を捜しに、
祖父母と、オハイオからアイダホまでドライブすることに。
その旅の途中で起こった出来事、そしてSalamancaが語る
クラスメイトのPhoebeの事。。。
2つの話が交差しながら、進んでいきます。

At the Sign of the Sugared Plum by Mary Hooper

このレベルのヒストリカルは、珍しいのでは?
ただ、話は暗いのでそのつもりでいた方がいいかもです。
当時の生活や、衛生状態も垣間見える1冊です。

ストーリーは、1665年イギリスロンドン。
主人公Hannahは、姉のSarahを頼り田舎からロンドンに出てくる。
お店を営んでいるSarah。Hannahは手伝いながら
生活をするが、疫病が猛威を振るう。。。

The Book of Three by Lloyd Alexander

The Chronicles of Prydain第1巻。
邦訳で、最後の巻だけのこして読んでいるこのシリーズ。
と、言う事はそれまでは安心して楽しめるはずなのですが、
思いのほか難しかったです。

話の細部が分からない代わりに、全体的な事は分かったので
児童書ながらPBの読み方をした1冊です。

ストーリーは、英雄を夢見る豚飼いのTaran。
でもある日、特別な豚Hen Wenが逃げ出してしまった。
必死で探す、Taran。
でもそんな時、森で角の王を見かけてしまい、
飛んだ事に巻き込まれる事に。。。

Elle Woods: Blonde at Heart by Natalie Standiford

Elle Woods第1巻。
「キューティブロンド」の主人公
Ellの高校生活です。
まだ、ファッショナブルでもグラマーでもないEll。

眼鏡をかけているし、ちょっと太り気味。
これでほんとに、ファッショナブルになれるの?と思っていたのですが、
恋の魔法は、こんなところに作用するのでした。

Gossip Girlと違って、普通の高校生活(セレブではない)
が垣間見えます。

ストーリーは、Elleはちょっと太めで冴えない
女子高生。でもある時、バスケットボール部のエース
Hunterに恋をした事から、一変し。。。

Dorothy and the Wizard in Oz by L. Frank Baum

600万語通過本です。
今回、猫が出てきたので猫好きとしては嬉しいところ。
でも、少し獰猛のような。。。
と、思いながら読んでいました。

オズの魔法使いも、久しぶりに登場です。

ストーリーは、地震によって奈落の底に落ちた
DorothyとZeb。それに、猫のEurekaに馬のJim。
着いた先は、カラフルな色の太陽がある国。
しかも、家も何もかもガラスでできているのです。
そして、Dorothyは懐かしい人を見つけ。。。

レベル4

The Tale of Despereaux by Kate DiCamillo

ねずみの騎士で、ファンタジーという事で惹かれたこの本。
もっと難しいと思っていたのですが、ふたを開けてびっくり、
あららという間にスラスラ読めてしまいました。

先が気になって、なかなか本を置く事ができなかった、
1冊です。

ストーリーは、mouseのDespereauxは、
ちょっと変わったmouse。
ほかのmouseよりも小さいし、何よりも耳が大きいのです。
そんな、Despereauxが興味を持ったのは、
お城のお姫様Pea。でも、人間と親しくするなんて、
けしからん!と、追放されてしまいます。。。

A Dog's Life by Ann M. Martin

1匹の犬が主人公で、語り手の私は犬。
空気のにおいや、色使い。
それに、風の感触。何よりも、人間を見る視線。
そのどれもが、犬になりきって読んでいました。

ストーリーは、私は兄と兄弟達と一緒に生まれた。
でも他の3匹の兄弟達は、身体が弱く
死んでしまう。
お母さんに生きる知恵を教わる、2匹。
でも、それが重要だと気づかず天真爛漫に
暮らしていたが、ある時お母さんがいなくなり。。。

The Report Card by Andrew Clements

テストを逆手に取ったこの作品。
確かに、それで成績が決まってしまうから、
楽しくないけれど。。。

でも誰にも分かってもらえなくても、
ちゃんと見ていてくれる人はいるのです。

ストーリーは、Noraはいつもテストで無難な点数を取り、
無難な成績を収めていた。
が、親友のStephenが思い悩んでいた事から、
わざと悪い成績を収める事にする。
心配した両親に、先生。Noraに何か問題があると、
決めつけるが。。。

The School Story by Andrew Clements

自分の本を出版する。
でもそれはできないと思うのは、現実を知っているから。
そう反対する、Natalieに対してZoeが取った行動が見事です。

ストーリーは、Natalieは6年生。
文章を書くのが好きな女の子です。
親友のZoeは、Natalieの文書を読んでこれは売れる!
本を出版しよう!と、考えますが。。。

The Year of Miss Agnes by Kirkpatrick Hill

馴染みのない土地、アラスカの話です。
慣れない土地で、子どもたちを教えること。
きっと、それは大変な事。

そして、私もAgnes先生のような先生に巡り会えていたらと思いました。
個性を大事にし、誰でも教育を受ける権利があると唱える、Agnes先生。
心に残った1冊です。

ストーリーは、長い事学校の先生がいない、
アラスカのある村。
でも、あるとき先生がやってきます。
その先生の名前は、Miss Agnes。
型破りの授業に、喜ぶ生徒たち。
そして、とっても大切な事を教えます。

レベル3

The Giraffe and the Pelly and Me by Roald Dahl

途中、ムフフと笑ってしまったこの本。
キリンの首に、ペリカンのくちばし。
現実にはあり得ないけれど、この発想はDahlらしいかも。
と、思いました。

ストーリーは、キリンに、ペリカン、それにサルは
窓ふきの掃除をしようと考えます。
最初の依頼主の家に行きますが、とんでもない事を、
仕事中に見つけてしまいます。

Lily Quench and the Dragon of Ashby by Natalie Jane Prior

Lily Quwnch第1巻。
自分では全く考えていなかったのに、
急にドラゴン退治をするように言われてしまった、Lily。

トーンとしては、Rainbow Magicに通じる物がある気がします。

ストーリーは、ドラゴンが出て困っているAhby。
Quenchの末裔のLilyにドラゴン退治を頼む事にするが、
Lilyは困ってしまう。
そんなとき、ドラゴンから話を聞き。。。

すっごく長文になってしまいましたが、
読んでいただいてありがとうございました。

次は700万語報告のときに。


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.