400万語、通過しました。

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[報告] 885. 400万語、通過しました。

お名前: ヨシオ
投稿日: 2004/2/29(22:58)

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みなさん、こんにちは、ヨシオです。400万語を通過しましたので報告します。350万語から
50日ぐらい。300万語からは4ヶ月と10日ほどです。

○ちっちゃな、ちっちゃなブレークスルー

みなさん、多読をしていると、Listeningもよくなってくるとか、突然単語として聞こえてきた、と
かの投稿を読んでいて、とってもうらやましかったです。わたしは、耳が良くなくてListeningがだ
めでした。歌も歌えないし(恥)。それが、2月17日、会社の帰りに、いつものような、MTHのMD
を聞いていたら、今までゴチャゴチャとしか聞こえてこなかったのが、ちゃんと単語に聞こえてき
たのです。勿論、すべてがはっきりしたわけではないですが、今までより良く聞こえてきたので、
ぞくぞくしてしまいました。ちっちゃな、ちっちゃなブレークスルーですが、とってもうれしかっ
たです。

このMagic Tree HouseのMDは、10月に300万語を通過してから聞き出しました。毎日ではない
ですが、会社の行き帰りですので、

15分  × 2回 × 4日  = 120分
120分 × 4週 × 4ヶ月 =  32時間

ぐらいですかね。最近評判のListening-Readingは1回しかやっていませんので、ほとんど聞いてい
るだけです。数日たつと、聞こえてくるのが普通になって、感動が長続きしないのが残念ですが。

○やっとハリポタを読んだ♪

多くの皆さんと同じように、多読を始める前にハリポタで挫折しています。邦訳が出る前に買った
3巻のPrisoner of Azkabanは、120ページぐらいで諦めてしまいました。350万語を通過した
あと、ちょっと目にはいったので手にとって見たら、読める読める!ようやく、ハリポタを読んだ
ぞ!でも、4巻は3巻より1.5倍ぐらいありそうなので、まだ置いときます。

○初めての大人PB

今回大人のPBを読むつもりはなかったのですが、たまたま、出張で行った大阪の旭屋で棚を見てい
たら「モリー先生との火曜日」が目に留まりました。ちょっと手にとって見たらなんとか読めそう
なので買ってしまいました。なんだか、本に呼ばれたようです。とっても感動しました。レビュー
にも書きましたが、もっと言葉のイメージを分かったら、もっと深く読めるのにと、ちょっぴり悔
しかったです。いつか、また再読したくなります。DVDも借りて見ました。泣いてしまいました。

さて、報告です。

○350万語から400万語まで

	        Books	Words
M Redpost	2 	 16,000 
L3 Others	1	  8,500 
CER5	        3	 71,000 
L5 Others	3	148,000 
OBW6	        1	 27,232 
L6 Others	1	 34,000 
Narnia	        2	 96,000 
H Potter	1	116,000 
		
Total		        516,732 

○300万語から400万語まで

	 Books	[ PGR	OBW	CER	MGR	Children   PB
Level 1	 0	[ 0	0	0	0	0	
Level 2	 4	[ 0	0	0	0	4	
Level 3	 1	[ 0	0	0	0	1	
Level 4	 3	[ 0	0	2	0	1	
Level 5	16	[ 5	2	3	0	6	
Level 6	 6	[ 2	1	0	0	2	   1
Level 7	 2	[				2	
Level 8	 0	[					
Level 9	 1	[				1	

Total	33	[ 7	3	5	0	17	   1

面白かった本:(レビュー済み)

○Marvin Redpost: Super Fast, Out of Control! / Louis Sachar / L2
新しいMountain Bikeを買ってもらったMarvin。どう言う訳だかSuicide HillをそのMountain Bike
で降りる羽目になってしまった。ギアの使い方も、ブレーキの使い方もおぼつかないMarvin。本当
にSuicide Hillから無事に降りれるのだろうか?後に引けない境遇になって、でも、やっと決心し
て実行する。こんなことあるかもしれない。読み終わって、家族のみんなが素晴らしいので、暖か
な気持ちになる。
○Marvin Redpost: A Magic Crystal? / Louis Sachar / L2
教室で隣に座っている気になる女の子のCaseyに、家に来ないかと誘われたMarvin。彼女は、願い事
が叶うMagic Crystalを見せてくれます。本当に願い事が叶うのだろうかと半信半疑のMarvin。
今までのシリーズでの話題も出て、Sacharの遊び心も一杯です。好きになった女の子のことを、自
分に懸命に打ち消すMarvinが可愛らしい。最後もいいな。でも、女の子は強い(?)。
○Prince Caspian / C.S.Lewis / L7
Peter、Susan、EdmundとLucyの4人兄弟姉妹は、休みが終わって学校に帰るために駅で汽車を待っ
ていた。そのとき、"Someone is pulling me. Oh-oh-oh-stop it!"魔法の力が彼らをNarnia国に引
き戻したのだ。気がつくとそこは、密集した林の中、ようやく林を抜け出ると、目の前に砂浜が。
いったい彼らはどこに来たのだろう。彼らと一緒に探し回る旅に出る。そして見つけたのはなんと
朽ち果てた…。面白い。すぐに物語に引き込まれて、1日で読んでしまった。Peter達が、自分達は
先王であることを、剣や弓の勝負で、不信げなDwarfに悟らしめるところが楽しい。
「ライオンと魔女」の次に読むことがお奨めです。また、Full-Color Collecter's Edition(ISBN:
 0-06-440944-9)は、Pauline Baynesの挿絵が、理解を助けてくれます。
○The Voyage of the Dawn Treader / C.S. Lewis / L7
EdmundとLucyは、従兄弟のEustaceの家に泊まっている。Lucyの部屋で、壁にかかった船の絵を見な
がらNarniaの話をしていると、好きになれない従兄弟のEustaceが入ってきた。
Narniaの世界への入り方はいろいろあるらしい。3人と同様に驚くようにNarniaの世界に入ってし
まった。そこはもうDawn Treader号の中。これから東の海を目指し、先王の7人の貴族を探す冒険
に出るところだ。行く先々で驚くような驚異が待っている。どんどん先を読んでいきたくなる。嫌
われ者のEustaceが変わっていくのも面白い。
"Prince Caspian"の次に読むのがいい。ただし、ちょっと難しくなっている。すいすい読めるとこ
ろと、そうでないところがある。でも、とても面白く読んだ。
○The Face on the Milk Carton / Caroline B. cooney / L5
Janieは、いつもは飲まない牛乳を飲んだ。そして、牛乳パックに印刷されている行方不明の子供の
写真を見た。その子の着ている服に見覚えがある。この子は私だ…。
自分が誘拐されたことを知ったJanieの動転した気持ちが分かる。優しい両親が犯人なのか、本当の
両親は誰なのか、だんだん神経的に参ってくるJanieの様子に心配しながら、先が読みたくて仕方が
なかった。4部作らしいが、次巻(Whatever Happend to Janie?)までは買ってあるので、続きを
読もう。
ちょっと自分には文章が難しかったので☆−1です。
○Whatever happened to Janie? / Caroline B. Cooney / L5
JanieはNew JerseyのSpring家に移った。JanieではなくJennieと呼ばれる。生みの親、兄弟と姉。
JanieはJennieに戻れるのか。
The Face on the Milk Cartonの続編。誘拐がどのようにSpring家の人たちに影響を与えたかが描か
れる。そして、Spring家に移ったJanieの様子。
1巻目より読むのが慣れてきたので☆5つ。JanieのConnecticutとNew Jerseyとに引き裂かれた気
持ちとSpring家の人たちの娘が戻ってきたという気持ちが痛いほど感じる。
○Tuesdays with Morrie / Mitch Albom / L6
たまたま見たTVの番組で、恩師のMorrie Schwartzが難病にかかっていることを知ったMitch Albom
は、20年ぶりにMassachusettsにいる恩師を訪ねる。そして、ここから彼とMorrie先生のClassが再
び始まった。そのテーマは、"The Meaning of Life"である。
Morrie先生が生きてきた人生が胸に迫る。特に後半の病気が進んでからのClassは、読んでいて涙
ぐんでしまった。
英文は読みやすいが、深い意味まではなかなか汲み取れないもどかしさがある。単語の意味がわか
ったら汲み取れるのかというと疑問だが、もっと言葉を知っていればと悔しい気持ちだ。いつかま
た再読したくなる本である。
○Fever 1793 / Laurie Halse Anderson / L5
Matilda(Mattie)は、母と祖父と一緒にPhiladelphiaに住んでいる。母は、Coffee Houseを営ん
でいる。Mattieは、毎日母の小言を聞きながら、いつかFranceに行きたいと思いながらも、平穏な
日々を送っていた。1793年の夏。Yellow Fever(黄熱)が町を襲った。手伝いに来ていた少女が
Feverで亡くなった。そしてそれは、Mattieにとって、今までの平穏な日々が一転した最初だった。
1793年、Philadelphiaを襲ったYellow Feverの様子を、少女の目からみて綴った小説。児童書とは
いえ、とても読み応えがある。当時の女性の生活や黒人との関係も興味深い。そして、Yellow Fever
の恐ろしさ。
夢中で読めたけど、面白がるにはあまりにもMattieの置かれた状況が厳しいので、マイナス1です。
○East 43rd Street / Alan Battersby / L5
冬のNew York。東42番通りのMcFadden's Barで、Marleyは、いつものように飲んでいた。そこに見
慣れないexpensing-looking womanがいた。彼女の行動に興味を持ったMarleyは、彼女が飛び出し
たあとを追いかけたが…。
今回は、Marley自身がtroubleに見舞われた。人を人とも思わないLakeと不気味なLam。この中に挟
まれたMarleyは、どうするのか。
今回はハードボイルド・タッチであり、読んでいて冬のNew Yorkの寒さが感じられる。レベル6に
もMarleyのシリーズがあるので、これも読んでみたい。(This Time it's Personal/ISBN 0-521-
79844-2)
○Harry Potter and the Prisoner of Azkaban / J.K.Rowling / L9
邦訳が出る前に、どうしても読みたかったが、多読開始前だったので、120ページあたりで挫折。
今回、350万語を過ぎたあたりで、何気なく取り出して読んでみたら、なんと!読めるではない
か、ということで最後まで読んだ。邦訳を読んでいたので、分からない単語が一杯でもお話はよく
分かる。
ハリーの両親が襲われた時の様子や、意外な人物の正体が分かったりして、面白い巻であった。
○Voting Rights Days (Hitty's Travels #3) / Ellen Weiss / L3
人形のHittyが物語るシリーズの第3巻。Hittyは、1916年、米国のWashington,D.C.に住むBryan家
の二女のEmilyへのクリスマス・プレゼントとしてやって来た。Emilyの叔母のAdaは、女性参政権
運動の活動家である。時の大統領Woodrow WilsonのWhite House前でピケを張る。彼女達の運動は成
功するのか。Hittyが大きな役割をするのでお楽しみに。
米国でも女性参政権が憲法に取り入れられたのは1920年8月であった。参政権を獲得するまでには、
このような運動がいくつも起こっていたのだと知った。米国史の中での女性の生活をHittyの語りを
通して知ることができる。
○In the Shadow of the Mountain / Helen Naylor / L5
Lake Districtにある母の家でClareは電話を受け取った。それは、Matterhornの氷河から74年前に
遭難した祖父のEdwardの遺体が見つかったというものであった。しかし、遭難する2ヶ月前に、祖
父はEnglandには戻らないとの手紙を残していた。祖父の死の真相は?ClareはZermattに向かう。
すいすいと読めて楽しかった。ミステリー作りのロマンス物。96ページの厚さがちょうどよい。
○Windows of the minds / Frank Brennan / L5
A Fine Wine, A Nose for a Story, Arlo's War, Open Doors,A Gentle Touchの5話が収められて
いる。皮肉でちょっと残酷な話、手をたたいてはちょっと笑えない話、無理やりまとめたような話、
聴覚は惑わされないが視覚は惑わされる話、気のバランスの話。
4話のOpen Doorsが最後にホッとさせてくれたのでよかった。後はそれなりに面白いが、ちょっと
ブラックかも。
○Dublin People / Maeve Binchy / L6
Maeve BinchyはIrelandの作者。PGRにEvening Classがある。邦訳しか読んでいないが、Light a 
Penny CandleとThe Glass Lakeはよかった。
Flat in Ringsend: Irelandの田舎からDublinに来たJoは、ようやくFlatを見つけたが、Flatmateに
戸惑い、友達がいない都会での生活に寂しさを募らしていく。そんなときに、あるパブでthe Great 
Gaelsの演奏が行われると知り、パブに入ったが…。Joは色々なトラブルに見舞われる。
田舎から都会に出てきた内気な若い女性の不安な気持ちが身近に感じられる。
Murmurs in Montrose: 酒におぼれた写真家のGerryが、病院から自宅に戻ってきた。迎える妻、子
供、母親、兄弟、友達のそれぞれの気持ち。立ち直ろうとしても酒の誘惑は強い。自分の将来を考
え出す妻。
昔の名声から逃れられず、現実を見ることができないGerryと、自分自身の将来を考え出す妻の
Emma。ちょっと、胸が痛いな。

○これから

NarniaのThe Silver Chairを買ってあるし、The Face on the Milk Cartonの続編の第3、4巻も買
って置いてある。MTHも毎日続けて聞きます。そのうち、別のCDも買おうと思います。

それでは、みなさん、Happy Reading!

▼返答


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