500万語報告&英語を使ってみました。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/5/5(08:48)]

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[報告] 839. 500万語報告&英語を使ってみました。

お名前: ぷーさん http://homepage2.nifty.com/pooh-san/
投稿日: 2004/2/28(21:05)

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こんにちは。ぷーさんです。

2月21日で500万語になりました。

多読を始めてから、1年と3ヶ月弱と
当初、考えていたよりも早いペースでの通過となりました。

400万語も一周年も報告しませんでしたので、約6ヶ月ぶり。
200万語分をまとめて報告させていただきますねー。

300万語から400万語は90日、400万語から500万語は110日でした。

今回は多少ですが英語を使う機会がありましたので、
そのことについても報告させていただきたいと思います。

ついでにそこに至るまでも簡単に振り返えってみました。

てなわけで、とっても長いです。ゴメンナサイ〜。

■多読開始以前

・中学〜大学までは英語はそれなり。
・でも、決して好きではなく、使える英語を身につけたいと思ったことは全くなし。
・仕事でも英語はほとんど必要なし。
・2001年12月、十数年のブランクの後(途中、一度だけ数ヶ月ラジオ英会話講座を聞いたくらい)、
 英語の勉強を始める。といっても、スクールに通い宿題・復習をする程度。
・始めてみたら面白く、いきなりやる気に(事情で半年ほど中断あり)
・2003年12月、「快読!100万語」と出会い、即、始めることを決意。

というわけで、現在に至ります。

■100万語まで

英語で本を読める、ということが単純に楽しくあまり悩むこともなく、
GR、ICRなどを中心に読み進めました。
とにかく、英語を英語のまま理解できるというのが嬉しかった。

多読開始前にもGRや英語の本を読んだことはあったのですが、(本を読むのは昔から大好き)
思いっきり翻訳しながらの読書でした。
でも、これって、結局は日本語を読んでるようなもので、
英語力向上や原文を読む楽しみを味わいを求めるのなら
これではダメだなぁと思い、止めたということがありました。

■200万語まで

飛ばし読みと投げ出しが苦手なのが悩みなくらいで、相変わらず能天気に読み進めました。
ちなみにこの二つは未だに苦手。

投げ出しは日本語の読書でも出来ない(というか「しない」)ことなので、
英語でも出来ないのは仕方ないと最近では諦めました。
あ、別に面白くないのを無理に読み続けているわけではないです。
どんな本でも一つくらいは面白いなと思えるところ、得るところがあるし、
全く面白くなければ「どうして私はこれを面白いと思えないのか?」を考えるだけでも面白いので
どの本もその本なりに楽しんでいるつもりです。(面白さに差はあるけど:笑)
飛ばし読みについては、量を読むうちに「このくらいの飛ばし加減なら楽しめる」というのが分かってきました。
自分にとって快適な飛ばし加減はそれこそ人それぞれだと思いますので、
自分で少しずつ見つけていくしかないのかなぁと思います。
そろそろ、GR、ICRに加え、一般の児童書も読み始め、その面白さにハマりました。

■300万語まで

200万語を過ぎてやっとPBを読了。
一冊読み終えてみると、あとは調子に乗って結構読めるもんだなぁ、と数冊読了。
PBを読み出すと、読書速度をもう少し上げたいという欲が出てきて、
ちょっとばかり方法を考えてはみましたが、結局「ま、いつかは上がるさ」という結論に(爆)
実際、ここに至るまでに少しずつではありますが速度は上がってきていましたので。
(でも、実はきっちり計ったことはほとんどなし。体感だけです:汗)

■シャドウイングを始めました

300万語を過ぎてからシャドウイングを始めました。
実は音に関しては、それなりに聞けて通じればいいや、
ネイティブ並じゃなくてもいいし〜、と思っていたのですが、
8月に行なわれたOSSと9月のトオルさん迎撃オフで刺激を受け、早速始めました。
すると、嬉しいオマケがっ!!読書速度が上がりました。
脳内音読のリズムと発音が良くなったのが、理由だと思います。
そして、頭の中とはいえリズムよく読めると面白い♪楽チン♪
加えて理解度も上がります(こちらもあくまでも体感)。
実は聞きながら読むというのも以前から行なっていたのですが、
聞き読みをしているときには上がるけど、してないときはあんまり……だったんですね。
これももっと量をこなせばまた違う結果が出るのかも、とも思いますが、いかんせん、めんどくさい(爆)
私にはシャドウイングの効果の方が大きかったようです。

シャドウイングを始めた頃は「さあ、始めるぞ」と畏まって集中して行なっていたのですが、
そうするとどうも頭の中で意味を考え、自分の知ってる語を探してしまい、
結果、なんとなくカタカナっぽい発音になってしまう……。
この悩みを大阪の皆さんに相談したところ、
ポロンさんから「車を運転しながらとか、家事をしながらするといいよ」と教えていただき、早速、実践。
そしたら、これがいい感じだったんです。
で、ついでにもっと頭を空っぽにしてみたいなぁ、と思い、
日本語(雑誌や軽い新聞記事など。難しいものではさすがに無理)を読みながらシャドウイングしてみました。
これ、最初はちょっとコツが必要でしたが慣れると結構いいです。
100%とは言わないけど、95%くらいは耳から聞いた音をそのまま口に出せているな、と感じます。

現在、シャドウイングは気が向いたとき、調子のいいときに好きなように行なっています。
ジアスさんも書いてらっしゃいましたが、私にとっては音はとても敷居が高いものなのです。
300万語を過ぎて、多少は聞けるかも……と思えるようになっていたからこそ、
シャドウイングも始められたのだと思います。
昔のように、全く意味の分からない呪文のようにしか聞こえない状況だったら、きっと始められなかった……(爆)

シャドウイングに限らず、音に関することも人それぞれその人に合った始め時があるんだと思います。

■英語使ってみました(その1)

ちょうど370万語を過ぎたところで海外に行き、英語を使う機会がありました。
行き先は非英語圏だったのですが、あちらで会った人たちとの共通語が英語だったので。

すると、なんと結構話せるではありませんかっ!
以前の私は本当に英語での雑談が特に苦手だったんです……。
例えば外国の方と一緒に京都や奈良に観光に行く場合などは準備ができますよね。
そういうのはなんとかなる、でも雑談はとにかく苦手だったんです。
雑談は、相手の言うことをしっかり聞いて、すぐにそれに反応しなくちゃ話にならない。
どんな話が出てくるかもその時にならないと分からない(笑)
そして、いちいち日本語を介して理解していては言いたいことが日本語で浮かんでも、
そこから英語に訳するのは時間もかかるし、加えて訳せないことも多い(^-^;)
これらが雑談の苦手な理由だったように思います。

この時の話の内容は本当に他愛のないことばかりです。
どこに住んでる、そこはどんなところだ、いつこちらに着いた、今日はどこに観光に行った、
明日はどうする、ホテルはどんな風だ、映画や本、音楽の話、などなど本当にフツーの世間話です。
でもね、それが以前の私には本当に難しかったんです。
それだけに雑談ができたことは心の底から嬉しかった!

おそらく多読で英語を英語のまま、英語の語順で理解する、ということが身についたことで、

1.聞くことがものすごく楽になった
2.言いたいことを英語で考えられ、英語のまま出てくるようになった

というのが、大きなポイントなんだろうと思います。
私の中でなかなか崩せなかった日本語訳を介して考えてしまう、という学校英語の壁を
多読のおかげで乗り越えることができたようです。

あと、現地の英語ガイドの方の案内もよく聞き取れてビックリしました。
古い教会を案内してもらったりしたので、普段聞きなれない用語なども多かったのですが、
飛ばし読みで慣れていたからか、全く気にならずに聞けました。

■英語使ってみました(その2)

実はこの件では少しヘコんでいたのですが、
15日の大阪講演会の折の懇親会で酒井先生に慰めて(?:笑)いただいたので書きます。

490万語を超えてから、また英語を使う機会があったのですが……。
この時は前回ほどスムーズに英語が出てこなかったのです。
前回より100万語以上も読んでるのに、なぜ後退してしまったんだろう?と悩んでいたのですが、
今回の行き先は比較的日本語の通じるところで、こちらが英語を使っても日本語が返ってきたりました。
すると、こちらとしても「ヘタな英語より日本語で返した方がいいのかも」と考えてしまい、
英語・日本語どちらを話していいのやら……という状態になってしまいました(^-^;)

で、先生にその話をしましたところ、英語と日本語が混ざっちゃう状況は難しいよ、
と言っていただき、元気になった次第です(ワリと単純:爆)

そういえば、このときも話相手が日本語が出来ない人が相手なら、
しばらく話してるとスムーズに英語が出てきたような……。
どうやら頭の中の英語回路と日本語回路が混乱してしまったようです(笑)
考えてみたら、昔はこういう混乱ってなかったんですよ。
だって、元々、頭の中では英語と日本語が混在してたんだから。
ということは、これって考えようによっては英語回路が出来てきたからこその混乱?と思うと
ますます元気が出てきました(ホントに単純だ:爆)

■新聞&雑誌も読んでみました。

370万語すぎで英字新聞(Guardian。飛行機の中で)を読んでみました。
これまた結構読めました。
ここに至るまでに読んでいたのはGRや児童書がほとんど、PBも多少読んでいましたが、
新聞に出てくるような用語を特に勉強したことはありません。
もちろん記事によって読みやすさには大きな差がありましたが、
それは英語自体というよりも、私の興味の方向が問題だったようです。
日本語でも楽に面白く読める記事は英語で読んでも楽だし面白い、
日本語だったとしても、ちょっと頭を使わないといけない記事はやっぱりちょっと難しかったです。

490万語すぎにも英字新聞(The New York Times)と雑誌(Newsweek、Time)を
これまた飛行機の中で読んでみました。
結果は上記と同じです。
ただ、こちらは語数が進んだ分だけ、全体に前回より少し楽に読めました。
トリ・インフルエンザやオスカー、韓国での日本文化開放とその影響についての記事などは特に面白かったです。
ちなみにNewsweekとTimeではTimeの方が皮肉な言い方や凝った文章が多いようで少し読みにくく感じました。

というわけで、新聞や雑誌といえども同じ英文。
特別な勉強をしなくても、易しいものをたくさん読んでいるうちに読めるようになるもののようです。

■英英辞書使ってみました。

最近、英英辞書を時々使っています。
Longmanの学習者向け辞書を購入したらCD-ROMがついてまして、これが面白いんです。
発音もしてくれるし(これが嬉しいっ!おまけにAmericanとBritishの選択まで出来る)、
中にはビデオがついてる語もあります。
紙版のほうにはイラストが満載です。

■映画も観てみました。

Mement ★★★★
CHARLIE'S ANGELS ★★
BRIDGET JONES'S DIARY ★★★
Wilde ★★★★
CALLAS FOREVER ★★★★★
SWEET SIXTEEN ★★★★
The Lion, the Witch, and the Wardrobe(BBC版TV映画) ★★★
The Adventures of Pricilla: Queen of the Desert ★★★★★
The ENGLISH PATIENT ★★
Shrek ★★★★
Remains of the Day ★★★★
Bowling for Columbine ★★★★
Awful Truth(TVシリーズ) ★★

内容についてはまぁ好みもあるし、ということで省略させていただきます(笑)
ただ、The Lion〜はBBCのTV映画で予算が少なかったのか、
作りがちゃちなところが多かったので大幅に星が減ってます(爆)
ちなみにこれだけは字幕なしで観ましたが、原作を読んでいることもあってか、かなり聞き取れました。
(原作と全く同じセリフが随所に出てきて嬉しかった)

英語についてですが、一番聞きやすかったのが"CALLAS FOREVER"。
これは字幕いらないかも!と思わず勘違いしちゃうほどでした(爆)
次は"The Lion〜"。子ども向きだからかな。
個人的にはイギリスものの方が聞きやすいように思います。
ただし、"SWEET SIXTEEN"は訛りがすごくて難しかった……。
"Bowling for Columbine"は登場人物によって聞きやすさに大きな差がありました。
日ごろから人前で話す仕事をしている人(キャスターや俳優)は聞きやすく、
一般の人は聞き取りにくい場合が多かったです。

■というわけで

少しずつですが英語力はアップしているのだろうと思います。
「思います」なのは本当にカメの歩みのようにゆっくりなので自分では気づきにくいから(笑)
今回のような節目に「そういえば前はどうだったっけ?」と思い返してみると、
「おお!進歩してる!」と思うのですが、普段はなかなか気づかないです(笑)

そういえば、今回390万語を過ぎて、280万語過ぎで一度読んだ
The Lion, the Witch, and the Wardrobeを再読しました。
すると、やっぱり読める速さ、読みやすさ、理解度などで進歩を感じました。
以前にも聞き読みしたことのあるPGR2のThe Secret Garden(1回目は10万語、2回目は410万語)など
2回目はあまりの遅さにイライラして聞き読みできないほどでした。
1回目はかなり精一杯の状態ででついて行ってたのに!

たまに再読・再聴してみると自分の進歩を測る目安になっていいかもしれません。

■これから

目標は「無理せず楽しめる範囲で多読を楽しむ」です。
私の場合、緊急に英語を上達させなければいけない理由もありませんので、
これからも気楽に気長に続けていこうかなぁと思っています。

200万語を過ぎて再開した日本語読書もマイペースで。
今のところ、まだまだ英語に偏ってはいますが、
これも英語を読まなくちゃ!というより、単に今のところ、英語の方に読みたい本が多いからです。

この先いつかはもっと英語・日本語にこだわらず自由に本を選べるようになるかな、とは感じています。

あと、もちろん飛ばし読みの大切さも分かっているつもりではありますが、
読めるようになってくるにしたがって、
「もっと細部まで味わいたい!もっと分かりたい!」という欲も出てきました。
行間まで読み取れるようになりたいなと。
ただ、だからといって「辞書を使おう」とか、「精読しよう」と考えてはいません。
もっともっと量を読むつもりです。
量を読めば、いつかはもっと深く味わえるようになるだろうなぁと思えますので(^^)

というわけで、いろいろ書きましたが、これからも無理のない範囲で楽しく読み進めていく、
というのが私の最大の目標です。

*******************************************************************

最後になりましたが、300万語から500万語までに読んだ本の内訳と
印象に残った本を何冊か紹介させていただきます。

==========================================
300万語〜400万語

level0 9
level1 27
level2 42
level3 16
level4 3
level5 6
level6 2
level7 3
level9 2

計 110
==========================================
400万語〜500万語

level0 13
level1 18
level2 22
level3 26
level4 9
level5 3
level6 2
level7 2
level8 2
level9 1

計 98
========================================

level0から3が多いのは絵本をたくさん読んだから。
昨夏から始まった絵本の会で皆さんに多くのステキな絵本を紹介してもらいました。ありがとー!
絵本をたくさん読むことで語のイメージがどんどん鮮明になってきた気がします。

【絵本】
★Epic of Gilgamesh 三部作
ポロンさんのお薦め。
絵といい内容といい大人が読んでも十分以上に楽しめる絵本です。
生と死と永遠と愛についてしみじみと考えさせられました。

★So you want to be President(L3)
歴代のアメリカ大統領をデータを交えて紹介する絵本、というと堅苦しそうですがこれが報復絶倒!

★No, David!シリーズ(L0)
こりんごさんのお薦め。いたずらっ子Davidが大活躍?!です(爆)
でも、どれも最後がいいんですよねー。

★THE BAD CASE OF STRIPES(L2)
こちらもこりんごさんのお薦め。Davidと同じ作者による大変シリアスな絵本。
皆と同じでいたい、周りが気になる……そんな私たちの気持ちをヒリヒリと刺激するお話です。

★The Beautiful Christmas Tree
はらぺこあおむしさんのお薦め。
うわつかないで地に足をつけて、真面目に生活することがどれだけ大切なことか……。
といっても全く説教臭くなく、とても美しいお話です。

★Bear Goes to Town(L2)
書いたものが現実になる鉛筆を持ったクマが町に出かけ……。
イラストとあらすじだけ聞くとかわいらしいお話を想像しますが、これが不気味でシュールなんです!
いや、実はそこが大好きだったんですが……(爆)

★Tuesday
ぐらさんのお薦め。火曜日の夜に何かが起きる……。
字はほとんどないので多読向きではないのですが、絵とお話が好きだったので(笑)
カエルがねぇ〜、いいです。

★Eleanor(L4)
こちらもぐらさんのお薦め。
ルーズベルト大統領夫人のEleanorさんの子ども時代を描いた絵本。
前半は読んでて辛くて悲しくて……でも寄宿学校に入って理解者となる先生に出会えて安心しました。
Eleanorさんのような女性になりたいな、と思える一冊でした。

★Time of Wonder
ポロンさんのお薦め。
Maine州のある島の春から夏を描いた絵本。
絵も色使いもとても美しく(ぜひハードカバーで!)うっとりと見惚れてしまいます。

【児童書】
★Winnie-The-PoohとThe House at Pooh Corner(L5)
念願のプーさんシリーズをやっと読みました(そう、わたしはプーさんが好き。それもShepardの絵が)
でもね、噂どおりかわいい顔して手ごわいヤツでした〜〜〜(爆)
文も単語も難しくない、でも意味が取り難いんです。もっと語数が進んだらまた再読したいです。

★River Boy(L5)
こちらもポロンさんのお薦め。本当に素晴らしい作品でした!!
互いを一番理解しあえる祖父と孫娘の心の交流、娘の成長の様子に胸を打たれました。
文章も丹精でとても美しいです。

★Sarah,Plain and Tallシリーズ
3作通して、ずっと子供たちと共に喜んだり悲しんだりしながら読みました。
特に3作目が素晴らしいです。家族ってやっぱりいいですよね。

★At the Plate with … Ichiro(L5)
ペギー双葉山さんのお薦め。イチロー選手の話です。
アメリカの小学生向きにこういう本が出てるんですね。イチローって本当にヒーローなんだ〜。
個人的にはちょっとイイ人に描かれすぎてる気がしないでもないですが、とても面白かったです。

★All aboard readingシリーズ
子供向けのノンフィクションが多いシリーズです。
物語にちょっと疲れたときにお薦めです。

★Junie B. Jonesシリーズ(L3)
テレジアさんのお薦め。元気な元気なJunie B.のお話。
実はシリーズものには軒並み玉砕していた私なのですが(MarvinとNarniaを除く)これは気に入ってしまいました。
Junie B.ってとんでもないことをするんだけど、なんかかわいげがあるんですよね〜(笑)

★Jean Fritzの本
秋男さんのお薦め。人物に焦点を当てて、歴史を描いています。
この人の本を読むと、ずいぶんと昔の人物もまるで生きているかのように感じられる、
そのぐらい、人物がイキイキと描かれています。

★Tom's Midnight Garden(L8)
大事にとってたんですけど、そろそろ500万語ということで記念に読んでみました。
なんというか、本当に切ない素晴らしいお話です。大好きなマンガを思い出させてくれました。
これからも折に触れて繰り返し読みたい作品です。
Philippa Pearceは"Lion at School and Other Stories"も良かったので他作品も読んでみるつもり。

【一般書】
★Lord of the Flies(L9)
邦訳が今ひとつだったので、いつかは原書を読みたいと思っていた本。
念願かなって読み終えました〜!でも、難しかった(汗)
とはいえ、特に難しいのは一部だけなので、全体の筋を追うことはできました。
またいつか読み返したいです。

★about a boy(L7)
100万語を超えてしばらくして、手を出して一度挫折した本です。
今回(340万語すぎの時点)は嘘みたいに楽に読めました。
噂どおり映画とはかなり違っていますが、わたしはどちらもそれぞれに好きです。
原作を読むとタイトルの意味がよく分かります。

★The Music of Chance(L9)
オースターも一度は原書で読んでみたい作家の一人でした。
意外や意外、結構読みやすかったです。

★The Lover(L7?)
ちょっと大人向きも読んでみました。(実は他にも数冊:爆)
マルグリット・デュラス「愛人」の英訳です。
文章自体はとてもシンプルで分かりやすいのですが、いかにもデュラスらしく話がポンポンと飛びます。
それについて行けるかどうかで難易度はかなり変わると思います。

★Underneath it all(L7?)
トレイシー・ローズの自伝。かなり衝撃的です。
環境が子どもに与える影響って本当に大きいんですね……。
いくら賢くて才能があったとしても環境が悪いと、間違った選択しかできないこともある……。
映画Sweet Sixteen(こちらはイギリスの話ですが)を観たときにも思ったのだけど。

★Checkpoint Charlie and the Wall. A Divided People Rebel.
ドイツの分断とベルリンの壁、壁の崩壊、再統一、その後について書かれたノンフィクション。
多読開始前に辞書を引きつつ読み、一度挫折してます(爆)
今回、スゴク読みやすかったので驚きました。
多分、レベル5くらいで読めるのではないでしょうか。
一章が短い(2〜3ページ)ことに加え、言い回しや文体がシンプルなのも読みやすさの理由の一つだと思います。
こういうのをもっとたくさん見つけたいな〜。(ノンフィクション好き)
残念ながら現在Amazon.jpでは品切れですが、Amazon.comとAmazon.deで手に入るようです。

★Green Mile(L8)
ポロンさんのお薦め。初キングです、うれしいー。
邦訳も読んでいたので楽でした(大分、忘れてたけど:爆)

大変長くなりましたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございましたー。

これからもHappy Reading!!!


▼返答


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