150万語通過報告(長文です)

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[報告] 7321. 150万語通過報告(長文です)

お名前: さやか http://apple-tree.jugem.jp/
投稿日: 2006/2/15(14:19)

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こんにちは。さやかです。
昨日(2月14日)に、150万語通過したので報告します。
多読を始めたのが、昨年の6月16日。
100万語通過が、12月16日なので、
順調に読み進んでいると、思います。

ここに来てペースがあがっているのは、
春休みに入って、勉強にあてていた時間を、
読書にあてられるので、結果的にペースがあがる事になりました。

ただ、100万語から150万語に行くまでに、
ちょっとしたスランプがあって、それから抜けるまで大変でした。
それは、日本語高速変換6(⌒〜⌒ι)

例えばラジオをつけていて、興味がある話題だと、
それを聞きながら読んでいる訳で。
そうすると聞きながら、英語を読みながら高速変換を
していたようなのです。

結局抜けたのは、量を読む事と、本を読む時間は、
それに集中する。と言う事で抜けました。
でも、かなり辛いスランプだった事には間違いありません。

100万語から150万語で読んだ冊数は、81冊。
全体的には、437冊読みました。

傾向としては、絵本やORTも読むようになったこと。
レベル5ぐらいの本をキリン読みしながら、
絵本やORTでパンダをしつつ、ちょうどいいレベル(2〜3)
の本を読む。と言うのが今の読書スタイルです。

なので、大体2〜3冊平行読みしています。

では100万語から150万語で印象に残った本を。

YL8
「Tears of the Moon」 byNora Robares
Ardmore Triilogy2

知らないととは、恐ろしい事で、こんなレベルの本に手を出した私。
内容は、アイルランドのラブロマンスです。
これは、結局投げたのですが、翻訳物で読んだだけあって、
話しは入って来ていました。
ただ、読んでも読んでも終わらないので、投げる事になったのです。

この本を読んでいる時に、ネイティブの方に会う機会があり、
そこで「日本語を読んでから、英語で読んでる。」と言うと、
「That's a good idea.」と言ってくれたのは、いい思い出です。
ちなみに、その方は英語とドイツ語のバイリンガル。。。

YL5
「A Dance of Sisters」 byTracey Porter
YAに分類される本。
読んでて切なくなったり、ここまで頑張らないでいいよ。
と、思ったり。
話しは、バレエダンサーを目指す妹のダリアと、
その姉との家族愛を描いています。
バレエ学校の話しばかりでなく、家族の事も中心的な話し
になっているので、割とこの手の話しとしては、
読みやすいと思います。

「the Wizard of Oz」 byL.Frank Baum
「オズの魔法使い」の原作です。
実は、洋販ラダーで挑戦したのですが、そちらでは読めず。
原作の方が文章が素直だと言う話しを聞き、読む事に。
で、読み始めたら読めてしまいました。

上の、A Dance of Sistersより難しく感じたので、
amazon.comで調べると、ネイティブの感覚だと、
こちらの方が難しいとのことなので安心しました。

ちなみに、翻訳物を小学生の頃に、読んでいた本です。

「A Bear Colled Paddington」 byMichael Bond
「クマのパディントン」です。
実は、多読を始める前に読んでいたので、
以前の自分と比べるためにも、読んでみました。

結果は、早く読めるようになっているし(2週間)
内容の理解度も上がっていました。
前は、1ヶ月以上かかって、無理して読んでいた事を考えると、
大きな進歩だと思います。

ちなみに、この本は翻訳物で小学生の頃読んでいたので
ほんとは難しいはずなのに、内容を知っていたので
読めたのだと思います。

YL4
「Cat Wings」 byUrsula K.le Guin
村上春樹訳で、読んでいたこの本。
分っているのか、分っていないのか分らないながら、
読んでいました。

でも、絵がきれいだし。大体の筋は分ったからいいのかなと、
思っています。

YL3
「The Penguin who Wanted to Find Out」 byJill Tomlinson
タドキスト大会で紹介した、猫の本と同じシリーズ。
またまた、表紙がかわいらしくて惹きつけます。
今度はペンギンの話しなのですが、お父さんがいなくて。。。
と言う内容。

ちょっと切ないけれど、皇帝ペンギンの生活や、
仲間とのふれあいを通して、成長していく主人公が
かわいらしいです。

そう、重要な事は親がいるかじゃなくて。。。ね?

Dahlの本(YL2〜3)
「The Eunormous Crocdile」
Dahlの入門書としてお勧め。
イラストも多いし、大体の話しを推測出来るので。
そんなに、毒っ気もないし、楽しんで読めます。

「Magic Finger」
この本のラストを読んだとき、戦争体験を持つ、
Dahlならではだと思いました。
普通に物語としても読めるけれど、そんな読み方も出来る本です。

「Esio Trot」
中年の恋の話し。
ありそうでなかったこのテーマ。
でも、ん〜。とうならずにはいられない中盤。
これは、こういう事はしないようにと言う、忠告なのでしょうか?

GR(YL2)
「Agatha Christie,Woman of Mystery」(OBW2)
実は、好きな作家さん。
何しろ飼ってたペットに、ポワロとつけるほどだったので(‾▽‾;)
いずれ原作を読みたいけれど、これはクリスティーの一生。
空白の時の事も書かれていて、ミステリー作家のミステリー?
なんて思ってしまいました。

「Henry8 and His six Wives」(OBW2)
こんなに何回も、結婚して離婚した国王がいたとは。
と、驚きを隠せませんでした。
しかもエリザベス1世のお父さんだそうで、時代的にも
その頃なのね。と、思いつつ。
こんな父親を持ったから、エリザベス1世は。。。
なんて、いらない事も考えました。

「The Love of a King」(OBW2)
案外革新的なのかもしれないと思った、イギリス王室。
この頃に産まれていたら、スキャンダルになっただろうし、
何よりも、やる事がすごい。

恋のためには。。。と、言う事なのか。
それぐらい、運命を感じたんだなぁと、思いました。

「Fly Away Home」(PGR2)
感動しました。評判がいい本なので、取っておいて正解。
ラスト近くは、とにかく頑張れと言っている私がいて、
涙がにじんできました。
でも、喫茶店なのでぐっとこらえて(笑)

いつか、再読したい本です。

「The Piano」(OBW2)
表紙からは考えられない、ほのぼのとしたいい話しです。
主人公の回想から入るので、
安心して楽しめる事も、お勧めの理由。

「The Little Man」(イランのGR)
これは、色々考えさせられました。
貧しさゆえに、日本では考えられない現状。
でも、世界のどこかの現実でもあると思うと、
胸を締め付けられます。

映画化もされているようなので、いつか見たいと思いました。

絵本
「Outside Over There」 byMaurice Sendak
センダックの絵本。
よく絵を見ると小細工があって、さすがと思わずにいられません。
コルディコット賞も取っているようで、さすがセンダックと思う本です。

語彙は少し難しいですが、絵でその分補う事が出来ます。

「Emily」 byMichel Bedard picturesbyBarbara Cooney
この話しが、実話をもとにしている事を考えると、
重い話しだと思います。
隠匿生活を送った女性詩人の話しなのですが、
それ故に、周囲から受ける偏見の目。
でも、本人はとっても素敵な詩を書いて、心が豊かな人。

バーバラ・クーニーのイラストも素敵。

「June 29,1999」 byDavid Wiesner
ラスト2ページにやられたと、思いました。
こんな落ちなの〜?と。
あり得ない話しながら、この2ページにゾク(笑)

言葉が韻を踏んでいるので、声に出しても楽しい本です。

こんな感じで読んでいました。

この他にも、シリーズ物にいくつかはまっているので、
調子が乗らない時に読んで、調子を取り戻しています。
今回は長くなりすぎたので、紹介しませんでしたが、
次200万語通過の時に、シリーズ物も紹介出来たらと、
思っています。

ここまで読んでくれて、ありがとうございましたm(_ _)m


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