750万語通過しました。3周年でもあります。

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[報告] 6490. 750万語通過しました。3周年でもあります。

お名前: ヨシオ
投稿日: 2005/9/17(12:10)

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みなさん、こんにちは、ヨシオです。9月15日に750万語を通過したので、報告し
ます。また、8月24日で3周年となりました。よく続いてるものだと思います。

○聴くこと

Listeningはなかなか効果がなかったのですが、最近ちょっと嬉しいことがありました。
会社の行き帰りにiPod mini(最近、フラッシュ・メモリー・タイプが出ましたね。
残念!)にBBC BigToeでやっていたLittle Houseの朗読や、CDを買ったSahra, Plain and
 Tallを入れて聞いていました。Little Houseはかなり速く感じるので、何を言っている
のか分からないところが多かったです。でも、最近、ぼんやりと(いえ、音に集中して、
かな?)聞いていると、お話が分かるところが多くなったのに気が付きました。もちろ
ん、電車のアナウンス中や、駅では雑音が多くてだめですが、そうでない時には、朗読
している内容が分かります。iTuneでどのくらい聞いたかを確認してみると、22回再生
となっていました。まだまだ、分からないところもありますが、ちいさな変化ですが、
嬉しいできごとです。

○多読を勧めた

以前、会社の人に多読の話をしたら、最近興味を持ってくれて、やってみたいので、何を
読んだらいいのか、と相談されました。家には、GRがごろごろ(!)しているので、
Starter Set Aの内容をまず渡しました。昨日、読み終わって面白かったので次を読みた
い、との感想をもらいました。さっそく、Starter Set Bを渡そうと思います。家にある
GRが少しでも活用できたら嬉しい限りです。これで、タドキストの仲間が一人増えまし
たね♪

○Grammar in Use Intermediate継続中

4月末からやりだして、現在継続中。Unit 100まで終わったので、一日1ユニットとはい
かないですね(汗)。英語でUsageを説明しているのが面白いです。英文法の本のように
冠詞、動詞、動名詞とか、文法要素単位での進み方ではないのがいいです。

最近、なるほどな〜と思ったのが、Relative ClauseのExtra Informationでした。たしか
学校では、関係代名詞の非制限的用法(うろ覚えです)とか習ったのではないでしょう
か?その時は???で、違いもあまりはっきり分かっていませんでした(汗)。今回は、
分かりやすく、2つのタイプが比較して説明されていたので、そうだったのか!と思い
ました。もちろん、学校で英文法が得意だった方は、あたりまえだろ!って言うかもし
れませんが、わたしは、ようやく2つのタイプの違いが分かった気がします。

また、児童書を読んでいると、過去完了形が沢山でてきます。学校では、過去完了って
時制では後のほうに出てきて、なんでこんなんがあるんだろう?って思っていたもので
す(汗)。(第二外国語のフランス語では、大過去ってのもあったな。もっとわからな
い?)お話では、現在のことでも「ローラが学校に行きました。」という過去形で書か
れていることが多いので、お話で過去を表そうとすると、「ローラが学校に行ったとき
には、すでにストーブに火がついていました。」となって、過去完了形を使うのが当然
ですね。なんにも難しいことはないのだと思いました。だって、児童書にはバンバン出
ているんですからね(笑)。

さて、報告です。

○700万語から750万語まで

	Books	Words	   GR	Chidren
L2	 3 	 10,337	    0	 3
L5	 3 	123,201	    0	 3
L6	 4 	166,190	    1	 3
L7	 1 	 57,000	    0	 1
		
Total	11 	356,728 

面白かった本:(レビュー済み)

<Graded Readers>

○Pride and Prejudice / Jane Austen / OBW6
オースティンの「高慢と偏見」。あの厚い本が、100ページ強にまとまっている。一
言で言うと、Bennet家の娘達のお婿さん探しのお話。最初に読んだときは、登場人物が
多くて、何が面白いんだろうと、途中で投げ出しました。でも、今回再読してみると、
結構面白かったです。Bennet家の5人の娘の性格も色々だし、それぞれの結婚への愛や
打算、また取り巻く男性やその姉妹、親戚達の会話も面白かったです。田舎(日本でい
う田舎とは違うでしょうが)において数家族(中上流階級でしょうね)がいれば、それ
だけで十分面白い小説が書ける、とオースティンは書いているようです。中上流階級の
会話を楽しみたいなら、原書で読まねば。いつか原書で読める日が来ることを祈ります。

<Children's Books>

○In Aunt Lucy's Kitchen / Cynthia Rylant / L2
The Cobble Street Cousins No.1。従姉妹のLilyとRosieとTessは、両親達がバレー公
演で世界を回っている間、叔母さんのLucyの家に一年間一緒に住むことになった。第一
話は、彼女達がクッキーを作ってご近所に売りに行くお話。ご近所さんと仲良しになり
ます。
とても可愛い挿絵です。素敵なLucy叔母さんと一緒に住んでうらやましいですね。三人
がそれぞれの部屋をもてるほどAtticが大きいのも日本の家屋と違いますね。
○Good News / Cynthia Rylant / L2
The Cobble Street Cousins No.4。第四話は、三人が新聞を作ってご近所に配って歩く
お話。三人それぞれが、自分の得意な持ち場で、新聞製作にかかわるのが素敵です。
○Summer Party / Cynthia Rylant / L2
The Cobble Street Cousins No.5。第五話は、両親達が戻ってくるのでSummer Partyを
企画するお話。三人がPartyの企画をし、食べ物や会場の準備をし、そして、Entertain
もする。欧米の子供達は、このような企画を小さなうちからやりなれているのかな。
○Pobby and Dingan / Ben Rice / L5
Ashmolの妹のKellyanneには、PobbyとDinganという友達がいる。でも、誰もPobbyと
Dinganの姿を見たことがない。彼らはKellyanneの空想上の友達だ。そうAshmolは思っ
ていた。彼らが居なくなったとKellyanneが言い出すまでは。
読んでいて、ふいに涙が出てきて困った。PobbyとDinganを探すLightning Ridgeの町の
人たちのKellyanneへの優しさに。不思議な作品です。ぜひ、どうぞ。
○Kira-kira / Cynthia Kadohata / L5
Katieの姉のLynnが初めて教えてくれた言葉が「きらきら」だった。青い空、子犬、子
猫、ちょうちょ、Katieが好きなものを表す言葉が「きらきら」だった。そして、Katie
が開いたLynnの日記帳には、Lynnといつも一緒だった自分の小さかった日々が綴られて
いた。
日系アメリカ人のKatieと姉のLynnを中心に、彼らが生活した日系社会での生活が述べ
られている。Lynnと一緒の楽しい日々、その後の悲しみ。幸せとは、姉妹とは、親が子
供に示す規範とは、色々と感じさせてくれるお話である。2005年Newbery賞受賞作品。
○Wolf Brother / Michelle Paver / L6
いまから6000年前(?)の北ヨーロッパ。Torakは、父と二人で森の中で暮らしていた。
ある日、魔物にとりつかれたような熊に襲われて、父親が死んでしまった。一人ぼっち
になったTorakは、同じく家族が洪水で死んでしまった狼の子と一緒に行動する。父が
死ぬ間際に言った「魔物に取り付かれた熊を倒さないと森が死ぬ。北に向かって山を
探せ。それが最後の希望だ。」の言葉を考えながら。
狼の言葉がわかる少年。太古の森。氏族。呪師と狩人。なじみのない単語で少し難しく
感じたが、太古の生活を垣間見させてくれます。
○Farmer Boy / Laura Ingalls Wilder / L5
Little Houseシリーズの2作目。Almanzoは、兄弟姉妹の一番下で9歳になったところ。
パパ、ママ、Royal、Eliza Jane、Aliceと一緒にNew York州の北部の農園で暮らして
いる。農場の四季おりおりの出来事をAlmanzoを中心に描いている。この頃の子供達は、
親からも働き手として期待されていたことがよく分かる。そして、自分の手でものを作
り、動物の世話をし、家の片づけをする。親は子供達に任せることで責任をもたせ、一
人前になる準備をさせるのだ。農場で生きる楽しさ、農場で生きる厳しさ、を垣間見さ
せてくれる。
知らない単語満載ですが、Full-color Collecter's Edition(ISBN: 0060581824)なの
で、挿絵で想像がつきます。
○Marianne Dreams / Catherline Storr / L6
10歳の誕生日を楽しみにしていたMarianne。その誕生日に、約束だったPonyのLessonを
終えて帰ってくると、なんだか体がとてもだるい。どうも乗馬の疲れだけではないらし
い。Marianneは、誕生日のご馳走も食べられずにBedに上がった。そして、それからBed
での日々が始まった。三週間が過ぎたある日、曾お祖母さんの持ち物から鉛筆を見つけ
て、画帳に4つの窓のある家の絵を描いた。そして、その夜、夢の中にその家が出てき
たが…。
病気でBedから出られないMarianneが、夢で見た家の中では自由に歩きまわれる。画帳
に書いたものが夢に現れる不思議なお話。家の周りの不気味さもあるけど、Marianneの
心の交流が暖かい。
○From the Mixed-up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler / ELaine L. Konigsburg / L6
Cluadiaは、長女ということで、毎日手伝いをさせられることに不満で、家出の計画を
立てた。でも、それは普通の家出ではなく、何とMetropolitan Museum of Artに住む
計画だ。緻密な計画を立てるが、お金にルーズなCluadiaは、お金にしっかりした弟の
Jamieを家出に誘う。美術館での、これから二人の生活は、どうなるのか。
CluadiaがJamieの文法間違いをよく指摘するところとか、お互いが、"Sir James"、
"Lady Cluadia"と言い合うところの様子も可笑しい。翻訳ではなく、英語で読む楽しさ
がある。
1968年Newbery賞受賞作品。
○Five Children and It / Edith Nesbit / L7
砂の妖精のPsammeadを見つけたCyril、Anthea、Robert、Janeの兄弟姉妹。一日ひとつ
の願い事を叶えてくれる。綺麗になりたいとか、お金を沢山ほしいとか、でも、願い
が叶っても色々と困ったことが起こる。でも、それも魔法が解ける日没まで。弟の
RobertがCyrilより勇敢だったり、母親に似てAntheaが行動的だったり、それぞれの
兄弟姉妹のキャラクターが違っていて楽しい。
物語は面白いが、英文が少し難しく感じます。100年以上前の出版だからでしょうか。

○これから

25日にTOEICを受けます。今年最初です。来年から試験形式が変わるようで、なんと
か今年中に目標を超えたいです。どうなるか?未読本には、Little House本が2冊、
Julie Garwoodが2冊、Pilcherの本が2冊、そしてPuffin ClassicでJane Eyerなどが
追加されました。そのうち、ハリポタ6巻もかな。すぐには読めませんが、いつか読め
ることを祈って。

皆さんも、Happy Reading!

▼返答


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