600万語通過しました。

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[報告] 4187. 600万語通過しました。

お名前: ヨシオ
投稿日: 2004/11/7(22:11)

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みなさん、こんにちは、ヨシオです。11月7日に600万語を通過したので、報告します。

○600万語を通過して

500万語の時も書きましたけど、今回も特にブレークスルーはなかったですね。Listeningが向上しないかなと思
うのですが、聞く時間が絶対的に少ないので、しょうがないようです。Magic Tree HouseのCDからなかなか進歩しま
せん。読むほうは、Rosamunde Pilcherの短編を読み出したので、児童書だけでなく、Paper Backも読めるものは読
んでいこうと思っています。とにかく、自然に本を読んでいるように、なりたいです。

○Basic Grammar in Useをやりだして

会社でTOEICの点数を要求されるので、9月16日からBasic Grammar in Useをやりだしました。もちろん、TOEIC
専門の学習書の方が試験向きでしょうが、それでは多読を続けてきてちょっと残念なので、この文法書にしました。
掲示板でも色々な方が書かれていますが、今まではっきりとは分かっていなかったことが、なるほど!と思うこと
がいくつかあります。目から鱗です♪現在55ユニットなので、平均1日1ユニットぐらいでしょうか。11月の
TOEIC試験までには完了しませんが、すこしでも頭の整理になればと思っています。

○GRで読んだ本の原書を読んだ♪

Puffin ClassicでThe Secret Garden(Frances Hodgson Burnett)を読みました。OBW3で読んだときに、とてもよ
かったので、ぜひ原書で読んでみたいと思っていたのです。東京に出張した時、丸の内の丸善をのぞいて、ちょう
どPuffin Classicがあったので買って、帰りの新幹線のなかで読み出しました。レビューにも書きましたが、
Yorkshire訛りがちょっと難しかったですが、楽しく読むことができました。

Yorkshire訛りは、Tha'とか、Theeとか、Us'llとかいうんですね。最後にはMaryもYorkshire訛りを使い出します。
Webで探したら、Yorshire訛りのサイトがありました。[url:http://www.yorkshire-dialect.org/]訛りを聞けますが、
何て言っているのか全然わかりません。(^^;

さて、報告です。

○百万語通過期間

だんだんと日数が短くなって来ていますが、それほど意気込んで読んでいるわけではありません。今回は、出張が
多かったので、新幹線やホテルでまとめて読めたと思います。

100万語  2002/08/24〜2002/12/29  125 日 170 冊
200万語  2002/12/30〜2003/05/24  144 日  65 冊
300万語  2003/05/25〜2003/10/10  135 日  48 冊
400万語  2003/10/11〜2004/02/29  138 日  33 冊
500万語  2004/03/01〜2004/07/11  130 日  29 冊
600万語 2004/07/12〜2004/11/07  115 日  22 冊

○550万語から600万語まで

		Books	 Words
American Girls	 5	 38,300 
L4		 1	 10,000 
L5		 1	 20,000 
PGR6		 2	 61,000 
L7		 1	 81,000 
Harry Potter	 1	191,000 
L8		 1	 85,000 
		
Total		12 	486,300 

○500万語から600万語まで

		Books	[ PGR	Children PB
Level 1		 0	[ 0	0	
Level 2		 0	[ 0	0	
Level 3		 6	[ 0	6	
Level 4		 1	[ 0	1	
Level 5		 5	[ 0	5	
Level 6		 5	[ 2	2	 1
Level 7		 3	[	2	 1
Level 8		 2	[	1	 1
Level 9		 0	[	0	 0

Total		22	[ 2	17	 3

あまり面白くなかった本:(レビュー済み)

<Graded Readers>

○The Moonstone / Wilkie Collins / PGR6 ←☆3です。(^^;
Rachel Verinderは、叔父から誕生日祝いとしてインドのダイアモンドThe Moonstoneを譲られた。Tne Moonstoneを
持つ者は不幸になると言われている。そして、その日の夜、ダイモンドは盗まれてしまった。いったい誰が盗んだ
のか。そして、Rachelのその後は…。
The Woman in Whiteの著者。登場人物が多く、細切れの場面のため、謎を追うのは少し難しかった。英国の探偵小
説の父と言われているので、原作はスリリングなのであろう。GRでも、一部それは垣間見られるが。

<Children's Books>

○The Roundhill / Dick King-Smith / L4 ←☆3です。(^^;
Evanは一人っ子。Papaは仕事で忙しいし、Mamaは友達との社交で忙しい。学校の休暇で家にいるときには、自分
の部屋から見える丘(Roundhill)をいつも見ている。そして、自転車でその丘に行ったある日。金髪の女の子
がいた。時代がかった服をしたその女の子はAliceと名乗った…。
時代を感じさせる挿絵もいいのだが、前半はちょっと退屈。Aliceが出てきてからは面白くなった。そして、驚く
ような結末が…。まあ、その予想はしていたが…。Ghost Storyだけど、怖くはありません。


面白かった本:(レビュー済み)

<Graded Readers>

○Snow Falling on Cedars / David Guterson / PGR6
Washington州Puget湾にあるSan Piedro島。Kabuo Miyamotoは、Carl Heineの殺害の容疑で起訴されていた。
裁判を見守る妻のHatsue。そして地元の新聞発行者のIshmael Chambers。HatsueとIshamaelは、少年少女
時代にお互いに好きあっていたが日系人と白人ということで許されず、日系人収容所に収容されたHatsueは、
Ishamaelからの手紙に別れの返事を出した。
太平洋戦争当時、米国の日系人は、敵性外国人としてCaliforniaの砂漠の収容所に強制的に収容された。
戦争が終わって10年経ったが、依然として日系人への偏見は残り、Heine家とMiyamoto家との間の土地問題の
諍いがあったため、KabuoがCarlを殺害したのではないかと疑われていた。そろそろ裁判も終結しそうなある
吹雪の日、気象状態を聞くために、Coastgaurdの灯台に行ったIshmaelは、保存されている無線記録のなか
から、ちょうどCarlが死んだ時刻の無線記録を見つけた。ほんとうに、KabuoはCarlを殺したのか。それとも、
事故だったのか。
邦題:ヒマラヤ杉に降る雪。GRとはいえ、これは読みごたえがあった。各章ごとの各人の話、法廷での弁護人
と検察官の弁論。そして、Ishamaelの葛藤に引き込まれた。映画も見てみたい。

<Children's Books>

○Meet Felicity / Valerie Tripp / L3
The American Girls Collectionの第1巻。1774年、Felicityは、VirginiaのWilliamsburgに住む。彼女の父親は
手広く商店を経営している。Felicityは、家でお手伝いをしているより、父の商店を手伝う方が大好き。ある日、
店に来たお客から、Mr. Nyeが古い馬を死なせたので、新しい馬を手に入れたとの話を聞く。Felicityは馬が大好
き。Mr. Nyeに新しい馬も手荒く扱われているのを見て憤慨するが。
この時代の少女は馬に乗れるのかと驚いた。巻末に、その当時の農場や服装、食べ物の資料が付いていて興味深い。
○Felicity's Surprise / Valerie Tripp / L3
The American Girls Collectionの第3巻。1774年、Felicityは、VirginiaのWilliamsburgに住む。植民地と英国
との間でだんだんと緊張が高まる。Christamsも近いある日、FelicityはRoyal PalaceからDance Lessonへの招待
状を受け取った。友達のElizabethと一緒に招待されたのだ。有頂天になるFelicity。でも、いつものBrown Gown
ではやぼったい。新しいGownが欲しいが。
Christmasの準備や、Felicity達の衣装が興味深い。Christmastideは、New Yearの6日まで。Christmasは大人達の
社交が主で、現在のようなGiftの交換はなかったらしい。
○Happy Birthday, Felicity! / Valerie Tripp / L3
The American Girls Collectionの第4巻。1774年、Felicityは、VirginiaのWilliamsburgに住む。春になり、
Felicityの誕生日が近づいてきた。いつものレッスンに行った時、Annabelleが引いていたGuitarがうらやましく
てならない。そんなおり、お祖父さんがやってくる。嬉しいが、お祖父さんはRoyalist。英国に忠誠を誓っている。
Benとうまく行くか心配だ。
お祖父さんからお祖母さんのGuitarを譲って貰って嬉しいFelicity。だがElizabethの家で、大変なことを立ち聞き
してしまった。英国と植民地との対立はより高まる。今回もFelicityが大活躍。でも本当は、この時代の女の子に
は、こんなことは許されないと思うけど…。
○Felicity Saves the Day / Valerie Tripp / L3
The American Girls Collectionの第5巻。1774年、Felicityは、VirginiaのWilliamsburgに住む。夏はいつも、
お祖父さんのKing's Creek Plantationに行って、川や農園で遊ぶ。ただし、お客様とDinnerに同席して、堅苦しい
食事をしなければならない時もある。そんな時、Mr. Wentworthがつれてきた馬の中に、なんとあのPennyがいたの
だ!Plantationでの夏の日々は楽しい、でも、WilliamsburgにいるはずのBenに、ある出来事が起こった。
Pennyに乗ったFelicityの楽しい様子がよく分かる。でも、大人の世界ではだんだんと独立運動が強くなってくる。
教科書では単なる出来事としてしか見ていなかったが、こうやってFelicityの世界で見てみると、とても興味深い。
○Changes for Felicity / Valerie Tripp / L3
The American Girls Collectionの第6巻。1774年、Felicityは、VirginiaのWilliamsburgに住む。冬に入り、
お祖父さんがやって来た。馬のPennyの様子を見て、お祖父さんは、春には子馬が生まれるだろうと知らせた。しか
し、嬉しいことばかりではない。英国と植民地との対立が深まり、友達のElizabethの父はRoyalistというだけで
牢屋に入れられた。ただ、Felicityにとっては、もっと悲しいことが待っていた。
6冊を読んで、この時代の植民地時代の米国の様子が垣間見られた。そして、Felicityが成長していくことが楽し
かった。
○How Tia Lola Came to Visit Stay / Julia Alvarez / L5
MiguelとJuanitaは、Mamiと一緒に、New YorkからVermontにやって来た。それは、MamiとPapiが離婚したから
だ。新しい町、新しい学校。Mamiは仕事で遅くなることが多い。Mamiは子供達だけで置いてはおけないと、
故郷のDominicaからLolaおばさん(Tia Lola)を呼び寄せた。おばさんはSpanishしかしゃべれない。カリブ
海のDominicaから雪深いVermontに来たおばさん。MiguelとJuanitaの生活はTia Lolaが来てからどう変わる
か?
スペイン語が沢山出てくるが、分からなくてもそれほど困らない。陽気なカリブ諸島から来たTia Lolaの
存在がとても暖かく、心がほっとするお話だ。
○The Secret Garden / Frances Hodgson Burnett / L7
Maryは、Indiaで英軍将校の父と美人の母親との間に生まれたが、両親は社交に忙しく娘の面倒は召使に任せ切り。
そのため、彼女は横柄な娘となった。ある時コレラが流行り、Maryを残して両親は死んでしまった。そのため、
彼女は、EnglandのYorkshireの叔父に引き取られることになった。不在がちの叔父の屋敷で暮らすうち、Maryは
地元の少年のDickonと知り合い、また病弱な屋敷の一人息子のColinとも友達となる。
最初はどうしようもなく横柄なMaryが、色々な人と出会い、また美しいYorkshire Moorの自然のなかで、段々と
健康になり、そして心が優しくなっていくことが感動的だ。Dickonは鼻が上を向いているが天使のようだとMary
が言うもの楽しい。Yorkshire訛りにはちょっとてこずるが、Maryも最初は分からなかったのだから、仕方ない。
読んだ本は、Puffin Classic版(ISBN 0140366660)。以前OBW3で読み感動し、どうしても原書を読みたかった。
満足です。
○Harry Potter and the Goblet of Fire / J. K. Rowling/ L8
いつものDursley家でのHarryの苛められるお話から始まるのではなく、サスペンス小説かのような出だしであ
る。また、Quidditch World CupでLord Voldemortを表すDark Markが現れたりと、不吉な予感がする。Hogwarts
での学校生活では、今年はQuidditch大会はなく、そのかわりに、3つの魔法学校から選ばれたChampionで優勝
者を決めるTriWizard Tournamentが開かれる。Potterは年齢制限で関係なかったのだが、それがとんでもない
ことに…。
邦訳を読まずに読み出したが、相変わらず分からない単語はありながらも、とても面白読めた。特に後半は
一気に読んでしまった。今までとは違い、暗い影が出てきた。友の死などあり、これからどうなるのか興味が
ある反面、怖さもある。

<Paper Backs>

○The Blue Bedroom and Other Stories / Rosamunde Pilcher / L8
Pilcherの短編集。13篇のお話が収録されており、どれをとっても心が温まり、ちょっと涙ぐんだり、人間って
いいな〜と思うお話。Winter SolsticeとThe Shell Sheekersを買ってあるが、語彙がちょっと難しかったので、
短編集で、肩慣らし。どれもよかったけど、Miss Cameron at ChristmasとThe Blue Bedroomがよかった。きっ
と、好きなお話が見つけられますよ♪

○これから

Rosamunde PilcherのShell SeekersとWinter Solsticeを買ってあります。まず、短編集のFlowers in the Rain 
and Other Storiesを読んでから挑戦します。また、Harry Potterの第5巻もあるので、ページ数だけは沢山あり
ます。未読本はメートルで測る、という投稿がありましたが、わたしはまだまだ少ないようです。

それでは、みなさん、Happy Reading!

▼返答


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