ちょっと遅れての500万語通過報告です。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/5/10(08:47)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

4131. ちょっと遅れての500万語通過報告です。

お名前: 豆太
投稿日: 2004/11/3(17:42)

------------------------------

こんにちは。豆太です。

少し前になりますが、10月26日に、区切りとなる500万語を通過しました。
ちょっと遅れての報告になりましたがこの場を借りて最近の様子を報告いたします。

多読を始めた日:2003/01/26
500万語を区切りのいい日にしたかったので10/26(1年9ヶ月)に間にあわせました(笑)
300万語までは以前報告させていただきましたので、その後多読を続けてきて感じた事の報告です。

【英語で読書、が生活の一部になった】

私が多読を始めた一番の理由は「英語力をつけたい!」でした。
高校生の頃から英語が苦手、でも洋画を見るのは好きでした。
音を聞くことよりも読むことが苦手でしたので酒井先生の『快読100万語』を読んだときに「これなら続けらるかも…」と思い、GRレベル0から読書を始めました。
主に通勤時間を読書の時間にあてていますがそんな生活が1年9ヶ月続き、勿論読まない日、読めない日もありましたがそのうち英語で読書が普通の感覚、生活の一部になりました。
「これって結構すごい事じゃない!?」なんて、もっぱら自画自賛しています(笑)

【思い入れのある通過本】

500万語通過本はHeidi (Puffin Classics)でした。
Heidiは今までにもGR等で3冊ほど読んでおり、それぞれに味があり是非とも英語で原作レベルまでチャレンジしたいと思っていました(原作はドイツ語なので)。
多分一年以上前に購入したのですが(200万語を過ぎた位)、当時は私には難しくて手も足も出ない感じでした。
その後はときどきパラパラめくっては一段落だけ読んだり、絵を見たりしながら本棚で眠ってもらっていました。
今回最初の方を少し読んだ時に「読めそう」な気がしたのと「読みたい!」が重なって読み始めたのですが、レベル6という少々キリン(今、普段はレベル4〜5位を主に読んでいます)ではありましたが、最後まで読み通すことができ、なんと言ったらいいんでしょう、幸せな気持ちになりました(相当単純です)。
また、美しい自然の風景や、Heidiの心の中の葛藤、神への信仰心などが今まで読んだ本より詳しく書かれており、新しい発見になりました。

【通過してみて感じた事】

多読を始める前に比べると、今は英文を「読む」ことへの抵抗感が随分減ったように思います。もちろん難しい文章はわかりませんが、レベル3くらいまでの児童書ですとあまりストレスを感じずに読めるようになりました。そして、文章を読んで笑ったり、突っ込んだりのレスポンスが以前より早くなったように感じました。

ただ、レベル3であっても100%読めているわけではありません。いまだにわからない単語は出てきますし、文章がスッと入ってこないこともあります。
それでもストーリーにひきつけられて楽しく読める本はたくさんありますし、読み重ねる事によって「英語を英語のまま味わう」境地に近づけるのかなぁと思っています。
それが英語力の底上げにつながればいいなぁなんて思うのですが、ちょっと欲張りすぎでしょうか(笑)

【ありがとうございます】

何だかかっこよく書いてしまいましたが、ここまで順風満帆に来れた訳ではありませんでした。
とくに300万語を通過したあたりからは自分が何を求めているか、ただ漫然と続けていても意味がないのではなどという思いに囚われたりした事もありました。
そんな時はSSS掲示板や周囲のタドキストの方にたくさん助けていただきました。
また、オフ会でも、例え本の話が半分以下であっても(笑)参加することで「また読もう!」というエネルギーを分けていただきました。
みなさん、どうもありがとうございます。

皆さんの色々な考え方やおすすめの本など教えていただくうちに、人と比べて焦るのではなくて、私なりのHappy Readingが見つけられればいいなぁと思うようになりました。
そして今度は、自分が少しでも何かのお役に立てたらいいなと思っています。

ふぅ。
他にも書きたいことがあったのですが(音の事やTOEICなど)、早く投稿しないとまた月が変わってしまいそうなので、ここまでで失礼致します。

以上長々とお付き合いいただきありがとうございました。
最後になりますが、この期間に読んで心に残った本と感想をほんの少し書きたいと思います。

では、みなさまも楽しい読書を。

**************************************************

# Animorphs シリーズ(L4, #8まで読みました)
SF系をあまり読まない私でも好きになりました。時に「こんな手あり〜?」と思うこともありますが、子供たちの気楽な日常会話の部分と、シリアスに運命に立ち向かう部分とがバランスよく描かれていると思います。

# The Year of Miss Agnes (L4)
アラスカの小学校にやってきた先生と子供たちとのふれあいが温かく描かれていて、ほのぼのとした気持ちになります。 子供の頃大好きだった先生を思い出しました。

# Hawk-Eye, the Pathfinder (MGR2+)
GRなんですけどストーリーがよかったなぁ…と言っている割にあまり覚えていないので書けないのですが(汗)

# Falling for Joshua (L4)
主人公のAbiがある日Joshuaという少年と出会い、恋をするというお話ですが、あっけらかんと陽気なストーリーではなかったです。
多感なティーンエイジャーの母親や家族に素直になれないもどかしさや、自分の秘密を好きな人に怖くて打ち明けられないという葛藤がしみてきました。

# The View from Saturday (L4)
“The Souls”としてクラスから選抜されたメンバー達がクイズ大会を勝ち抜いていくストーリーなのですが、そのメンバー一人一人と先生にまつわるエピソードがほのぼのしており、更にそれがゆるやかな縦糸、横糸になってラストでひとつに結びついていく描かれ方が鮮やかに感じました。

# Because of Winn-Dixie (L4)
少女が野良犬だったWinn-Dixieと出会い、過ごした夏の物語です。
これといった事件は起きないんですが、人が、愛する(した)人や動物を想う気持ちが幾通りにも描かれていて、懐かしいような甘酸っぱい気持ちになる本です(ちょっと思い入れ強いかもしれません)。
大好きな一冊。

# Harry Potter and the Chamber of Secrets (L8)
キリンでかつシマウマ読みに挑戦した本です。一章ごとに日本語と英語を交互に読みました。
この方法は、キリン本で、時にストーリー展開を間違えて読んでしまっても時々日本語に戻れるので軌道修正しやすいというメリットがありました!
本の内容は言わずもがな…ですよね。はやく次を読みたいです(いや、もう随分先まででていますよねぇ…)。

***********************************************


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.