600万語報告! 超長文です。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/5/10(15:42)]

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[報告] 3981. 600万語報告! 超長文です。

お名前: ぷぷ http://blog.livedoor.jp/pupu_sakura/
投稿日: 2004/10/29(11:54)

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先日、25日くらいに600万語になりました!
でもちょっと嬉しくない。なんでかなーと思ったのです。
そしたらね、私はTOEFLを受けるなどと言っておきながら全然その勉強を
していない。PBばかり読んでる。そう、学生時代、試験前になると本を読んだり
映画をみたくなったりした、あの心境にちかいみたいだー。

いつのまにか、PBが逃避場所になっていたのですね・・・
しかもそこには、(これも英語の勉強だし)という言い訳つき。
いえ、もちろんPBを読むのも英語の勉強になりますが、でも今私がしなければ
ならないものとはちょっと違うーとも思います。
もしあと3年後にTOEFL受けるなら、今はまだPBを読んでいることで十分
勉強になると思うけど、でももう今、この冬、受けたいと思っているのです。

今の決心としては、11月からは勉強するぞーというもので、でもこれも
試験前になると勉強の予定表を何度も作りなおしていたあのころのことが
日々思い出されます。

それにしても、SSSでのこれまでがなかったら、そもそもTOEFLを受ける
なんて考えもしなかっただろうし、曲がりなりにもレベル7くらいが読めるように
なってから試験勉強ができる、その幸せをかみしめて、受験参考書、問題集に
向き合いたいと思います。ちょっと見てみたのですが、ちゃんと英語ができる人には
ある程度点数が取れる問題のようです。変な言い方ですが。
1ページ分くらいの科学エッセイのような文章を読んで、そのタイトルを4つから
選ぶとか。新しく文章を一つ足すといしたら、全文のなかのどこにいれたらいいか
とか。これはリーディング部門の問題ですが。

昔、英語の試験は大キライだったけど、国語の試験は好きでした。本を読むのが
好きで、その延長で国語の教科書も大好きだった。他の成績が悪くても、国語だけは
良かったです。今、別に英語が好きとは思いませんが、英語のお話を読むのは大好き
です。そうそう、私は別に日本語そのものも、好きかと言われるとよくわからない。
「お話」が好きなのであって、日本語が好きなわけではないような気もして。
英語のお話が好きな延長で英語の試験も好き、というくらいになれたらいいなあ。
数千万語くらい読めば、一般人の受けるTOEFLくらい苦ではなくなるでしょうねー。

知人で通訳、翻訳の仕事してる人がいます。その人が数年前に、「英語の試験に
受かった〜〜」って言ってたのです。なんの試験かと思ったら、イギリスが実施している
「英語ネイティブの人に英語を教える資格試験」、だそうな。そんな試験があることも
しりませんでした。彼は留学経験といっても、イギリス、アメリカに合計2年程度。
こういう人は普通じゃないし、この試験は日本人一般向けのものではありませんよね。
あ、この人は日本で生まれ育った日本人です。

ちょっと思いついたのですが、科学エッセイ、歴史エッセイなど、ノンフィクションを
読むのは試験にも役立つ気がします。日本語ではけっこうノンフィクションも読んだ
のでした。しばらく前におもしろかったのが「イブの7人の娘」(邦訳)
これはすごい本でした。世界中の人、みんなに読んでほしい。
もしかして皆様、こういう本でお勧めをご存じないですか?
たまーーに掲示板でも話題になる気がしますが、メモ取ってなかったなー。

なんとか「楽しい多読」と「イヤ〜〜な試験勉強」のバランスをとって行きたいものだと
思います。とにかく多読に費やす時間は減らさないといけないかな。

独り言はこれくらいにして、ここしばらくで読んだ本の感想など。
ほとんどが書評やみなさんの感想から探した本なので、そういう意味では全然
みなさんのお役には立てません。すみません。
いつもお世話になっています。ありがとうございます。

ナルニアシリーズ
the horse and his boy
Silver Chier
the Mgician's Nephew
Last battle

このシリーズの執筆順での1巻、「ライオンと魔女」を以前に読んだのですが、
いつだったかなーとノートを見てみたらなんと、2002年7月、100万語通過の
すぐあとだ〜〜! 我ながらびっくり。当時まだ、レベル6で100万語通過が言われて
いたのでしたね。それで100万語通過したのだから次はナルニアが読めるだろうと
思って、とにかく手に取り、そしてどうやらあらすじはわかった模様です。
ちなみに翻訳を読んだことはなかった。でもすごく難しく感じたらしく、その後ずーー
っとナルニアを手に取ることはなかったです(^^;

Massege in a Bottle

とうとうこんな本が読めるようになって、私も大人になったものだわおほほほ。
いえ、児童書ばかり読むようになって、恋愛モノってとても久しぶりで。
でも凝った設定の児童書より、現代を舞台にした恋愛モノがいかに簡単かが
わかりました。だってどういうタイプの魔法が使える世界なの?とかこのネコは本当に
ネコだろうか? とか考える必要がなーーい!
恋愛ってすることはひとつだし(爆)、要はハッピーエンドかそうでないかだけだし。
いえいえ、でもよい本でした。泣けました。大人の童話ってこのことですね。

Nate the Greatシリーズ

おもしろかったけど、つい数冊続けて読んだら飽きました。たまーに思い出したときに
開くのがよいみたいです。パンケーキ好きだけど、毎食じゃ飽きるよね。
またいつか、読むとは思います。全部で何冊あるのかな?

その他、ブッククラブの期限内には、レベル2前後のGRなども何冊か。
あ、MTHの#27,28も読んだ。これってまた続くのでしょうか。

Matilda

ダールの中では長い本で、自分が好きなタイプの本かどうかわからなかったので
ずーっと飾っていたのでした。結果、けっこう好き、でも大好きじゃないという感じ。
途中の、ページをめくる手がとまらない!というのはさすがダールでした。
生き生きした英語ってこのことでしょうね。でもとにかく毒が強い。日本のアニメでは
なくて、トムとジェリーとか、高い塔の上から落ちても死なない、金槌で殴られても
すぐ頭を振って起きあがる、車にひかれてもどうってことない、それを大人が子どもに
対してする、そういう世界。(起きあがるのが子ども、加害者が大人)
ラストも、ダールって大人が本当に嫌いで絶望していたのだなーというのを
明るく描いたらこうなるのかーというか。実は怖い話を明るく楽しく書いている。
日本であんまり評価されてない(気がする)のもわかるなー。とっても欧米的な
ものを感じました。うまく言えないけど。

指輪物語 第一部

すみません。タイトルが日本語になってしまいます。中学生の頃に邦訳を読んで以来、
私の中での最高のお話。原書で読める日がこようとは(感涙)
でもショックだったのは、英語は実は全然難しくないじゃん!! SSSで初期の頃、
これレベル10になってましたよね? それで私もすごく難しいイメージがあって、厚いし
あと、昔は特におじーさんのセリフはおじーさんな英語があるのだと思っていたので
す。たとえば「・・・・なのじゃよ」みたいなのは特別に。
あとサムなら「・・・なんですだ、ご主人様」みたいなちょっとなまった、時代劇での下男
が使うような言葉。エルフ族の雅な言葉。そういうのの英語って、「this is a pen」とは
全然違う、それぞれ別の英語があるように思っていたのですが。

児童書の原書を読むようになって、どうやら少年もおじいさんも、別々の英語を
話しているわけではないらしい、というのがわかってきたのですが。それにしても。
指輪の難しさは、ストーリーが長く複雑なこと、テーマの深遠さ、登場人物の多さ、
その呼び名も複数あったりすること、などであって、あらすじを知っていて読むなら、
英語そのものは難しくないです。私にはハリー・ポッターのほうが、よほど知らない、
長い単語がでてくる。でもハリポタはお話が難しくないから、それが気にならないの
ではないかなあ?基本的に学校の中だけの話だしねー。
ハリポタのYLは7くらい? だったら指輪も7かな。長いし。英語は部分的には
レベル4〜5くらいのところもあります。だってホビットって、難しい英語使わない
んだもの! そしてお話の中心はホビットなのだし。楽しいです。

Sabriel  (8万語)
Lirael  (14万語)

今回の私的に目玉商品のひとつ。邦訳だと「古王国シリーズ」となっているものの
1巻と2巻です。主人公はそれぞれ違うのですが、同じ世界での話。
これまでなんどか手に取り、読めずに本棚にお帰りいただいていたもの。
これが、世界設定は? を最初にある程度飲み込めなければ読めない本です。
それが独特で、魅力的でした。キャラも良かった。
これだけは語数を書きたくなってしまった。とにかく厚い! Lirael など3,7センチ
あるんです。つい計ってしまいました。布団で読むにも手が痛い。持ち歩くにも
カバンがこれだけでいっぱいになってしまう。なぜPBってこんなに厚く重いのか、
欧米人と日本人の骨格の差からくるのでしょうか。
レベルは7くらい? 英語としてはそういうものでしょうが、この世界設定に納得(?)
できない人にはもっと難しく感じるでしょう。暗く緻密にファンタジー趣味を極めた
お話。私は大好き。まだ3巻が残っているので、これから読みます。

さあ、こんなに長い報告を書いたのは久しぶりな気がします。
これも逃避? まーいーや。これからお昼ご飯を食べて子どもを迎えに行きます。
郵便局にもよらなくちゃ。

みなさまどうぞ、楽しい読書を!

▼返答


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