200万語&1周年のご報告

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3511. 200万語&1周年のご報告

お名前: naong
投稿日: 2004/10/1(18:13)

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みなさん、こんにちは。
naongです。

9/26に200万語通過しました。
あーうれしいです。

そして、8/27に1周年も迎えました。
年単位で続けられていることにびっくり。
一人で苦行のようにやってたらきっと長続きしなかっただろうなーと思います。
何回も書いていますし、みなさんおっしゃってますが、
こういう交流スペースがあるのとないのとでは大きく違いますね。
本当に感謝です。

 
★100万〜200万語までの道のり★

多読を始めたのが、去年の8/27。
100万語を通過したのが、今年の2/25。
最初の100万語は6ヶ月、次の100万語は7ヶ月での通過となりました。

2周目の方が1ヶ月多くかかりましたが、
100万語通過後燃え尽きてあまり読めなくなったことと、
夏に旅行に行ったとき思ったほど読めなかったことが理由かと思います。

しかも旅行前後は、休みを取ったしわ寄せで忙しくて読めませんでした。
いや、楽しかったからいいんですけどね。
旅も多読も!と欲張ったらダメですねぇ。

10万語ごとにかかった日数をグラフにすると、こんなかんじです↓

〜110万語+++++++++++++++++++++
〜120万語+++++++++++++++++
〜130万語+++++++++++++++++++++++++++++++++
〜140万語+++++++++++++++++++++++
〜150万語+++++++++++
〜160万語+++++++++++++++++++++++++++
〜170万語+++++++++++
〜180万語++++++++++++++++++++++++++++++++
〜190万語++++++++++++++++++++
〜200万語+++++++++++++++++++

読めたり読めなかったり。
日々いろいろありますもん。
こんなものでしょう。

何もない休日は2万〜3万語、平日は300語〜1万語、
読まない日はまったく読まない、という読み方です。
読む気はあっても、本を持って蒲団に入ったらそのままぐ〜。

この100万語で読んだ冊数は265冊(累計585冊)となりました。
うちGR23冊、絵本147冊、児童書94冊、一般1冊でした。
(PBではなく一般としたのは、ガイドブックだからです)
いますらすら読めるのがレベル2〜3くらい。
レベル4も楽しめるようになった、というところです。

 
★本の並べ方★

100万語までは、読書記録に読んだ本のレベルも記入していました。
200万語を通過する少し前までは、読みたい本リストをレベル順に作っていました。
そして、未読本もだいたいレベル順に本棚に並べてました。

これを全部やめました。

というのは、どうしてもレベル順にきっちり読んでしまおうとする傾向があって、
なかなかキリン読みができないからなんです。
もちろん無理にキリン読みする必要はないんですが、
読みたい気持ちよりレベルを優先してしまいがちなので。
読むからにはじっくり味わいたい、という気持ちがあります。

こうすることでキリン読みをするようになったかというと、そうでもないんですが、
いつでもかかっておいで、みたいな気持ちの余裕はできました。

未読本といえども、本棚に脈絡なく並べることは性格上できないので、
なんとなくミステリー系、なんとなくお馬鹿系、女の子が主人公、など、
並べた本人にしか分からない基準で並べました。
その結果、Nate the Great と Patricia Cornwell が一緒に並ぶことに。
まだ Patricia Cornwell は手に取れませんが、
こんな本もってたなーという再確認ができました。

そうそう、こないだ本棚の未読本コーナーを整理して、
買ったのに忘れたままという本をたくさん発見したんです。
1段に2列並べているので、奥の本ってどうしても忘れがち。
しかも前はレベル順に並べてたので、レベルの高い本は奥に追いやられてました。
バーゲンでついつい買っちゃうんですよねぇ。
いつか読めるだろうって。

ともかく、本棚の整理はオススメです。
一度読んだ本も、並び替えると、こんな本持ってたっけ?と新たな発見があって
おもしろいです。
だいたいそういう本は、よく分からなかったのでおもしろくなかった、という本で、
100万語以上経て再読してみると、じつはこういう話だったんだ!と味わえました。

 
★聴くこと★

車内リスニング&シャドウイングに加え、
料理しながらリスニング&シャドウイングを始めました。
この夏MP3プレイヤーを買ったので、エプロンのポケットに入れてイヤホンして、
料理しながらぶつぶつ言ってます。
オットはその場に居合わせても、見て見ぬふり(聞いて聞かぬふり)をします。

こないだ車で調子に乗ってシャドウイングしてたら、対向車のドライバーが変な顔して
通り過ぎていきました。
たぶん、こいつ何一人でしゃべってんねん、と思われたんでしょう。

いいんです。
調子に乗ってシャドウイングできた、ことの方が重要ですから。

聴いててよく分からなかった話が、シャドウイングすることで分かった、
という経験を何度かしました。
分からないままに声を出していると、あ!と思うことがしばしば。
ネットで拾ってきたグリム童話を何回聴いても分からなかったのに、
とにかくシャドウイングしてみたら、これは「眠り姫」だ!と気付いて、
あとは知識もあって(これ重要)よく聴き取れた、ということがありました。

たまに、BBC7 の Big Toe から録音して繰り返し聴いてます。
ここの朗読は、音楽がとてもかっこいい。
音楽につられて、Jerry Spinelli の "Loser" を何回も聴いてます。
何回か聴いては中断し、の繰り返しで、たぶん10回以上。
本も買ったけどまだ読んでません。
もう少し聴いてから、と思って。
聴くたびに、薄皮がはがれるように少しずつ話が分かってきて楽しいです。

 
★160万〜200万語で読んだ本の中から★

●High Life, Low Life(CER4)
 CERではLoganシリーズが一番!と思っていましたが、これも気に入りました。
 ニューヨークの私立探偵、Nat シリーズ第1作。
 ホームレスの女性とお金持ちの女性から同時に受けた依頼。
 ミステリとして楽しむというより、雰囲気を楽しんだ本でした。
 こういう雰囲気、好きなんです。
 40代後半、男性の主人公。
 少しくさくさしてて、やるせなさを醸し出してて。
 たぶんいつも無精髭をはやしていると思う。
 スーツもよれよれしたかんじ。
 でもすごく男くさいの。
 文体も乾いたかんじがします。
 その奥に、とても柔らかい心が隠れている。
 CER5、6とシリーズが続いているので、レベルアップが楽しみになりました。

●Fruitcake Special and other stories, The(CER4)
 香水好きとしてはとても気になる表題作。
 ぜひ香り付きで読みたかったです。
 極上の短編小説集でした。

●Catwingsシリーズ
 4冊とも一気に読んでしまいました。
 人間の兄妹と猫たちが少しずつ近寄っていく描写にとくにうるうる。
 1冊1冊は3000語前後でめちゃくちゃ長いわけではないですが、
 とても密度のあるお話でした。

●Josefina Story Quilt, The (ICR3)
 西部開拓時代のアメリカ。
 幌馬車に乗ってカリフォルニアを目指す家族のお話です。
 このお話の中心は Josefina という鶏ですが、もうひとつ、キルトも大きな役割を担っています。
 わたしにとってとても印象深かったのは、本当に私的なことなんですが、
 この本を読む前にたまたま「ゴルゴ13」の最新刊を読んでいたんです。
 その中に、キルトとアーミッシュの青年がからんでくる話があって、
 「キルトがアメリカ人にとってどれだけ大切か」とおばあさんが語るくだりがあります。
 それがとても印象的で、そのあとすぐにこの本を読んだものだから、
 本と本が持つ結びつきにとても驚きました。
 (じっさいのところは、Quilt ということばが印象的でそれに反応してこの本を手にしたんですが)
 ゴルゴとICRを結びつけられるのも、これまた多読の楽しみということで。

●Captain Underpants #3
 なんだかとても疲れていて、お風呂に浸かりながらバカバカしい本を読みたいなーと
 自然に手に取ったのがこれでした。
 筋肉が緩んで、疲れと暑さで頭も緩んでる状態で、本当にがははーと楽しめました。
 あとで、これってすごくない?と自画自賛。

●The Cobble Street Cousins #5 #6
 ちょっとずつ楽しみに読んできたシリーズが終わってしまって悲しいです。
 でも、期待を裏切らないほのぼのとしたラストで、続けて読んできてよかったなーと
 ほんわかしました。

●The Ink Drinker #1 #2
 100万語くらい前に#1だけ読んで、あまりの分からなさに沈んでしまいました。
 それが、すらすら読めるの!
 そして、楽しめるの!
 本の活字をちゅうちゅうストローで吸う Ink Drinker のお話。
 いつも読んでるのとはまた趣きがちがって、いいです。

●Geronimo Stilton #1
 1ページ1ページとてもカラフル!
 それに、たとえば shaking ということばだと字そのものが本当にふるえてたりして、
 読むのがとても楽しいです。
 主人公は大人のネズミ。
 だれそれのお父さんとかお母さんとかじゃなく、大人、というところがめずらしいと思います。
 お宝を求めて旅する3人のキャラも、それぞれ個性的。
 
●What My Mother Doesn't Know
 詩のような日記でつづられる、思春期の女の子の日常。
 すごくみずみずしいの。
 こういう気持ち、覚えがあるなーと少しこそばゆいけれど、とても共感できました。

 
さて、3周目に行ってきます。
それではみなさん、Happy Reading!


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