時差あり350万語報告

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3483. 時差あり350万語報告

お名前: かのん
投稿日: 2004/9/30(13:37)

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こんにちは。かのんです。

過日350万語を通過しました。って、ひと月以上前ですが(^^;;;
通過したあと、記録をまとめたりごちゃごちゃやっていたら
時間がおもいっきり過ぎちゃいました。
すでに通過したときのこと、記憶がなかったりして(^^;
 
 
●300〜350万語の基礎データ

期間:04.03.08.-04.08.17. 163日。
冊数:107冊

こちらにそっけない読書記録(^^;)がありますので、
興味のある方はご笑覧ください。
[url:http://kanon021230.cocolog-nifty.com/]

●読むペース

 基本的には、平日はほとんど読まなくて、休日にまとめ読みです。
 通勤中は読んだり読まなかったり。
 心が多読に向いてないときには読みません。
 もっと読む時間がとれるといいなと思うときはありますが、
 優先したいことがあるときもありますし、
 自分の中ではバランスはとれてると思うので、まぁ、いいかー。
 
 
 3月*****:*****:*****
 4月*****:*****:***
 5月*****:*****:*****:**
 6月*****:*****
 7月**
 8月*****:*****:***
 9月*****:*
 
 
●最近の主食傾向

 総語数500〜2000語程度、YL3以下の本が多いです。
 がんばらなくても、すうっと読めるものに自然に手が伸びます。

 Lv5以上の本も相性が合えば読めるだろうし、
 読みたい待機本はいろいろあるけれど、
 あまり高いレベルのものに手を出そうという気分じゃないようです。

 今の主食は、Lv0〜3の絵の多いものとLv3〜4の児童書orGR。、
 それと、超お気に入りのLv6以上の本を1冊並行読み、という感じです。

 お気に入りの本を大切に読みたい、
 背伸びするんじゃなくて、快適に読める本をちゃんとわかりたい、
 という気持ちの時期のようです。
 でも、飽きっぽい性格なので、そのうちに、またかっとばしたく
 なる時期がくるんじゃないかなー、となんとなく予想しています。

 読みにくいと思ってずっと敬遠していたPGR2やPGR3を久しぶりに読んだら、
 ほんとうに楽に読めたのがうれしかったです。
 350万語で、やっとPGR2?ってびっくりされちゃうかなー?どきどき。
 でも、ほんとに苦手だったので。
 と、舌の根が乾かぬうちに白状しますが、
 つい先日「The Last of the Mohicans(PGR2)」を投げました。
 登場人物が多すぎてよくわからん、と、たった2ページで(爆)。
 ま、こういうこともある、と(笑)。

 そろそろ、少し専門的なものも読めるようになりたいので、
 そういう本も少しづつ開拓できるといいかな、と思っています。
 とりあえずは、National Geographic が、もうすこし楽に読めるように
 なりたいなー。今は写真を眺めて、タイトルよんで、あとはてきとー!
 なのが、とてもくやしいので(笑)。

●読む速度

 ほとんど変わっていません。あいかわず100words/min前後です。
 同じレベルの本であれば飛ばし率が減っているのは確実だし、
 解像度が全然違うので、まぁいいか、って感じです。
 以前はあんなに、早く読めるようになりたいって騒いでいたのにね、って、
 自分に対して笑ってツッコミを入れてます。

●脳内音読と音読

 とにかくわずらわしいって思っていたカタカナ英語のつっかえつっかえの脳内音読。
 ほとんど気にならなくなりました。(なぜだろう? 多聴、最近あまりやって
 いないのに…)
 今は、う〜ん、英語で読んでいるという感覚が消えています。音もないし。
 そのままお話の世界にワープしてる状態。何にも考えてない(おい〜)。

 ただ、音なしの言語って、なんとなく不自然というかアンバランス、って本能的に
 感じてるところはあります。
 読書としては音がないほうが快適なのだけど、言語としては不自然。

 だから、音読したい気分のときには音読しています。
 音読というより朗読かなぁ・(実際にはそんなかっこいーもんじゃないけど)

 音なしで読みたいときと、音ありで読みたいとき、両方の欲求が自然に交互にでて
 くる、というか、自分でもどっちの気分になるか、さっぱりわからない、というか。
 (前は自分から好んで音読しようなんて思いもしなかったのに)

 音読するのは、やさしめの本です。発音がわからない単語が多すぎると、
 気持ちよく読めません。3〜6単語の意味としてのかたまりごとにすらっと
 ひといきに音読できると快適って今は思うみたいです。
 人の名前など読みにくいものは音読でもてきとーです。人物が把握できていれば
 音はどうでもいいや、とか。(いいかげんですねー)。

●シャドーイングと多聴

 シャドーイングはあいかわらず、やったりやらなかったり。
 多聴(聞き流し)も、なんとなく気が向いたときに。
 基本的には、読む>聞く なのですが、聞く量がある程度以下になると
 自然に英語の音が聞きたくなります。
 そうやって、なんとなくバランスがとれているみたいです。

●全般

 多読をやっていて面白いなぁ、って思うのは、好きなようにすすめてるうちに
 自然にバランスがとれてくる、ってところです。
 飢えてるときにはがつがつ食べて、ある程度満足したら、ゆっくりあたりを
 見回す気になったり、って。たぶん、4技能(読む・聞く・話す・書く)とも
 どういう順番で、どういう時期に、適期がくるかわからないけれど
 長い目で見たときには、自分なりにバランスはとれてくるんだろうな、と
 思っています。

●報告のおわりに

 いつもいろんな方に支えていただいています。
 ひとりでやってたら、たぶんここまで続けてこれてなかったと思うから。
 いつも、ほんとーに、ありがとうございます。

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この50万語の間に読んで楽しかった本
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(正確には、最近読んだものも入れてるので、60万語分くらいですが)

【絵本】

■Tadpole's Promise

300語ほどの絵本なので、語るとネタバレになりそう。
単純にも楽しめるし、哲学もできます。

■miffyシリーズ

10冊くらいを一気読みしました。こういう世界をずうっと大切にし続ける
Dick Brunaさんの姿勢に、内面の豊かさを感じます。

■The Tale of Two Bad Mice(ピーターラビットシリーズ5)

ピーターラビットのシリーズは、1から9までを読みました。
いまのところ、この5番目のお話が一番好きです。
2匹のネズミが悪行三昧。しかも本人たちに悪意がないところがとても好き。

■Christopher's Harvest Time
by Elsa Beskow

ある秋の日の白昼夢のようなお話。Harvest、ということばのイメージが
実感としてわかります。1920年の出版だそうですが、今読んでも新鮮です。
鶴舞中央図書館所蔵

■The Complete Brambly Hedge

ジル・バークレムの「いばら村」シリーズのコンプリ本。8話収録です。
絵が精密でとにかく素晴らしい。文章は、最初はかなりとっつきにくく
感じました。最初の1話だけ読んであとは半年以上寝かしていました。
イラストがあるからわかりますが、1話が短いわりに登場人物が多いので、
文章だけだとわかりづらいと思いました。
半分くらい読んで、キャラクタが把握できると、あとは楽に感じました。

■The Complete Adventures of Curious George

3周目にして、初めて読みました、Curious George。
面白かったけれど、手こずりました…。
3週間かかって少しづつ読みました。
100万語以前に読んでたら、きっと途中で投げてたと思います。
鶴舞中央図書館所蔵

■Dick King-Smith's Animal Friends Thirty-one True Life Stories

『Babe the sheep-pig』でおなじみの Dick King-Smithの本です。
彼が少年の頃から出会ってきた多くの動物たちの話です。
少年時代に出会ったクジャクや、戦時中にアフリカで出会ったカメレオンや犬の話
などは、楽しいだけでなく時代の感じさせます。
Anita Jeramのほのぼのとしたイラストも素敵です。
残念ながら、Amazon.co.jpでは在庫切れ。お近くの図書館で探してみてください〜。
鶴舞中央図書館所蔵
 
 
【GR】

■PGR2 Gandhi

ひっさしぶりのGRです。GRの中でも特に苦手意識が強かったペンギンリーダーです。
やっとリベンジできました♪
5000語で、この単語制限の中で、これだけのことを伝えられる
編集者の手腕に感嘆しながら読みました。
彼の生き様、信念は、うまくことばにできないですね。
たったひとりでこれほどまでに世界を変えられるんですね。
 
 
【児童書】

■The Secrets of Droon #1

第1章を読んだところで中断して、1年近く寝かしてありました。
今回やっとお気楽に、そんなアホな、とか、やっぱりここはこういう
お約束だよね、など、ツッコミを入れながら楽しく読めました。
でも2冊めにはなぜかまだ手がのびません(笑)。

■Skylark,Clab's Story

『Sarah, Plain and tall』の2作目と3作目です。
こういうしっとりとした世界はいいですね。心の洗濯になります。

■The Butterfly Lion 

読んでしまうのがもったいなくて、
ひと月くらいかけてすこーしづつ読みました。
切なさと透明感があります。

■The Twits

Dahlです。
好みは分かれる本だと思いますが、わたしはけっこう好きです。
悪人がとことん悪人に徹しているところが潔い(という評価は変かなぁ?)
マチルダもチョコファクも未読のまま大事に眠らせてあります。

【MANGA】

■Nausicaa of the Valley of the Wind #1〜#5

はじめてMANGAを読みました。大文字の文章は最初は読みづらく感じましたが
1冊読み終える頃には、けっこう慣れました。
★の数が5つっていうのはわたしの好みであって、万人向けとは
言いがたいです。単語は相当むずかしい(というか日本語でもわかりにくい)と
思います。瘴気に対応することば、これだけ読んでもまだ覚えられません。
 
 
【おまけ】

めずらしく2本ほどDVDを見ました。

■DVD『Rabbit Proof-fence』

またこれ?って声が聞こえてきそうですが、はい、またこれです(笑)。
オーストラリアの先住民族アボリジニと白人の混血である3人の少女が、
白人同化政策体制下で合法の名の元に、故郷から家族から引き離され、
強制的に教育施設に入れられます。
3人は施設を脱出し、徒歩で砂漠を越え、2400km離れた故郷までたどりつきます。
これ、実話なんです。

原書は1度、熱意でキリン読了しましたが、(Lv7)
首を伸ばしすぎて燃え尽きてしまったので(笑)、
いつか読みたいけれど、今は再読する気になれません。
そうだなぁ、2〜3年のうちにはまた読み直したくなるかな(笑)。
キリンしすぎると、後遺症が癒えるのに時間がかかりますね。

■DVD『COSMOS』

1980年にアメリカで制作された天文に関する一般向け科学番組です。
日本でも放映されました。
ボックスセットはDVD7枚、13時間。(やっと3時間見ました)。
音声は英語のみ。(音声だけだとさっぱりわからず白河夜船(^^;)。)
日本語字幕のほかに、聴覚障害者用字幕(English for the hearing impaired)が
ついています。
ナレーション音声をすべてそのまま字幕化してあるので、Listening-Readingが
できて便利です。
(わたしには、日本語字幕より、音と文字が一致しているこちらのほうが
 ストレスが少なく感じました)
字幕はほかに仏、伊、独、スペイン、中国語、がついてます。
科学系がお好きなかたにぜひ。

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以上です。

ここまで長い投稿を読んでくださったみなさま
ありがとうございました。

ではでは、Happy Reading!


▼返答


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