2年&300万語

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/5/16(10:24)]

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3107. 2年&300万語

お名前: ちんげん斎
投稿日: 2004/8/29(02:18)

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ちんげん斎です。

すっかりご無沙汰しています。覚えていてくれる人がどれくらいいるでしょうか?

さて、この8月で多読開始から2年が過ぎまして、
語数は、300万語を越えました。

2002年8月15日スタート
2003年8月中旬、100万語通過(約100万語/年)
2004年1月中旬、200万語通過(約200万語/17ヶ月、100万→200万5ヶ月)
2004年6月初旬、300万語通過(約300万語/22ヶ月、200万→300万5ヶ月)

(1)掲示板から遠ざかっていた理由

一言でいって「語数に対するコンプレックス」です。
200万語の頃に、一年で300万語、400万語読む人と自分を比べて
精一杯読んでいるのにどうして自分はあの人達の半分しか読めないんだろうと
ずっとあせりを感じていました。

掲示板で得られるメリットは大きいけど、
もう助けを借りなくても読んでいける自身があったので
SSSは多読通信だけ読んで1人で好きなものを好きなペースで読んでいました。

300万語まで読んで多少はコンプレックスも解消されたかと思って
再び掲示板を覗いてみると、
今度はみなさん平気で2年で700万語とか800万語とかおっしゃってる。(笑)

わたしの語数コンプレックスは1000万語あたりまでは続きそうです。

隠遁生活の間借りっぱなしになってた「Holes」のビデオも廻しますね。

(2)この2年で変わったこと

随分読めるようになりましたね。
わずか2年前にGRの薄っぴらいやつに
手こずっていたのが遠い昔のようです。

ハリポタも3巻まで読んだし、シェルダンやグリシャムなど
簡単な大人向けPBデビューも果たしました。
自分の中で一番大きかったのは、
ロバート・キヨサキの「Rich Dad、Poor Dad」(金持ちとうさん、貧乏とうさん)が読めたことです。
文学の凝った文章は読めなくても
実用書は読もうと思えば読めるんだと自信が付きました。
読むスピードが遅いのが難点ですけど、
原書が読めるなんて以前は想像もできませんでした。

近頃は、また「Animorps」を読んでいます。
20巻を越えて面白くなってきました。
レベルもなかなかあなどれないです。シェルダン何かよりよほど手強い。

読んだ本は、ここでは挙げませんが、
Blogをつくってメモ書きしていたので
興味がある方はご覧下さい。

[url:http://tingensai.blogtribe.org/]

聞く方も楽になりました。
初めてみる映画でも字幕があれば、
かなりのセリフが聞き取れるようになりました。
字幕があれば字幕になってないセリフまで聞き取れることが多いです。

テレビで洋画を見るときは大抵、副音声で聞いています。
一度見た映画なら楽しめるくらいには聞き取れます。
多読前からすると嘘のようです。
なかには戦争映画みたいに全然手も足もでないのもありますけどね。

かっちょいいセリフはついシャドウイングというか
俳優に続いて真似して言ってみます。

(3)TOEIC

直近のIP受験で無事に800点を超えました。
自慢できるほどではないですが卑下する程でもないので
「TOEICスコアコンプレックス」からは、かなり解放されたようです。

715点、L:400、R:315(2001年06月:多読前)
775点、L:445、R:330(2002年12月、約50万語時点)
770点、L:405、R:365(2003年12月、約200万語時点)
815点、L:430、R:385(2004年07月、約300万語時点)

リーディングセクションが順調に伸びているのが一目瞭然ですね。

以前は文法問題は問題文を読んでも意味が分からず
なにを答えていいのか全くのお手上げでしたが、
いまは問題文を見れば
「はーん、こう言うことが言いたい文章にすればいいんやね。」
ということが判るようになりました。

文章力というか、多少乱れていても英文の流れを「がしっ」と掴む
「英語の足腰」が強くなったのが効いていると思います。

多読以外では仕事でも英語を使う機会はほとんど無いので
スコアアップは純粋に多読の効果だと思います。

(4)シャドウイング

やってません(苦)。

秋男さんが、まだ1000万語いかないときに
「読むだけで、古い映画ならアホほど聞き取れる様になった。」
といっていたのを信じて読む方を優先させています。

うえにも書いたように映画を見ながらセリフを真似するくらいですが、

映画のセリフが聞き易くなったのは、
OSSを含めて酒井先生のシャドウイング指導会に参加したことで、
英語の音がカタカナ変換されずに英語の音のままで
頭に入ってくるようになったのがとても効いていると思います。

(5)書くこと、話すこと

頭の中で英語の会話を想像しているときは、
「これを言いたいときにぴったり来る言い回しを知ってるはず」と
思いますが思い出せません。

喋ろうとすると
水底の泥がもわもわっと舞い上がるように頭の中に
英語の原型みたいのが舞い上がる感じです。

これがちゃんと声に出せる形になって頭の中に浮かぶには
まだもう少しインプットが必要みたいです。

以上のことが
来年にはどの様になっているか大変に楽しみです。
自分の先行きについてこんなに展望が明るいのは
いまのところ多読をおいて他にはありません。

お付き合いいただきありがとうございました。
どなたかのご参考になりましたら幸いです。


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