バナナです。312万語通過報告です。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/5/3(22:45)]

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2075. バナナです。312万語通過報告です。

お名前: バナナ
投稿日: 2004/5/30(01:26)

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バナナです。

■300万語通過

先日300万語を通過しました。
250万語から300万語にかけてわずか50万語ですが、
大きな変化がありました。

250万語までは、読む気があまりおこらなかったです。
「停滞」だったようでもあります。
読みたくはあるけど、なんだか一日1ページくらいしか
進まなくて。

そんなときに、掲示板で以下の2つのようなことを書いてある
(と僕は理解した)投稿を読みました。

■PBの読み飛ばし

一つ目は、間者猫さんだったかな、PBは数ページ読み飛ばし
てもいいんだよね。という投稿。確かにPBだと、数ページ読
まなくても筋が追えれば十分面白いものもありますからね。

それを実感したのが、Micheal Crichtonの Prey。コンピュー
タ、AI、バイオの話が出てきますので、分からない単語は
多いです。特に話の導入部にそういう小難しい話が出てきます。
このへんはさっぱりですね。なんでページ単位で読み飛ばしま
した。そのうち、登場人物もそろい、事件が展開し始めます。
そうすると結構筋は追えるですよね。こういうヒットメーカーの
人は筋だけでも面白いですからね。で読んでいくとそのうち、
今まで読み飛ばしていたコンピュータ分野の用語も多少は
推測がつくようになって。分厚いPBだったのですが、けっこう
楽しめました。最近手を出したTestament(Grisham)はもう少し
読みやすいでしょうか。こちらはPageturnerだけあって、
筋自体が「おおー」というものなので、細かいところはがんがん
飛ばしても大丈夫です。

「読み飛ばし」と一言で言っても
・GRや児童書は、数語からせいぜい数十行程度
・PBはページ単位で読み飛ばして、OK
と、大きな違いがあるんだなと感じています。

これを知っているかどうか、あるいはそんなもんだと無理しない。
そんなたったひとつのことを知っているだけで案外PBは手に届く
ようになるんじゃないかな。と思うようになりました。

■投げ

さらに、こうやって数ページ単位で読み飛ばししてると、
「投げ」するのにも遠慮がなくなりました。途中まで読んでも
つまんなくなったら遠慮しないで「投げ」。一番下に、読んだ本と
投げた本の一覧をつけておきました。PBは読みきったのは2冊、
投げたのは6冊。投げると後腐れなくていいですね。
薄手の本だと我慢して読みきるっていうのができるんですけど、
PBでそれをやると気分がめいって「停滞」してしまいます。

「豪快に投げる」

これもPBに手を出し始めたときに、心得ておいたほうがいいこと
のような気がします。

■好きな分野を遠慮しないで読む

二つ目は、1000万語とか驚異的な語数を読んでいる人は
自分の好きな分野の本をがんがん読んでいるという指摘(こ
れは確か道化師さんの投稿だったと思います)。

「そうだよねー。自分の好きじゃないのを読んでもツマンナイし。
 好きな分野だと、多少わかんなくても読めるんだろうな。そう
 やって読んでるうちにその分野の語彙も増えてますます読みや
 すくなるんだろうな」って思ったんですね。

何かに気兼ねして、あるいは今までとても手が届かないと思って
遠慮してた本も、そういう遠慮なしに、がんがん手を出そう。
レベルが今の自分に合ってるからといって、自分の好みでない
GR(もちろん好きなのもありますが)を読むのはやめよう。
と思ったんですね。

■本の選び方も変えた

で、もともと好きな、ハードボイルド・実用書・科学ものに
手を出しました。
まずは、本の雑誌「2002年ベスト文庫本」や「このミステリ
がすごい」などを読んで、面白そうな本をピックアップ。これは
邦訳の本ですから、日米amazonを調査して、原書を探し
ました。レベルなんか一切関係なしですね。
「Anonimous Rex」「Gun Monkey」とかのハードボイルド本を
買いました。さすがにレベルが高いので、今は本棚に眠っても
らってますが。
ハードボイルドといえば、「Bug Muldoon」をブッククラブで
借りて読みました。なかなかよかったですね。主人公は私立
探偵なんですが、普通の探偵とちがうところは「バッタ」という
ところ。せりふや行動はハードボイルドなんですけどね、やっぱり
設定が「バッタ」というところで妙なおかしさがあります。
NTGもそうですよね。ハードボイルドだけど「少年」とかね。
この分野はけっこう面白い本がありそうですね。

■レベル15の本?

レベルを無視して買ってますので、たぶんレベル15位の
How The Mind Works(Steven Pinker)なども買ってしまいました。
作者は気鋭の心理学者。たぶん、最近の心理学の成果などを
話題巧みに一般の人に分かりやすく書いている本なんだと思います。

・レベル=15
・1ページあたり、400語くらい
・計600ページ

という手を出すのも恐れ多い本ですが、好きな分野なので、買って
しまいました。で読んでみると、けっこう読めるんですね。
そりゃ読み飛ばしますよ、半端じゃなく。運がよければ1ページの
内、1/2位が読める。そうじゃなければ、数ページまるごと読み飛
ばし、ってな感じですが、もともと好きな分野。ところどころ「これ、
あのことが書いてあるんじゃないかな?」というところがあるんですね。
そうすると、なんの話が書いてあるのかが分かる。するとその前後も
なんとなくは分かる。という感じです。その分かる部分の中にも結構
面白い話が書いてあって、読んでてまあまあ楽しいんですね。

「好きな分野の本なら、レベルは思いっきり高くてもなんとかなる」

っていうことなんでしょうね。

数学のパズル本・おもしろ逸話本のWonders Of Numberっていうのを読
みました。これはレベルは、7くらい。でもね、書いてある内容
(数学者の逸話とか数学史とか数学の公式など)は、昔から
興味があってよく読んでいた分野。なんでね、そういうのを
知らない人なら、つまんなくて読めないんでしょうけど、読めるんです
ね。何が書いてあるかは前もって知ってるようなもんですからね。
「日本語でxxというのは英語でxxというんだ。ふーん」て思いながら
読んでました。

■実用書の楽しみ

さらに実用書。一押しは、Bonsaiですが、これはもう掲示板に
投稿したので、ここでは触れません。

「Family And Party Game」は、4歳の自分の子供と遊ぶネタ仕込み
の意味で読みました。ああ、この遊びはあっちでもやってるのねと
いう、なつかしい遊びがありました。そうそうあれを見てて気がついたん
ですけどね、子供のあそびとかパーティゲームの遊びの中で、「言葉遊び」
が数多くあるんですよ。日本だとね、しりとりくらいなもんですよね。
それがね、いっぱいある。なんでなんだろうなーという謎が生まれました。
(こういう謎が増えるのもまた楽しいですね)

■掲示板とそこに投稿されているみなさんへ感謝

「PBを読む」「好きな分野を読む」っていうことに関して
なんていうのかなけっこう大きなBreakThroughができたな。って
感じた50万語でした。

本当にね、掲示板があるから、こういうことができたんだなって
ありがたく思ってます。掲示板がなくて、ああいう投稿がなければ、
「PBを読むのはレベル5になってから」「心理学の本を読むのは
レベル7になってから」なんていう遠慮・気兼ね(?)が今でもある
はずで、そうだとすると、今より「楽しさ−2」の読書しか出来てなかった
と思います。

本当にありがとうございました。

また、掲示板以外でも、直接会ってアドバイスもらったり
いっしょにいろんなことをしたりしていただいてますね。
こちらも本当にありがとうございます。

ではでは、これからもよろしくお願いしますね。

■最後にデータと読んだ本の一覧です。ご参考まで
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語数:250−312万語(+62万語)
ミチル:18ミチル−24ミチル(+6ミチル)
期間:2/15−5/29(3ヶ月強)
本:計46冊(内、投げ8冊)
 GR:1冊
 ・Eagle Of The Ninth(OBW)
 絵本:2冊
 児童書:24冊(投げ1冊)
 ・Captain Underpants 1冊
 ・Mr Majeika 1冊
 ・Nate The Great 5冊
 ・Jigsaw Jones 1冊
 ・The Candy Corn Contest
 ・Sleepovers
 ・Lizzie Zipmouth
 ・Mark spark in the dark(投げ)
 (Jeremy Strong)
 ・My Granny's Great Escape
 ・Karate Princess
 (Louis Sachar)
 ・Marvin Redpost #1,2,4,5,6
 ・Wayside School Is Falling Down
 ・Jonny's In The Basement
 ・Dogs Don't Tell a Joke
 (Michael Morpurgo)
 ・Kensuke's Kingdom
 ・Out Of Ashes

 ペーパーバック:8冊(投げ6冊)
 ・Bug Muldoon
 ・Make Lemonade(投げ)
 ・Tuesday With Morrie(投げ)
 ・Old Man And The Sea(投げ)
 ・Lucky Man(中断)
 ・The Testament(中断)
 (Micheal Crichton)
 ・Prey
  TimeLine(投げ)

 実用書:5冊(投げ0冊)
 ・Bonsai
 ・Family And Party Game
 ・How The Mind Works(Steven Pinker)
 ・Wonders Of Number
 ・It's not how good you are, It's how good you want to be.

 LR/L:6冊(投げ1冊)
 ・Two Lives(CER)
 ・The Beast(CER)
 ・Climb(PGR)
 ・Canterville Ghost(MGR)
 ・Danny The Champion Of The World
 ・Animal Farm(投げ)
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▼返答


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