450万語通過しました。

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[報告] 1771. 450万語通過しました。

お名前: ヨシオ
投稿日: 2004/5/9(16:13)

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みなさん、こんにちは、ヨシオです。5月8日で450万語を通過しましたので報告します。
400万語からは、69日です。

○Face on the Milk Cartonの4巻を読み切った♪

400万語の報告でCaroline B. CooneyのFace on the Milk Cartonの第1巻と2巻を読んだことを
書きましたが、今回は、残りの3巻と4巻を読んで、シリーズを読み切りました♪このシリーズは、
学校のカフェテラスで、牛乳パックに載っている誘拐された子供の写真が、3歳のときの自分であ
ることに気づいたJanieが主人公です。New Jerseyの兄弟たちのJanieに対する複雑な気持ち。2つ
の両親の愛情と悲しみ。Janie自身の自分の存在が引き裂かれたような気持ちが痛いです。また、
Janieを含めてボーイフレンドのReeveやNew Jerseyの兄弟達の成長の話としても楽しめます。

○Holesは面白かった

皆さんの報告を読んでいて、なぜかHolesは難解だと決め付けていました。そのため、しばらく本棚
に置いておいたのですが、5月の連休に実家と往復したので新幹線の中で読み出しました。思って
いたより読みやすく、どんどんお話の中に入り込んで行き、とても楽しかったです。

○450万語通過本

通過本は、Philippa PearceのTom's Midnight Gardenです。実家の静岡の戸田書店に行ったときに、
洋書売り場に寄ったとき、何故だか本に呼ばれたようです。以前、sumisumiさんのサイトで見てか
ら、いつか読んでみようと思っていたからかもしれません。同じ棚にあったStolenとどちらにしよ
うかと迷いましたが、こっちの方が引きが強かったようです(笑)。英語はちょっと難しかったよ
うに思いましたが、庭園の様子とビクトリア朝の生活の描写がとても綺麗です。そして知り合った
少女のHattyとの会話なども楽しく、いい本を読ませてもらいました。もっと英語の本を読んでから、
再読したい気持ちです。

さて、報告です。

○400万語から450万語まで

		Books	 Words
L4 Others	         2	 41,000 
OBW5		1	 24,372 
PGR5		1	 33,000 
CER5		2	 49,000 
L5 Others	         2	 96,000 
PGR6		1	 31,000 
CER6		4	111,722 
L6 Others	         1	 47,000 
L8 Others	         1	 56,000 
		
Total		15	489,094 

面白かった本:(レビュー済み)

○The Voice on the Radio / Caroline B. Cooney / L5
The Face on the Milk Cartonの第3巻。Connecticutに戻ったJanieは、Janie Johnsonとしての生活
に戻り、Reeveとの結婚を夢見る高校生である。ところが、Reeveは、BostonのCollegeに入学し、新
世界に足を踏み入れた。それは、Campus Radio StationのDJである。初めてのOn Airの時、何を話し
ていいか頭が真っ白になったReeveは、Janieの身に起こった誘拐事件をマイクに向かってしゃべって
しまった。Campus RadioだからJanie達には分からないはずだったが、…。ReeveとJanieの仲はどう
なるのか?そして、JohnsonとSpringの両親は。先がどんどん読みたくなります。
○What Janie Found / Caroline B. Cooney / L5
The Face on the Milk Cartonの最終巻である。前巻までより、ちょっぴりSeriousな仕上がりになっ
ている。JanieのConnecticutの父であるFrankは、心臓発作と卒中で意識がなくなり、病院で眠った
ままだ。Janieは、母と一緒に、父の書斎の書類を整理していたとき、H.J.とのタイトルのフォルダー
を見つけた。Janieが見つけたものは、Hannahへの小切手の支払記録。父は、JanieがKidnappedされ
たことを知っていたのか?今回も興味津々。Janieが誘拐された謎が、解けるのでしょうか?お楽し
みに。
○Holes / Louis Sachar / L6
何をやってもうまく行かないStanley。太っているのでいつも学校ではからかわれ、友達も出来ない。
そんなある日、空から臭くて古いスニーカーが降って来た。そのときから彼の生活が変わってしまっ
た。盗みの疑いで逮捕され、砂漠のなかのキャンプに強制的につれてこられた。キャンプでは、毎日
毎日砂漠に穴を掘る作業をさせられる。そんな中で、Zeroと呼ばれる少年と知り合いになる。
100年前の話と現在の話が進行し、色々なところに伏線が隠れている。それが、StanleyとZeroがキャ
ンプから逃げ出すところから、一気に2つの話が結びついてくる。
Newbery賞受賞作で、最初は難解かと心配したが、読みやすく、とっても面白かった。
○Tom's Midnight Garden / Philippa Pearce / L8
Tomは、弟のPeterが麻疹にかかったので、Gwen叔母さんちで夏を過ごすことになった。叔母さん達は、
古くて大きなお屋敷の一部を借りて住んでいる。ある晩、一階の大きな柱時計が13時を打ったことに
気づいたTomは、一階に降りて、裏につながっているドアを開いてみると、何とそこには大きな庭が
広がっていた。そしてその庭で、Hattyという少女と友達になり、毎晩柱時計が13時を打つと、庭に
遊びに出ていた。しかし、その庭は、昼間にいくら探しても見つからなかったのだ。Tomは、いった
いどこに行っているのか。
sumisumiさんのHPで見てからいつか読んでみようと思っていた。少しばかし英語が難しいが、庭の
描写、Hattyとの会話、ビクトリア朝の生活、Tomがいる現在とHattyの時代との接点の不思議、どれ
をとっても先が読みたくなるものばかり。最後はとても心が温まります。
○Arthur, For the Very First Time / Patricia MacLachlan / L4
Arthurは10歳。Arthurの母親が妊娠しているので、今年の夏は、Wrisby伯父とElda伯母の農場で過ご
すことになった。Arthurは、何でもJournalに書き込んでいる。フランス語を分かる鶏のPaulineの
こと。子供を生もうとしている豚のBernadenetteのこと。農場での出来事。そして、活発な少女の
Moiraと知り合いになる。
夏の農場で、誰かのために何かを成し遂げることで、ちょっと大人になったようなArthurである。
題名の意味が最後に分かります。
○Cassie Binegar / Patricia MacLachlan / L4
Cassieは不満です。今までの家から、海岸のSnow Shoreに来たからです。家も小さく、彼女のいる
場所がありません。新しく友達になったMargaret Maryの綺麗で大きな家がうらやましくてなりませ
ん。そんなある日、お祖母さんとHat叔父さんと従姉妹のCoralindaと赤ちゃんのBinnieがやって来る
ことになりました。
不満を一杯抱えていたCassieが、友達や、お祖母さん、叔父さん、そして家族との生活で、少しずつ
成長していき、他人の立場(Defferent Eyeglasses)で人生を見ることが出来るようになってくる。
また、お祖母さんはCassieに、雪をつかんでも(Catching Snow)消えてしまうように、永遠に変わ
らないものはないことを教えてくれた。少女から一歩大人に近づくようすを、家族と自然の中でうま
くあらわしている。
○The Sugar Glider / Rod Neilsen / CER5
PilotのDon Radcliffeは、旧友であり教官でもあるPaul Copemanから、古いDC-4(Sugar Gliderと呼
ばれる)をBrisbaneからMelbourneまで飛ばす仕事を手伝ってくれと言われた。Donは、ようやく娘に
会いにAustraliaに戻ったばかり。飛行機の仕事ばかりで妻に離婚されていた。DonとPaulは、娘の
Judyも一緒に乗せてDC-4で飛び上がったが、どうも気になる仕事らしい。Flight Planに無いWarrangi
鉱山に着き、なにやら荷物を積んで、そこから飛び立ったあと、緊急事態が発生した…。
面白くどんどん読んでいける。Judyが逞しく頼もしい。AustraliaのMurriのこともちょっとばかし知
ることができる。
○All I Want / Margaret Johnson / CER5
Alexは、ちょうど30歳になったばかり。画廊でTemporary Staffとして働いている。いま一番の関心
事は、BoyfriendのBarryと別れて、BossでHandsomeなBradと結婚する事。さて、彼女の望みは叶えら
れるか?
気楽に読めて楽しかった。ドジなAlexには、笑ってしまう。可愛いかもしれないが、同僚にいたら、
ちょっと大変かも。
○Captain Corelli's Mandolin / Louis de Bernieres / PGR6
ギリシアの島に、医者である父親と2人で住む娘のPelagia。静かな島にも戦争の影は否応と無くか
かって来る。イタリア軍が進駐して来た。そして、その中にCorelli大尉がいた。彼は、Mandolinの
名手。PelagisとCorelliとの交流。イタリアの降伏。ドイツの占領。終戦。戦後。そして、何時し
か年が過ぎてゆく…。
GRであるため、かなり圧縮しているのは仕方が無い。イタリア降伏後の悲惨な状況に胸が痛くなる
。戦後の状況は端折られているのか、CorelliのPelagiaへの思いが、少し感じられず、物足りなか
った。原書はよさそうなので、いつか読んでみたいものだ。
○This Time It's Personal / Alan Battersby / CER6
Nat Marleyは、ニューヨーク市警退職の私立探偵。ちょっと寒い春の朝、いつものように事務所に出
てみると、アシスタントのStellaが電話に出ていた。電話を置いた彼女の表情は…。
今回は、Stellaの弟が事件に巻き込まれた。"This Time It's Personal."危険な仕事はしない主義の
Natも、今回は身内が当事者。否応無く危険な事件にかかわっていく。
不法入国者とうごめく影の組織。ManhattanからLong Islandまで。Minorityの世界もちょっと覗けま
す。
○Deadly Harvest / Carolyn Walker / CER6
England南西のPiltonに赴任したJane。彼女は犯罪捜査部門の新しいDetective Chief Inspectorだ。
この静かな田舎に殺人事件が発生。早速、彼女の手腕が問われる。
Graded Readerには、女性が捜査部門のリーダーに抜擢され、周囲の男性との間で苦労しながら、事
件を解決する話がいくつかある。今回も、彼女に不満な男性の間で、徐々に周囲の尊敬を勝ち得てい
くお話だ。話としてもうまくまとまっていて面白い。
○He Knows Too Much / Alan Maley / CER6
Dickは、TraktonのMadras支社長。Traktonは、Indiaでは、独立前からビジネスを展開していた。彼
は、NigeriaからIndiaに来たが、そのうち、支社の中で不正が行われているのに気づく。しかし、
上司に報告しても無視され、さらには早期退職を強制された。Londonに戻ったDickは、妻との関係も
まずくなり、酒浸りの日々であった。そんなある日、昔の部下から手紙を読んだ彼は、不正を明るみ
に出して、復讐しようとするが。
インドと英国の話はGRにはいくつかある。インドの魅力に引き付けられた話とか、インドに溶け込め
なかった話とか。これは、どっちだろうか。最後は、ちょっとばかし都合がいいけど、面白く読めた。
○A Love for Life / Penny Hancock / CER6
Fanellaは子供好き。子供が出来なかったので養子を貰おうとしていた、そんな矢先、Stevenから別
れ話が。一人で養子をもらえるか、と案じるFanella。友達のTeresaの子供が通っている小学校教師
のRodは、ある母親から子供のことでトラブルに巻き込まれる。Fanellaは養子をもらえるか?そして、
Fanellaの恋は成就するか?
ちょっと難しい養子のEllieの存在が話のスパイスになっている。ちょっとばかしスパイスの効いた
ロマンスです。

○これから

NarniaのThe Silver Chairがそのままですし、Walk Two Moonもそのままです(汗)。本は、Amazon
で買うようにしていますが、本屋に行くとまたまた読みたい本が出てきて困ります。また、
The Secrets of Droonにも心が惹かれます。なんとか未読本を減らしながら行きます。

それでは、みなさん、Happy Reading!

▼返答


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