♪乙女気分で200万語♪

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1222. ♪乙女気分で200万語♪

お名前: 涼音
投稿日: 2004/3/16(17:17)

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五百万語報告とか、千万語報告とか迫力のある報告が続いてますが、
そんな中にまぎれ、二百万語&1年経過の報告です。

例によって長文ですので、読み始める前には飲み物、ポップコーン(ポテチも可)
など、ご用意の上、ごらん下さい。

昨年2/6に開始し、百万語通過が9/6、二百万語通過は3/16でした。
最初の百万語に7ヶ月、今度の百万語に6ヶ月ということで、この期間だけ見ると
順調そうに見えますが、この半年は山あり、谷あり、国敗れて山河あり
(なんだ?、そりは?)という感じでした。
百万語越えの息切れもなく、次の1月で30万語という快調な速度で始めたものの、
ここで急に仕事が忙しくなり、もう読む暇がありゃしない。なんとか休み時間とか
1日30分でもと続けたのですが、月5-6万語がやっとという月が続きます。
仕事がひと段落したら今度はゲームにはまってしまって(爆)、年があけてから
ようやく再スタートという感じでした。

主にレベル4を主戦場に、Animorphsを主食とし、百万語到達時に芽生えた少女趣味が
開花^^;;した後は、完全に趣味の世界に入ってしまいました。も〜、Meg Cabot最高!!
夢見る乙女と呼んで下さい(爆)

200万語まできて、読み自体に関してはあまり変化の実感はなくて、あるのは
あ〜、だめだだめだ、低レベルの読みが不足しすぎ、レベルあげすぎ〜という
感じだけなのですが、でも、それ以外の部分ではいろいろと変化がでてきています
ので、その辺をちょっと書いてみます。
(Readingだけではなく、Listeningもやってるので、どっちの成果かはわからない
ところが多いですが。)

★News英語が聞き取れた!!
Listening, Readingをずっと平行してやってきましたが、実は鬼門だったのが
News英語。普通の会話ならかなり高速で話されてもなんとなくはわかる、、、、
気がする^^;;のですが、News英語はさっぱり聴き取れず、謎の暗号だったんです。
で、少しはそちらのたしになるかと、毎日Students Newsとか読んでました。
(残念ながら、今は有料化されてしまったので読んでませんが。)

ブッシュ大統領が選挙対策に月火星探査計画をぶちあげた時がありました。
あのニュースが早く知りたくて、(日本時間の)朝、VOAnews.comを開き、読むので
なく、聞いてみました。これが驚くことに理解できてしまったんですね。
(さすがに細かくはわかりませんでしたが。)
その後、テキストも読みましたが、どうも間違っていない。

あれ〜???と、その後色々聞いたり読んだりしてみたんですが、どうやら興味の
ある話題ならかなりわかる、興味のない話題だと、どんなトピックであるか程度に
わかるようになっていることが判明しました。
今日も、NASAのSedna発見のニュースをわくわくして聞いてました。こういう内容
だと大分わかるみたい。

これ以来、毎朝のnewsチェックはVOAnews.comとJapan Todayとなりました。
自宅でPCの前に居るときはVOAnews.comをながし聞きにしたりとか。
ちょっとINPUTの幅が広がりました。(毎日3000-5000語をLのみ、Rのみ、L/Rの
混合でやってます。)

★TOEICスコアは上がった!!
TOEICのよしあしの議論はSedna軌道のかなたにでもおいといて、っと。
(公転軌道が冥王星の3倍だって>Sedna。全然想像がつかん。。。)

百万語報告では、どうも多読効果が現れているかどうか判然としなかったのですが、
二百万語まできて、どうやら明確に多読効果が現れてきたようです。

      Listening Reading  Total
大昔    205    200    405
2002.06.20 (多聴開始)
2002.07.末 200    235    435 ---> 0万語
2003.01.末 340    200    540 ---> 0万語
2003.02.06 (多読開始)
2003.07.末 345    255    600 ---> 80万語
2003.09.06 (百万語)
2004.01.末 365    295    660 ---> 175万語
2003.03.16 (二百万語)

Listeningを始めると、Listening Partがあがり、Readingも始めると
Reading Partがあがっているという、すごく、わかりやすい結果。
受験している本人の感覚としては、問題に対する回答を見つけ出す能力は
全然変わってないのですが、問題を解くペースを強引に上げられるように
なった感じです。
昨年1月時点では、Reading Partは7章でしたっけ、の長文問題だけ解いて
Time Overでしたが、今回は曲りなりにも全問問題を見ることができましたから。

★Rhythms and Rhymesがほんの少しわかった、、、かな?
10月末ぐらいに読んだRoald Dahl's Revolting がさっぱりつかめず、一時、
かなり激しく落ち込みました。やっぱな〜音楽の才能、っつか、音感ないもん
なぁ、とか。そういや日本の歌きくんでも、曲を先に作って詩を後につけた
ような、音重視の音楽って苦手だしなぁ。。。。とか。
タドキスト大会でRhythms and Rhymesの実際を聞き、体験し、少し、わかった
ような気になり、後はマザーグースのCDとかばかりListeningで使ったりして
ようやく、ホンの少し、その糸口が見えたような気がします。
でも、音を楽しんで読もうとすると、今度は意味が見えなくなるんですね。
どうしたら、音を楽しみつつ、意味を理解できるんでしょう。。。

★図書館の洋書棚が宝の山に変わった
多読を始めた当初、このあたりで一番大きな図書館へ行ってみたんですが、GRは
ないし、まぁ、絵本はあるけども、ちょっとな〜という感じで、がっかりしたん
です。
170万語ぐらいになった時、ちょっと気が向いてもう一度のぞいてみたら、宝の
山に変わってました。いや図書館が変わったのではなくて、私が変わっていた。
Nancy Drewが数十冊そろっているのにはじまり、Anneのシリーズ、
絶版で貴重なFlying Classroom, Secret Garden, Wizard of OZ,Dahlも一杯。
勿論まだ読めそうにないPBも一杯。絵本だって見てみたいものが一杯。
始めた頃には、その価値がわからなかった本たちが皆で、おいでおいでをして
ました。
いやぁ、せめて百万語ぐらいの時にでも一度のぞいていれば、この宝の山に
もっと早く気がついていたのに〜。と、せっせと図書館に通うようになりました。

★一般PaperBackはやっぱり読めなかった^^;;
二百万語記念に、何か一般PBを読みたいと思って、Time Lineを注文していた
のですが、同時注文のほかの本の都合でこれは間にあわず、今も積読。
(う〜、映画公開も終わってしまったというのに。。。。。)
では、ということでLegally Brondeを読んでみたら、たら、たら、読めないこと
はないのですが、ここが笑い所だろうと思うところがわからない。。。
コメディー本でそれはとても悲しいので、1万語ほど読んで挫折。
返り討ちにあってあいまいました^^;;

★本の紹介
ということで、この本!!と思ったものの紹介です。
私にゃ、あかんわ〜という本も入ってます^^;;
定番本は、これだけは書いておこうというものだけ。
ちなみに、☆の数はかなり厳し目です。そうしないと☆5つばかりになるので〜〜

【乙女気分にひたる本】

- Jean Webster "Daddy-Long-Legs" lv6 ☆4つ
"Dear Enemy" lv8 ☆5つ 書評済
 いわずと知れた名作「あしながおじさん」と「続あしながおじさん」。
 こどもの頃、特に続編が大好きで何回も読み、今回、どうしても読みたいと思い
 手にとりました。
 "Daddy-Long-Legs"は孤児院から大学へ行くことになった少女の成長物語。
 "Dear Enemy"はその友人が孤児院の院長となり孤児院改革に取り組む話。
 あまり、一般的には知られていないようですが、お話としては"Dear Enemy"の
 方がぜ〜〜ったいおもしろいです。(ちょっとこども向けとはいいにくい本に
 なってますが。)
 ---------- 書評から引用 --------------
 Sallie McBrideはJudyの依頼でJohn Grier Home孤児院の院長として赴任します。
 同時に赴任してきた医者Robin MacRaeはにこりともしないスコットランド人の頑固者。
 彼女はMacRaeに敵様(Dear Enemy)と名づけます。

 赴任当初はいやいやだったSallieも孤児院の改革を進めるうちに、
 いつしかそこに愛情を抱くようになり、そして彼女の恋人は。。。
 ---------- 引用おしまい --------------
 この2冊読んで、そういやWebsterって他にどんな本書いてるんだろうと
 気になって調べたのですが、若くしてなくなられてしまったみたいで、
 他には殆ど作品がないようでした。
 長生きしてくれれば、きっとおもしろい作品をたくさん残してくれただろうにと
 とっても残念です。

- Meg Cabot "Princess Diaries"
"Princess Diaries Take Two"
"Princess Diaries Third Time Lucky" lv7 ☆5つ 書評済
 同名映画の原作。日本での映画タイトルはプリティプリンセス。
 ごく普通のhigh schoolの生徒Miaが突然、王女だとわかり、というお話。
 なのですが、王女という以外は普通の、というよりかなりおとなしめの少女
 なので、ごくごく普通に恋に悩み、背が高くて胸がないことに悩み、代数の
 成績に悩み、母親の恋に悩み、キスのしかたに悩み、と、もう、気分は完全に
 乙女の心(爆)です。
 この本で、私は完全にMeg Cabotにはまってしまいました。
 代数が苦手なMiaが日記のあちらこちらに代数の問題を書いてますので、
 数学の方程式とか集合計算とかをどう英語で表現するかも知ることができて
 一石二鳥。
 現在このシリーズは4冊と半分(爆)出版されていて、第5巻も今月出版される
 筈。楽しみです。
 ちょっと現代米語表現とかわからない単語が多いのが難で、私には"Dear Enemy"
 より難しく感じられました。
 先日、本屋でちらっと翻訳を見ましたが、う〜ん、確かにああいう訳はありだと
 は思う、思うけれど、あの文章だったら、絶対、私読んでないぞ。
 なんか、あの文章、いや。あ〜原書で読めてほんとに良かった。

- [番外編]Amanda Brown "Legally Blonde" lv9?
 同名映画の原作、日本での映画タイトルはキューティーブロンド。
 最近映画2作目も公開。
 服飾系大学生の主人公が、boy friendにLaw schoolに行くからとふられ、
 その後を追い、Law schoolで弁護士への道をすすんでいくという話。
 いや、おもしろい。多分おもしろいと思うのですが、さすがにキリンの首も
 そこまで伸ばしたら折れるだろうという感じの読み方になって、おもしろい
 筈の部分もわからなくなってきてしまい、本棚にお帰りいただきました。
 すいません。どなたか読んで下さい(爆)

【猫の気分にひたる本】

- Jenifer Bassett "The Best Christmas Ever" lv3 ☆4つ 書評済
 白いブーツをはいた黒猫Pussは、飼い主Jenniとともに都会に引っ越してきます。
 でもそこには緑も少なくひとは冷たく、
 Pussは元の家に帰ろうと飛び出して行ってしまいます。
 飛び出した先でPussが出会う人々、探しているJenniが出会う人々。
 その中でふたりはどちらも都会の優しさも知っていくのです。
 表紙の黒猫の絵にとってもそそられる本。挿絵の猫の表情もとてもgood!!

- Dee Ready "A Cat's Life Dulcy's Story" lv4 ☆4つ
 アトムさんの紹介で読んだ本。
 猫の視点でみた、その猫の一生。すごく猫の気持ちがわかる人だなぁと
 思って読んだら、やっぱり作者は猫でした。。。。。じゃ、なくて、
 作者の飼い猫の実話だったんですね。
 猫を飼っている方なら、飼い猫にやさしい気持ちになれること、うけあいです。

【SFだってやっぱり読みたい】

- K.A.Applegate "Animorphs 2-9" lv4 ☆5つ
 定番です。この百万語の間の私の主食。
 これをSFかというと、う〜〜んなんですが、逆にSFって苦手〜と思ってる方に
 読んでほしい本。
 いえね、SF的には、この異星人達は皆DNAを持ってるってことは、
 人類と同一種が起源なんだろうか、とか、morphingした時の肉体年齢はどうなって
 いるんだとか、そもそも使ってない筋肉なんて使えんだろうとか、質量不変の
 法則はどう落とし前つけるんだ、とか、つっこみ所満載ですが、いいんです。
 どうせ主人公のこども達にもわかってないんですから。(をい)
 これ、どういえばいいんだろう、こどもたちの切ない思いが全編ひしひしと
 つたわってきて、どうにもならない感情を抱かせてくれるんですね。
 1巻だけ読んで今いちと思われた方も2巻を読んでみて下さい。1巻は所詮導入なので
 2巻以降ほど、気持ちの盛り上がりがないようです。
 ただ、ちょっと心配なことがあって、出版されてからちょっと時間がたちはじめ、
 どうも欠巻が発生してきているように見えます。(現在日米のamazonで20巻が
 欠巻でどうも入ってきそうにみえない。他にもあちらこちらと。。。)
 全巻揃えたいのだけれど、間にあうのでしょうか。。。。。

【こどもの心も忘れずに】

- Louis Sachar "Marvin Redpost 3-7" lv2 ☆2つ
 いうまでもない、Marvinです。lv2という割に、なんかすっごく読みにくくて、
 ずっとなんでだろうなぁ、と不思議だったんです。
 7冊全部読みきってから気が付きました。私、この本、好きじゃないんだわ(爆)
 そんなもん全部買って読んでから気がつくなよってなもんなんですが、全部読んで
 ようやくわかった。女の子が主人公なら多少は感情移入もできるんですが(ヲ)、
 男の子では、全く感情移入できなくて。
 う〜む、ひとはそれぞれ、人生色々(?)です。

- Humphrey Carpenter "Mr.Majeikaシリーズ" lv3 ☆3つ
 lv3にしては、そして本の見かけとうらはらに意外と知らない単語が
 多いんですね、この本。が、そんな事はきにならない程、お茶目な本。
 重い本に疲れた時、ただお気楽に読みたい時、読んでいきたい本。

- John Reynolds Gardiner "Stone Fox" lv3 ☆5つ
 定番の小説。なので内容は書評にまかせる。
 いや、実は、これ70万語ぐらいで一度読んでいたんです。その再読。
 読んでいくとわかりますよね。この話、最後の最後で感動させ、泣かせてやるぞ
 って意図がありありと見える(あ、やな奴>私)
 ところが、1度目は、最後のクライマックスシーンの細かい部分が理解できなくて。
 読んだひとならわかると思いますが、この本でクライマックスシーンがわからな
 かったら、一体何のために読んできたか、わからんってな本でしょう。
 悔しくていつか再読してやる〜と思ってました。
 で、リベンジ。いや、しっかり泣きました。職場で読んでたんでとっても困り
 ましたが^^;; 

【柄じゃないけどピクチャーブック】

- Hans de Beer
"Little Polar Bear and the Brave Little Hare" lv1 ☆4つ 書評済
 Little Polar Bearシリーズの第2作という事になるらしいです。
 いや、もう、このくまがふかふかでかわいくて、う〜、誰か、このくま私にくれ
 ってぐらいかわいい。いつまででも見ていたくなる本。
 シリーズのほかの本も見てみたいけれど、図書館にあったのはこれだけ(残念)

- Mem Fox "Possum Magic" lv1 ☆4つ 書評済
 Hanaeさん、お薦めのオーストラリアの絵本。
 ポッサムのPossばあさんは、魔法使い。いろんな魔法を使いますが、
 一番のできはHushをみえなくしたことでした。
 でも、Hushはまたみえるようになりたくなって。
 ほんわかと書かれる文章が魅力です。挿絵がとても奇麗。
 私の同居人のいうことには水彩鉛筆画ではないかということですが、
 私にはよくわかりません。
 ただ、その透明なタッチと微細な書き込みに目を奪われるだけです。
 一見の価値があります。

【GRだってたまにゃぁ読みます】

- Jenifer Bassett "The Phantom of Opera" lv2(OBW1) ☆3つ
 多読開始2冊目で手を出し、名前は読みにくいわ、ストーリー展開はだるいわで
 読みつづけられなくて投げた本。
 120万語で読んでみたら、骨太なストーリーで意外と楽しめました。
 やはり、読めるようになる時期ってものもあるんですね。

- Kenneth Graham "The Wind ofin the Willows" lv3(OBW3) ☆3つ
 二百万語通過本。あれまGRで通過しちまっただよ。
 動物が主人公のほのぼの系なので、そういう本が好きな方にはいいでしょう。
 挿絵が素敵。話のディテールとか、この単語ってどういう動物だ?、っていう
 面は挿絵に随分助けられました。
 でも、読みようによっては、というか、どう考えても、ちょっとやばい話です。
 それはまずいっしょ〜、と。
 原作にあたって、オリジナルの雰囲気を読みたくなったのですが、そうか、
 そうですか、オリジナルはlv9ですか、そうですか。(自爆)

ということで、みなさまも、はっぴ〜り〜でぃんぐ。


▼返答


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