憧れのHolesで300万語通過しました

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10985. 憧れのHolesで300万語通過しました

お名前: きくや
投稿日: 2008/8/20(20:48)

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皆さん、こんにちは。きくやです。
毎日暑いですね〜〜

猛暑の最中、あの砂漠の干上がったGreen Lakeで穴を掘る話を
何も読まなくても…と思ったのですが、
大好きなLouis Sachar様のこの作品でぜひとも通過したいと
願っておりましたゆえ、やっぱり読みました。

読まれた方によって評価や感想はいろいろだと思いますが、
自分にとっては読み応えがあり、新たな魅力も発見しました。
読んでよかったです。

■3周目をふりかえって

・2周目でL2〜3を自分としてはたっぷり読んだせいか、また背伸びが
 したくなり、Alex Rider シリーズを読んで気をよくしていたとき、
 先輩タドキストのマリコさんとAMINOさんにお会いして「Sheldonを
 読むなら、最初は『女医』(原題 Nothing Lasts Forever)がいい」
 というアドバイスをいただきました。さかい先生の、「L3をたくさ
 ん読めば、あとは‘愛’があればなんとかなる」(でしたっけ?)
 というのは本当ですね!
・これが読めてしまったから調子に乗って、何冊か手を出すことになっ
 たのですが、間にL2か3のやさしい児童書を入れるとちょうどいい気
 分転換になりました。5000〜8000語くらいなら、休日の家事の合間に
 1日で読めてしまうからです。
・ただ、もともとミステリを原書で読みたくて、まりあさんに教えていた
 だいたR.B.Parkerにも挑戦してみましたが、話の筋は追えても、会
 話などの‘粋な’味が全くわからず、まだ自分には早いなということ
 が分かりました。後のお楽しみということで本棚に戻しました。

□お気に入りの本&感想

☆Judy Moody #1〜4
  SacharのWayside Schoolの多様なキャラにも仲間入りできそうな、
  個性的な女の子が主人公のシリーズもの。不機嫌だったり、思い
  切りはじけたり、こんな子ども時代がそういえば昔あったかも…
  と感じさせてくれます。イラストもシンプルながら味があり、字
  も大きくて読みやすい。これからも続けてコンプリしていきたい
  シリーズです。

☆Someday Angeline
  There's a Boy in the Girls' Bathroomとともに、Sacharの虜に
  なってしまった作品です。天才と呼ばれる少女の心の内の孤独が
  ひしひしと伝わってきてとてもせつなくなりました。

☆Stormbreaker
  14歳のAlexがイギリス諜報部のスパイとして活躍するシリーズの
  第1作。巻き込まれ型のヒーローですが、日本の作品にありがち
  な設定と違って、ちゃんと伏線が張ってあるので納得。最初から
  アクションが目白押しです。まるで映画を見ているように、イメ
  ージが立ち上がってくるので一気に読みたくなること請け合い。

☆Nothing Lasts Forever
  初PBとして読んだご存知Sheldonの作品。他のものに比べ、ジェッ
  トコースター度は低いかもしれないけれど、その分、三人の女医
  の人物像がくっきりと描かれているように思います。感情移入し
  ながら読めたのがよかった。医療用語はとばし読みです。

☆Message in a Bottle
  同じN.SparksのThe Notebookよりこちらの方がしっくりきました。
  伝説の湯煙オフで、たまこさんが「けっ」と一蹴されて、大受け
  でしたが自分はちょっと違いました。ここまで一人の男性に愛さ
  れたら女冥利に尽きるだろうな、と。自分だったら、ここではど
  うするだろうとか考えながら読むのが楽しかったです。

以上、だらだらと書いてしまいましたが、
暑い中、お付き合いいただいてありがとうございました。

ふりかえってみると、自分一人の試行錯誤や思い込みだけでは
決してここまで順調に来れなかっただろうという感慨ひとしおです。

さかい先生はじめ、
先輩タドキストの皆さんの
助言や掲示板での書き込み、
『多読完全ブックガイド』『ミステリで始める100万語』
などがあったからこその道のりでした。

この場を借りて
あらためてお礼申し上げたいと思います。

それでは、残暑きびしい折、
皆様にはくれぐれもお体に気をつけて
Happy Reading!


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